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>降雨量が 25 〜 40 % も減少して
原論文のタイトルに"Modest Reduction in Precipitation"とあるように,"こんなに大幅に減って大変だ!"というのではなく,"やや少なめになった"ととらえるのが正しい気がします.
今までは,人口の急減(ただし異論もある)や文明の全面的な崩壊から,この時期に非常に大規模で過酷な干魃や気候変動があったのではないか?と考えられていました.でも調べてみたら,確かに干ばつはあったものの,言われていたほど酷いものでもない,というのが明らかになったよと.
そこまで過酷ではない干魃が続いただけで文明が大規模に崩壊したことに関しては,恐らくしばらく穏和な気候が続いた間に人口がめいっぱい増えていたため社会/自然環境が気候変動に対し余裕がない状況になっていて,そこに「それほどひどくはないが長期間の干魃」がやってきたことであっさりと限界を超えて崩壊したのではないか?という予想ですね.
これを「処理能力ギリギリいっぱいで冗長性のないシステムにちょっとだけ負荷増やしたら全面崩壊した」と言い換えるとどこかで聞いたような話に!
現在の文明が、同じ目に遭うのかどうかに興味がありますね。
気候変動に関する最近の研究をちらちら見ていると、温室効果ガス絡みに関してはもはや影響は避けられない、という論調のものが多いように感じています。(直ちに強力な温室効果ガス排出削減を行ったとしてももう間に合わない)
マヤの時代と違うのは、良い点としては
- 今後の気候変動についてある程度予測する手段があること- それに備えるための農業技術が色々とあること(機械化した大規模農業、品種改良、肥料・土壌改良・灌漑技術など)- 現在の文明は全地球的規模になっているので、(やろうと思えば)農業適地の変動を吸収する余地があること
悪い点としては
- ドンパチする武器が発達していること
今のところ、軍事的に強い国が農業的にも強いから、このあたりは今後100年くらいのスパンでは大丈夫かなあ、などと楽観的に考えていますが。
数万年数十万年かけて溜まった地下水の半分を数十年で使ちゃったりしているので100年は無理そう。
ニワトリを脳死にしてまで生産性を追求してる現代温暖化により予想される気候変動やっぱ、崩れるときは全面崩壊して文明の維持すらできなくなるんだな。
一行毎に無関係なことを書けるというのはある意味才能な気がする。
>一行毎に無関係なことを書けるというのはある意味才能な気がする。
文明崩壊に至る原因の一部が前段2行という内容に読めませんか。そうですか。#更に行間を読んだりもしませんか、そうですか。
前2行と最後の行の間に因果関係がないのでそうは読めません。
> #更に行間を読んだりもしませんか、そうですか。行間を読んだと称して、書いてもいないことを妄想して読み出す人っていますよね。
独立した事象に因果関係を求めるのもやぶさかではないですが、アレげにはその妄想力が必要なんです。#/.Jではスルー力も期待されている。
> #/.Jではスルー力も期待されている。
nemui4は頭おかしいからスルーしよう。と思われたいのならこの調子でがんばってください。
AC様のおっしゃるとおりでございます。
#日記に書き散らしてる駄々漏れ文に「聞かれてもいないのに書くな」とか毎度レスポンスくれるのもありがたいことではありますが。
シュメール文明がそういう崩壊過程だったのでは、というのが「古代文明と気候大変動」という本にありました。狩猟・採集型小集団だったら狩場を移動すればすんでいたが、文明化して灌漑施設を整備し都市化して人口を集中させると、文明は小規模・短期間な災害には万全の対策であったが、未曽有の災害に対してはぎゃくに脆弱であったと。
この本では、現代にみられる例としてニューオーリンズ(ミシシッピ河口δ地帯につくった都市)を引いて、「100年ごとに訪れる洪水に対しては安全になったが、1000年、1万年に一度の洪水に関しては無事を祈るばかりである」と、どこかで聞いた話に!
