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TEAC(ESOTERIC)のD-70 [teac.co.jp]とゆーDACはそれなりの容量のSDRAMを積み込んでいるようですよ。 Chord DAC64 [195.40.133.90]もRAMバッファが売り。
CD1枚分には到底及ばない量ですが。
では何故今頃そんな、時間軸が適当なフォーマットを(少なくともCD-Rに8000円も払う程の音にこだわるプロが)使っているんでしょう?
最終的にはプレスしてCDになるものを、同じフォーマットのディスクを民生機で再生して音質を確かめる等の用途があるのでしょう。フォーマットを変えてしまうと互換性がなくなるし、チェックの意味もなくなってしまう。
個人的にはそれ以外の用途(受け渡し等)にはCD-ROMフォーマット等を使って確実性を重視するようにすべきだとは思うのですが。これからの時代ならネットを通して送信してもいいと思いますし。
なんにしろ、音質を考えるならデジタル部分とアナログ部分をいかに切り離すかが問題でしょう。
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
メディアによって変化する件について (スコア:3, 参考になる)
それとCCCDの音質の場合は、意図的にエラーを生じるようにデータを作っているので、メディア以前の問題ですね。
Re:メディアによって変化する件について (スコア:2, すばらしい洞察)
非常に参考になるリンク、ありがとうございます。また、下に丁寧で参考になるコメントをくださった方にも、ここでお礼をいたします。
さて、くだんのリンク先、まだ全部は読んでいませんが、CD-DAとCD-ROMの違いを理解する事が出来ました。CD-DAにはアドレスデータが無く、つまり時間軸がメディアの方に完全に任されていると言うことですね。それならジッタと呼ばれる物が発生するのも納得できます。(ということは、テープみたいにスロー再生が可能!?)
では何故今頃そんな、時間軸が適当なフォーマットを(少なくともCD-Rに8000円も払う程の音にこだわるプロが)使っているんでしょう?
時間軸がメディアの方に完全に任されているのでは無い (スコア:2, 参考になる)
>つまり時間軸がメディアの方に完全に任されていると言うことですね。
いや、CD-DA規格のシステムは、登場した時点で既に相当に高度なデジタル機器だったので、
一番最初に登場したCDプレイヤーの時点で、コントローラチップ内部に小さなバッファメモリを持っていて、
(現在のポータブルCDプレーヤのような大容量のバッファメモリでは無いですが)
レーザー光とピックアップを使ってCD盤面の微細な凹凸(ピット)から読み出したアナログ情報を、
ADコンバータでAD変換した後のデジタルストリーム情報を、
そのメモリバッファに蓄積して、そのメモリから読み出したデータを、オーディオ再生用のDAコンバータに受け渡して「音」として出力し、
その「出力された音」は、CDプレーヤ内部のライン出力用のアンプで増幅されてから外部へ出力されます。(S/PDIF出力では無く、普通のアナログ音声出力の場合)
つまり、「デジタルデータ」として見た場合には、
バッファメモリを経由した時点で、
CD盤面からピックアップが読み出したストリームのジッタは「遮断」されています。
つまり、「デジタルデータ」は、CD盤面に傷が付いていたり、
極端に酷いCDメディアのせいで、エラー訂正不能な致命的エラーが出ない限り、(原理的には)ジッタ的な(不安定な,不確定な)成分は含みません。
では「何が」ジッタなのか、を考えると、
http://www.tomoya.com/ [tomoya.com] さんが書かれたCDに関する記事に書かれている通り、
「ピックアップを駆動しているモーターやアクチュエータが、激しく動けば動くほど、
当然それによって、CDプレーヤの『電源ライン』の出力に変動が起こる。
つまりパワーソースの電力の変動=ノイズ成分となる。」
という事のようです。
つまり、CDやCD-Rディスクの品質が悪くて、読み取りミスが多かったり、
ジッタ成分が多かったり、偏芯していて回転ムラが多かったりすると、
それをリカバーする為にCDプレーヤ内部の駆動部が激しく酷使され、
電源出力に微細な変動が続き(ノイズ成分が出続け)、
その電源のノイズ成分が、『間接的に、』CDプレーヤ内部のアナログのプリアンプやポストアンプに混入して音が悪くなる。
現在なら、SD-RAMメモリで1GBを搭載することも簡単なので、
外国の超高級オーディオ機器メーカーが作ってるかもしれませんね。
1枚のCDのデータを、再生前に全てCDプレーヤ内のRAMメモリに転送して、
駆動部分を全て停止した後で、電力消費量の変動が少ないプロセッサーを使ってRAMから読み出して再生する方式のCDプレーヤを。
自己訂正します・・・、CD-DA規格は非同期では無いん (スコア:1)
自分の書き込みの技術的な間違いに気が付いたのですが、
CD-DAの音声出力DAコンバーターの同期クロックは、
読み取りピックアップから出力される、CD盤面から読み出されたクロックを流用しているために、
CDから読み出されたストリームに載ったクロックと分離されておらず、
非同期では無いんですね。
CD-DA規格を完全に理解していないのに発言してしまいました。
うーん、でも、腑に落ちないのは、
光ピックアップからの信号をAD変換する際にも、
それによって作られたデジタルストリームを音声に変換するDA変換時にも、
どちらも、CDから読み出されたクロックを流用するような形になっているのでしょうか?
