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オーストラリア・カナダ・ニュージランドは、喫煙率がドイツより低く、一人当たりアルコール消費量がドイツより低く、平均寿命がドイツより長いです。貯蓄率はドイツより低いことが現実だが、一方、一人当たりの「財産」のレベルをみれば、オーストラリアもカナダもドイツより高くて、ニュージランドはドイツより若干低いです。その上、オーストラリア・カナダ・ニュージランドの政府の債務の対GDP比はドイツよりずっと低いです。
さらに、オーストラリアとニュージランドの場合、表面的に貯蓄率が低いが、法律により、企業が従業員の給料の9%に当たる金額を従業員が定める民間年金口座に払い込む義務があります。その義務がなければ、企業が同金額を従業員の給料に加えるとすれば、政府の規定によってオーストラリア・ニュージランド人は給料の8.25%位(0.09/1.09)を貯蓄しているということになります。しかし、それが貯蓄率の統計に入らないのです。つまり、事実上オーストラリア・ニュージランド人の方が貯蓄率が高いかもしれません。なお、オーストラリア人やカナダ人はお金を直接貯蓄するより、土地や住宅に投資して財産を蓄える傾向があります。短期的に債務を控えてしまうが、少なくともオーストラリアやカナダの場合、長期的に財産を増やすために、貯蓄するよりいい方法です。
つまり、ヨーロッパ以外をみれば、英語を母国語とする国の方が、ドイツより健康管理を徹して、長生きして、財産をちゃんと蓄える傾向があります。
オーストラリア・カナダ・ニュージランドを日本と比べると似ているような話になります。三つとも、喫煙率が日本より低いです。一人当たりアルコール消費量が日本より若干高いですが、「危険な飲酒」は日本の方が多いようです。平均寿命をみると、オーストラリア人の男性は日本人の男性より長生きするが、女性の方が短いので、男女の統計で日本は若干長いです。しかし、オーストラリアの場合、先住民(アボリジニ)が20年ほど平均寿命が短いです。それを統計から除けば、オーストラリアの方が平均寿命が長いかもしれません。ニュージランドとカナダにも、同様な問題があります。
なお、日本の貯蓄率の方が高いですが、一方日本政府の債務の対GDP比は4-5倍ほどずっと高いです。なお、オーストラリア・カナダの方が、一人当たりの「財産」のレベルが高いです。なお、上述したように、オーストラリアやニュージランドの貯蓄率が表面的に低いように見えますが、事実上より高いのです。
つまり、ヨーロッパ以外をみれば、当論説が掲げる傾向が殆どみられません。ちなみに、極端なケースを除けば、ヨーロッパでも傾向がなくなります。
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本./にもコメントしたけど、この論説は根本的におかしい。 (スコア:2, 興味深い)
オーストラリア・カナダ・ニュージランドは、喫煙率がドイツより低く、一人当たりアルコール消費量がドイツより低く、平均寿命がドイツより長いです。貯蓄率はドイツより低いことが現実だが、一方、一人当たりの「財産」のレベルをみれば、オーストラリアもカナダもドイツより高くて、ニュージランドはドイツより若干低いです。その上、オーストラリア・カナダ・ニュージランドの政府の債務の対GDP比はドイツよりずっと低いです。
さらに、オーストラリアとニュージランドの場合、表面的に貯蓄率が低いが、法律により、企業が従業員の給料の9%に当たる金額を従業員が定める民間年金口座に払い込む義務があります。その義務がなければ、企業が同金額を従業員の給料に加えるとすれば、政府の規定によってオーストラリア・ニュージランド人は給料の8.25%位(0.09/1.09)を貯蓄しているということになります。しかし、それが貯蓄率の統計に入らないのです。つまり、事実上オーストラリア・ニュージランド人の方が貯蓄率が高いかもしれません。なお、オーストラリア人やカナダ人はお金を直接貯蓄するより、土地や住宅に投資して財産を蓄える傾向があります。短期的に債務を控えてしまうが、少なくともオーストラリアやカナダの場合、長期的に財産を増やすために、貯蓄するよりいい方法です。
つまり、ヨーロッパ以外をみれば、英語を母国語とする国の方が、ドイツより健康管理を徹して、長生きして、財産をちゃんと蓄える傾向があります。
オーストラリア・カナダ・ニュージランドを日本と比べると似ているような話になります。三つとも、喫煙率が日本より低いです。一人当たりアルコール消費量が日本より若干高いですが、「危険な飲酒」は日本の方が多いようです。平均寿命をみると、オーストラリア人の男性は日本人の男性より長生きするが、女性の方が短いので、男女の統計で日本は若干長いです。しかし、オーストラリアの場合、先住民(アボリジニ)が20年ほど平均寿命が短いです。それを統計から除けば、オーストラリアの方が平均寿命が長いかもしれません。ニュージランドとカナダにも、同様な問題があります。
なお、日本の貯蓄率の方が高いですが、一方日本政府の債務の対GDP比は4-5倍ほどずっと高いです。なお、オーストラリア・カナダの方が、一人当たりの「財産」のレベルが高いです。なお、上述したように、オーストラリアやニュージランドの貯蓄率が表面的に低いように見えますが、事実上より高いのです。
つまり、ヨーロッパ以外をみれば、当論説が掲げる傾向が殆どみられません。ちなみに、極端なケースを除けば、ヨーロッパでも傾向がなくなります。