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観測では、ブラックホールの中心に光子が渦を巻き
いわゆるブラックホールなのですが, これは一般相対性理論に基づく時空解析の結果として事象の地平線が生じるものを総称しているので, 回転していない球対称な質量分布について解いたシュバルツシルト解のイメージだけに限るのは誤解を招きます. 多分現実のブラックホールは軸対称で回転している質量について解いたカー解の方が近いでしょう. そういえば以前Laoxザ・コンの書籍売り場にカー解について解説していた専門書(邦訳されていました)が売っていたのですが, あれは何だったんだろう?
閑話休題
で, 一般的なブラックホールを考えた場合, 条件によっては特異点が事象の地平線で覆われていない, いわゆる裸の特異点が存在する解があります. 有名な物では富松・佐藤解がありますが, 実際にこのような裸の特異点が存在しうるのかどうかはまだまだ議論があるところで, これが一般相対性理論の適応限界をしめしているのかもしれません.
裸の特異点が現れるような状況では, 通常の物理法則が成り立たなくなる(例えば因果律の破壊など)ので, ハードSFでもどんでん返しのネタとして良く使われます. 例えば「竜の卵」の続編「スタークエイク」でもカー解型ブラックホールが使われています.
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
ん? (スコア:1)
見えちゃったらブラックじゃない気が...
Kiyotan
裸の特異点 (スコア:1)
いわゆるブラックホールなのですが, これは一般相対性理論に基づく時空解析の結果として事象の地平線が生じるものを総称しているので, 回転していない球対称な質量分布について解いたシュバルツシルト解のイメージだけに限るのは誤解を招きます. 多分現実のブラックホールは軸対称で回転している質量について解いたカー解の方が近いでしょう. そういえば以前Laoxザ・コンの書籍売り場にカー解について解説していた専門書(邦訳されていました)が売っていたのですが, あれは何だったんだろう?
閑話休題
で, 一般的なブラックホールを考えた場合, 条件によっては特異点が事象の地平線で覆われていない, いわゆる裸の特異点が存在する解があります. 有名な物では富松・佐藤解がありますが, 実際にこのような裸の特異点が存在しうるのかどうかはまだまだ議論があるところで, これが一般相対性理論の適応限界をしめしているのかもしれません.
裸の特異点が現れるような状況では, 通常の物理法則が成り立たなくなる(例えば因果律の破壊など)ので, ハードSFでもどんでん返しのネタとして良く使われます. 例えば「竜の卵」の続編「スタークエイク」でもカー解型ブラックホールが使われています.