アカウント名:
パスワード:
この件では、正直何が問題なのかわからないのですが...
コネが無いから取らないよって大声で言っちゃったから?
民間企業である岩波書店がコネ採用をして何が悪いと開き直るのも手ですが、実質的な就職・求人活動として考えてみます。
岩波書店といえば学術書と小説の出版社で、お客様はそれなりに知的レベルの高い人と考えられます。そして、岩波書店の本の著者というと高名な学者がずらりと並ぶわけです。
そうすると、コネとして一般的にイメージされる無能なボンクラがたまたま知り合いの給料の良い会社に入れるというようなことではなくて、知的レベルとその人脈の保証書としての紹介状を求めているのだと思われます。
思うのですが、こういうコネを取れる環境にない人が、岩波書店に入っても不幸なのではないでしょうか?いわば体が弱いのに肉体労働をするようなものだと思います。
知的レベルはどうかしんないけど、とくに文系の学術書なんて著者もコネというか知り合い関係の広がりが結構、効く世界ですからねえ。たとえば、岩波で本を書いてる学校の先生に推薦状を書いてもらって入る。その人は先生を知っているわけだから、先生の知り合いとも渡りをつけやすいという。
著者側としても知り合い、あるいは知り合いの知り合いが出版社にいると、いろいろ相談もしやすい。
一般の企業でも研究室からの推薦は普通にあるし、あまり特別なことではないかも。ちょっと門戸が狭い程度か。
それなりに名前が通っていて自尊心もある「先生」なら、例え身内だの知り合いだのでもアホの子は推薦しないだろうから(そんな事しらた自分の評判を落とす)、知的レベルも充分に保証されると思いますよ。
まぁ、何の保証も無く、実績も経験も無い新卒採用よりは「採用する根拠がある」かな、と。
ただ、それは「定期」の年次新卒一斉採用として位置付けない方がいいです。新卒採用と言うのは「採用の根拠が無い」と言う同条件の中での採用活動なので、コネは不公平だと言われてしまうわけで、中途採用のように最初から一人一人条件が異なると言う前提なら、不公平も何も無い。
顰蹙を買いたくなければ、「今年は年次新卒一斉採用はしません」と、ただそれだけでいい。
>うむ。コネで入ったヤツが優秀だという保証はまったくない訳だし。
数回の面接と数回の筆記試験で入った奴が優秀だという保証があるなら、わざわざこういう採用基準を選択しないのでは?
たとえ数回の面接と数回の筆記試験で入った奴が多少は優秀だったとしても、募集人数の数百倍の人間に筆記試験や面接をするコストを考えたら縁故で足切りした方が得になる可能性は十分にある。
じゃあもうくじ引きでいいじゃん。
長年書かかずにいなかったことを明記しただけでしょ。
ですから、大臣が動いたことが問題です。
霞が関の競争試験方式ですらも出身大学が偏った過去があって今があるのだし。地方自治体採用にしても同様。 大分県の教員採用なんかモロもいいとこでしたね。
国際的な風潮として機会均等がうたわれてる以上、今回政府として口を出したことは評価します。日本が医療や教育に比べて雇用の機会均等に対する意識が低いのは民族や宗教的な対立が少ないのもあるのかな。アメリカでは履歴書に年齢や性別・写真をつけなかったりしますし、日本としては紹介状を持たない者の機会の除外を看過し、他社が追従したような場合に差別が常態化している国という見方を外部からされるのは非常に大きな損失になりえます。
ただ紹介による採用自体は悪いものでもないでしょう。民間企業の岩波書店としてすべきなのは紹介状を新卒募集をしての「応募条件」とするのではなく、一般的な採用時の優遇条件としての提示とそれを覆す場合の要件の提示と思います。ただ組織として新しい風が入らないというのは時間の経過とともに腐る原因。まぁそこは企業としての存在価値を市場にまかせりゃいいんじゃないでしょうか。
> 今まで多くの応募者に無駄な時間と労力を使わせてきていた
それはない。一応、この業界志望して、まっとうに会社研究()とか業界研究()している学生には、本当に有名な話なんですけどねぃ。もう、20年以上前からそうだったし。名前の知れている企業にかたっぱしからエントリーシート送っちゃうような学生はどうだか知りませんが。
> 多くの応募者に無駄な時間と労力を使わせてきていたのがけしからん
電力各社も入社したかったら近縁、親戚筋に社員がいないか探すのが基本中の基本
岩波書店が近いうちに厚生労働省OBの天下り先になること。(いつもいつも官僚が悪いわけじゃないけど、ごめんよ疲れているんだ)