でも100年に1度レベルのは対策して、1000年に1度レベルの災害に対しては祈るだけ。ってのは現実解としての落としどころだと思うんだよねぇ……
> 1000年に1度レベルの災害に対しては祈るだけ。> ってのは現実解としての落としどころだと思うんだよねぇ……
その割り切り方は災害が起こった後にあれこれ人手をかけずに事態を放置しておいても問題がないなら場合に限って有効。
「人手をかけずに事態を放置しておいても問題がない」からその手段を取るのではありませんよ。「いざ起きた時に切り捨てる範囲と、対策に必要なコストが吊り合わない場合」にその手段を取るのです。
この切り捨てる範囲ってのは時として全人類を含み得ます。
隕石が降ってきて地球全土がマグマに覆われる場合に備えて一千垓円投資するよりは、その災害が発生した場合には大半の人類を切り捨てることにして、災害が起きないように祈るってのは普通に行われてる事です。
つまり。人それを杞憂と呼ぶ。
ああ、そうじゃなくてこの本は「そもそもそんなとこに定住すんな」なの。
「100年ごとに訪れる洪水に対しては安全になったが、1000年、1万年に一度の洪水に関しては無事を祈るばかりである」と、どこかで聞いた話に!
「100年ごとに訪れる津波に対しては安全になったが、1000年、1万年に一度の津波に関しては無事を祈るばかりである」と、どこかで聞いた話に!(例えば、福島第一原子力発電所他多数)失敬!
祈りが天に通じなかったのは信心が足りなかったからでしょうか。東電に津波と原発平癒のお寺を建立してもらおう。#各地の原発付近に続々と立ったりして。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
ニュアンスが違うかも (スコア:2)
>降雨量が 25 〜 40 % も減少して
原論文のタイトルに"Modest Reduction in Precipitation"とあるように,"こんなに大幅に減って大変だ!"というのではなく,"やや少なめになった"ととらえるのが正しい気がします.
今までは,人口の急減(ただし異論もある)や文明の全面的な崩壊から,この時期に非常に大規模で過酷な干魃や気候変動があったのではないか?と考えられていました.
でも調べてみたら,確かに干ばつはあったものの,言われていたほど酷いものでもない,というのが明らかになったよと.
そこまで過酷ではない干魃が続いただけで文明が大規模に崩壊したことに関しては,恐らくしばらく穏和な気候が続いた間に人口がめいっぱい増えていたため社会/自然環境が気候変動に対し余裕がない状況になっていて,そこに「それほどひどくはないが長期間の干魃」がやってきたことであっさりと限界を超えて崩壊したのではないか?という予想ですね.
これを「処理能力ギリギリいっぱいで冗長性のないシステムにちょっとだけ負荷増やしたら全面崩壊した」と言い換えるとどこかで聞いたような話に!
やばい、今年は2012年じゃないか! (スコア:2)
現在の文明が、同じ目に遭うのかどうかに興味がありますね。
気候変動に関する最近の研究をちらちら見ていると、温室効果ガス絡みに関してはもはや影響は避けられない、という論調のものが多いように感じています。(直ちに強力な温室効果ガス排出削減を行ったとしてももう間に合わない)
マヤの時代と違うのは、良い点としては
- 今後の気候変動についてある程度予測する手段があること
- それに備えるための農業技術が色々とあること(機械化した大規模農業、品種改良、肥料・土壌改良・灌漑技術など)
- 現在の文明は全地球的規模になっているので、(やろうと思えば)農業適地の変動を吸収する余地があること
悪い点としては
- ドンパチする武器が発達していること
今のところ、軍事的に強い国が農業的にも強いから、このあたりは今後100年くらいのスパンでは大丈夫かなあ、などと楽観的に考えていますが。
Re: (スコア:0)
数万年数十万年かけて溜まった地下水の半分を数十年で使ちゃったりしているので100年は無理そう。
Re: (スコア:0)
ニワトリを脳死にしてまで生産性を追求してる現代
温暖化により予想される気候変動
やっぱ、崩れるときは全面崩壊して文明の維持すらできなくなるんだな。