もしそうなら、CD-DAの規格を考えた人たちって変だなぁ。
(と、自分の恥を誤魔化すために現実逃避。
それは誤解です (スコア:0)
蛇足かもしれないですが、一応、他の人の為に解説。
ピックアップがレーザー光によってCDの盤面から吸い上げた信号は、光の強弱によるアナログ信号です。この信号をサンプリング
Re:自己訂正します・・・、CD-DA規格は非同期では無い (スコア:0)
ピックアップの信号から抽出したクロック(リードクロック)
を機器の基準発振器のクロック(リファレンスクロック)と
比較して、その差分をスピンドルモーターの駆動信号に還します。
これがいわゆるCLVの一般的な原理です。
で、DA変換に
そうですよね (スコア:1)
このトピック内の、他の人の書き込みを読んでいるうちに、
『音声出力時のDA変換のクロックも、
CDから読み出されるデータのジッタにつられて揺らぐ』と勘違いしてしまいました。
私はCDドライブに対する知識は無いので、
8bitパソコン時代に、制御して遊んだFDDドライブの構造と読み取り原理を元にして、
盤面のデータに織り込まれたリードクロックを理解しているつもりです。
CD(CD-DA)のエラー訂正方式は、
CIRC(Cross Interleave Reed-Solomon Code)なので、
最小限、C1エラーとC2エラーを訂正する為に必要な分のRAMバッファを内蔵していなければ、
CD-DA規格として音を出すことは不可能なはずなので、
どう考えても、音声出力のDAは非同期にする方が論理的ですよね。
(最近のポータブルCDプレーヤや高級CDプレーヤの様に、
数メガバイトもの大容量バッファRAMを搭載していた訳では無くても。)
C2エラーが大量に出てしまうほど盤面の状態が酷かったり、
CIRCエラー訂正用のRAMバッファが底を付いてしまうほど酷い
サーボミスによる回転ムラが起これば、
その部分のデータは、CDプレーヤ側のプロセッサーが、
無理矢理に補完してつじつまを合わせるので、
完全に音が悪くなるはずですが、
そこまで酷くは無いレベルのジッタが、本当に『デジタルレイヤー』で
音に影響するのかどうかが疑問です。
電源からアナログ回路に回り込むノイズ成分によって音が悪くなるという論理ならば、
おおむね納得できるのですが。
Re:時間軸がメディアの方に完全に任されているのでは (スコア:1)
TEAC(ESOTERIC)のD-70 [teac.co.jp]とゆーDACはそれなりの容量のSDRAMを積み込んでいるようですよ。
Chord DAC64 [195.40.133.90]もRAMバッファが売り。
CD1枚分には到底及ばない量ですが。
Re:時間軸がメディアの方に完全に任されているのでは (スコア:1)
Re:時間軸がメディアの方に完全に任されているのでは (スコア:1)
垂れ流し形式だからエラー補正があるかもしれないけど
パソコンの一般的なデータと違って厳密な同一性が取れない。
っていうのは、間違いでしょうか?
Re:メディアによって変化する件について (スコア:1)
最終的にはプレスしてCDになるものを、同じフォーマットのディスクを民生機で再生して音質を確かめる等の用途があるのでしょう。フォーマットを変えてしまうと互換性がなくなるし、チェックの意味もなくなってしまう。
個人的にはそれ以外の用途(受け渡し等)にはCD-ROMフォーマット等を使って確実性を重視するようにすべきだとは思うのですが。これからの時代ならネットを通して送信してもいいと思いますし。
なんにしろ、音質を考えるならデジタル部分とアナログ部分をいかに切り離すかが問題でしょう。
スロー再生 (スコア:0)
PLLがロックする範囲内なら、手でメディアの速度を落としても再生速度変わる機体がありますよ。プレーヤ壊す覚悟で実験して下さい(笑
でも、その時のサンプリング周波数ってどうなってるんでしょうか...
Re:スロー再生 (スコア:0)
Re:メディアによって変化する件について (スコア:0)
使わざるを得ないのでしょう。
憶測ですが、実プレーヤで再生する環境が必要だとか(MP3などじゃ駄目?)、マスタリングにはCD-Rしか使えないとか。
Re:メディアによって変化する件について (スコア:0)
ここで言うジッタとは、大まかに言えば、盤上のピットの歪みだと思ってかまいません。きれいに線上に並んでいないだとか、ピットの形自体が歪んでいるだとか、ピットのピッチがまちまちだとか…。
で、それがなぜ問題かというと、そのジッタに合わせてピックアップが微小な運動を行うためです。
あなた以外にも勘違いしている人が多いようですが、このCD-Rの目標といている事は「データの正確な読み出し」ではありません。現状、普通の市販のCD-Rでも、普通のCDプレイヤーでほぼ完全にデータの読み出しができることは
あ、かぶった(^_^; (スコア:0)
一足遅かった。