天下りなんてコネ入社の最たるものなわけだが、天下りの何が悪いの? これを問題だと思わない人は当然天下りも悪いとは思わないんだよね。マジでそういう立場はありうるからそれならそれで一貫していていいと思うけど。
1.コネだけの入社か、2.最低限のコネ+競争結果の入社かの違いですね。
厚生労働省や大臣が動くのもコネというだけで、1.と2.を混同した上で、1.のケースのように感じているのだと思います。
これはたぶん、1.の方が自分たちに身近で、かつ後ろめたいからでしょう。
天下りそのものは基本的に問題はない。天下ってなにもせずにお金だけを持っていくのが問題なのです。天下ってちゃんと仕事して、その仕事に見合った報酬/を持って行く分にはなにも問題ないと思いますよ。
# 後者がどのくらいあるのか知らないけど。
民間企業の天下りはオッケー。
天下りが問題なのは規制される側から規制する側への賄賂の性格を帯びるからですね。これは同じく東電など公的企業への政治家の子弟の就職斡旋なども含まれます。
岩波のケースは同じコネでも出版社と著者の間の関係ですし、第三者、まして役所が口を出すことではないと思います。
大臣にしても、記者の質問に対して「事実関係を把握したい」と答えただけでしょう?これをもって、いかにも大事であるかのように取り上げるメディアの方が問題なんじゃない?
雇用保険だとかに加入している株式会社が不公正な採用するなどうしても勝手にやりたいなら公的な雇用支援制度と関わりのある会社組織にはするなということになる
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
ソースを見ろ -- ある4桁UID
正直 (スコア:1)
この件では、正直何が問題なのかわからないのですが...
コネが無いから取らないよって大声で言っちゃったから?
Re:正直 (スコア:2)
Re:正直 (スコア:3, 興味深い)
民間企業である岩波書店がコネ採用をして何が悪いと開き直るのも手ですが、実質的な就職・求人活動として考えてみます。
岩波書店といえば学術書と小説の出版社で、お客様はそれなりに知的レベルの高い人と考えられます。
そして、岩波書店の本の著者というと高名な学者がずらりと並ぶわけです。
そうすると、コネとして一般的にイメージされる
無能なボンクラがたまたま知り合いの給料の良い会社に入れる
というようなことではなくて、
知的レベルとその人脈の保証書としての紹介状を求めている
のだと思われます。
思うのですが、こういうコネを取れる環境にない人が、岩波書店に入っても不幸なのではないでしょうか?
いわば体が弱いのに肉体労働をするようなものだと思います。
Re:正直 (スコア:2)
知的レベルはどうかしんないけど、とくに文系の学術書なんて著者もコネというか
知り合い関係の広がりが結構、効く世界ですからねえ。
たとえば、岩波で本を書いてる学校の先生に推薦状を書いてもらって入る。
その人は先生を知っているわけだから、先生の知り合いとも渡りをつけやすい
という。
著者側としても知り合い、あるいは知り合いの知り合いが出版社にいると、いろいろ
相談もしやすい。
一般の企業でも研究室からの推薦は普通にあるし、あまり特別なことではない
かも。ちょっと門戸が狭い程度か。
Re: (スコア:0)
それなりに名前が通っていて自尊心もある「先生」なら、
例え身内だの知り合いだのでもアホの子は推薦しないだろうから(そんな事しらた自分の評判を落とす)、
知的レベルも充分に保証されると思いますよ。
まぁ、何の保証も無く、実績も経験も無い新卒採用よりは「採用する根拠がある」かな、と。
ただ、それは「定期」の年次新卒一斉採用として位置付けない方がいいです。
新卒採用と言うのは「採用の根拠が無い」と言う同条件の中での採用活動なので、
コネは不公平だと言われてしまうわけで、
中途採用のように最初から一人一人条件が異なると言う前提なら、不公平も何も無い。
顰蹙を買いたくなければ、「今年は年次新卒一斉採用はしません」と、ただそれだけでいい。
Re:正直 (スコア:2)
人事の費用をケチった結果としてロクでもない社員ばかりになってしまい(しかもコネで入ってるから切るに切れない)
会社の評価が下がるのはこの会社の自業自得だしね。
Re:正直 (スコア:4, すばらしい洞察)
>うむ。コネで入ったヤツが優秀だという保証はまったくない訳だし。
数回の面接と数回の筆記試験で入った奴が優秀だという保証があるなら、わざわざこういう採用基準を選択しないのでは?