Re: (スコア:0)
一行毎に無関係なことを書けるというのはある意味才能な気がする。
Re:ニュアンスが違うかも (スコア:1)
>一行毎に無関係なことを書けるというのはある意味才能な気がする。
文明崩壊に至る原因の一部が前段2行という内容に読めませんか。
そうですか。
#更に行間を読んだりもしませんか、そうですか。
Re: (スコア:0)
前2行と最後の行の間に因果関係がないので
そうは読めません。
> #更に行間を読んだりもしませんか、そうですか。
行間を読んだと称して、書いてもいないことを妄想して読み出す人っていますよね。
Re:ニュアンスが違うかも (スコア:1)
独立した事象に因果関係を求めるのもやぶさかではないですが、
アレげにはその妄想力が必要なんです。
#/.Jではスルー力も期待されている。
Re: (スコア:0)
> #/.Jではスルー力も期待されている。
nemui4は頭おかしいからスルーしよう。
と思われたいのならこの調子でがんばってください。
Re:ニュアンスが違うかも (スコア:1)
AC様のおっしゃるとおりでございます。
#日記に書き散らしてる駄々漏れ文に「聞かれてもいないのに書くな」とか毎度レスポンスくれるのもありがたいことではありますが。
Re: (スコア:0)
そこまで過酷ではない干魃が続いただけで文明が大規模に崩壊したことに関しては,恐らくしばらく穏和な気候が続いた間に人口がめいっぱい増えていたため社会/自然環境が気候変動に対し余裕がない状況になっていて,そこに「それほどひどくはないが長期間の干魃」がやってきたことであっさりと限界を超えて崩壊したのではないか?という予想ですね.
シュメール文明がそういう崩壊過程だったのでは、というのが「古代文明と気候大変動」という本にありました。
狩猟・採集型小集団だったら狩場を移動すればすんでいたが、文明化して灌漑施設を整備し都市化して人口を集中させると、
文明は小規模・短期間な災害には万全の対策であったが、未曽有の災害に対してはぎゃくに脆弱であったと。
この本では、現代にみられる例としてニューオーリンズ(ミシシッピ河口δ地帯につくった都市)を引いて、
「100年ごとに訪れる洪水に対しては安全になったが、1000年、1万年に一度の洪水に関しては無事を祈るばかりである」と、
どこかで聞いた話に!
Re: (スコア:0)
でも100年に1度レベルのは対策して、1000年に1度レベルの災害に対しては祈るだけ。
ってのは現実解としての落としどころだと思うんだよねぇ……
Re:ニュアンスが違うかも (スコア:2)
> 1000年に1度レベルの災害に対しては祈るだけ。
> ってのは現実解としての落としどころだと思うんだよねぇ……
その割り切り方は災害が起こった後にあれこれ
人手をかけずに事態を放置しておいても問題が
ないなら場合に限って有効。
Re: (スコア:0)
「人手をかけずに事態を放置しておいても問題がない」からその手段を取るのではありませんよ。
「いざ起きた時に切り捨てる範囲と、対策に必要なコストが吊り合わない場合」にその手段を取るのです。
この切り捨てる範囲ってのは時として全人類を含み得ます。
隕石が降ってきて地球全土がマグマに覆われる場合に備えて一千垓円投資するよりは、その災害が発生した場合には大半の人類を切り捨てることにして、災害が起きないように祈るってのは普通に行われてる事です。
つまり。人それを杞憂と呼ぶ。
Re: (スコア:0)
ああ、そうじゃなくてこの本は「そもそもそんなとこに定住すんな」なの。
Re: (スコア:0)
「100年ごとに訪れる洪水に対しては安全になったが、1000年、1万年に一度の洪水に関しては無事を祈るばかりである」と、
どこかで聞いた話に!
「100年ごとに訪れる津波に対しては安全になったが、1000年、1万年に一度の津波に関しては無事を祈るばかりである」と、
どこかで聞いた話に!(例えば、福島第一原子力発電所他多数)
失敬!
Re:ニュアンスが違うかも (スコア:1)
祈りが天に通じなかったのは信心が足りなかったからでしょうか。
東電に津波と原発平癒のお寺を建立してもらおう。
#各地の原発付近に続々と立ったりして。