Re:正直 (スコア:1)
--どっちもダメかw
Re: (スコア:0)
たとえ数回の面接と数回の筆記試験で入った奴が多少は優秀だったとしても、募集人数の数百倍の人間に筆記試験や面接をするコストを考えたら縁故で足切りした方が得になる可能性は十分にある。
Re:正直 (スコア:2)
じゃあもうくじ引きでいいじゃん。
1を聞いて0を知れ!
Re:正直 (スコア:2, すばらしい洞察)
長年書かかずにいなかったことを明記しただけでしょ。
ですから、大臣が動いたことが問題です。
霞が関の競争試験方式ですらも出身大学が偏った過去があって今があるのだし。
地方自治体採用にしても同様。 大分県の教員採用なんかモロもいいとこでしたね。
ポジショントークとして政府が動いたことは正しい (スコア:2)
国際的な風潮として機会均等がうたわれてる以上、今回政府として口を出したことは評価します。
日本が医療や教育に比べて雇用の機会均等に対する意識が低いのは民族や宗教的な対立が少ないのもあるのかな。
アメリカでは履歴書に年齢や性別・写真をつけなかったりしますし、
日本としては紹介状を持たない者の機会の除外を看過し、他社が追従したような場合に
差別が常態化している国という見方を外部からされるのは非常に大きな損失になりえます。
ただ紹介による採用自体は悪いものでもないでしょう。民間企業の岩波書店としてすべきなのは紹介状を新卒募集をしての「応募条件」とするのではなく、一般的な採用時の優遇条件としての提示とそれを覆す場合の要件の提示と思います。
ただ組織として新しい風が入らないというのは時間の経過とともに腐る原因。まぁそこは企業としての存在価値を市場にまかせりゃいいんじゃないでしょうか。
Re:正直 (スコア:1)
あ、実は逆に今まで書いてなかったのが問題だったりして。 今まで多くの応募者に無駄な時間と労力を使わせてきていたのがけしからん、みたいな。
Re:正直 (スコア:1)
> 今まで多くの応募者に無駄な時間と労力を使わせてきていた
それはない。
一応、この業界志望して、まっとうに会社研究()とか業界研究()している学生には、本当に有名な
話なんですけどねぃ。もう、20年以上前からそうだったし。
名前の知れている企業にかたっぱしからエントリーシート送っちゃうような学生はどうだか知りませんが。
Re: (スコア:0)
> 多くの応募者に無駄な時間と労力を使わせてきていたのがけしからん
電力各社も入社したかったら近縁、親戚筋に社員がいないか探すのが基本中の基本
Re:正直 (スコア:1)
問題点 (スコア:0)
岩波書店が近いうちに厚生労働省OBの天下り先になること。
(いつもいつも官僚が悪いわけじゃないけど、ごめんよ疲れているんだ)
Re: (スコア:0)
天下りなんてコネ入社の最たるものなわけだが、天下りの何が悪いの? これを問題だと思わない人は当然天下りも悪いとは思わないんだよね。マジでそういう立場はありうるからそれならそれで一貫していていいと思うけど。
Re:問題点 (スコア:2, 参考になる)
1.コネだけの入社か、2.最低限のコネ+競争結果の入社かの違いですね。
厚生労働省や大臣が動くのもコネというだけで、1.と2.を混同した上で、
1.のケースのように感じているのだと思います。
これはたぶん、1.の方が自分たちに身近で、かつ後ろめたいからでしょう。
Re:問題点 (スコア:1)
天下りそのものは基本的に問題はない。天下ってなにもせずにお金だけを持っていくのが問題なのです。
天下ってちゃんと仕事して、その仕事に見合った報酬/を持って行く分にはなにも問題ないと思いますよ。
# 後者がどのくらいあるのか知らないけど。
Re: (スコア:0)
民間企業の天下りはオッケー。
Re: (スコア:0)
天下りが問題なのは規制される側から規制する側への賄賂の性格を帯びるからですね。
これは同じく東電など公的企業への政治家の子弟の就職斡旋なども含まれます。
岩波のケースは同じコネでも
出版社と著者の間の関係ですし、第三者、まして役所が口を出すことではないと思います。
若干名のつもりが約千名 (スコア:0)
大臣にしても、記者の質問に対して「事実関係を把握したい」と答えただけでしょう?
これをもって、いかにも大事であるかのように取り上げるメディアの方が問題なんじゃない?
Re: (スコア:0)
雇用保険だとかに加入している株式会社が不公正な採用するな
どうしても勝手にやりたいなら公的な雇用支援制度と関わりのある会社組織にはするなということになる
Re: (スコア:0)