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電話の音声から振り込め詐欺を検出する技術が開発される」記事へのコメント

  • 精度ってなんだよ、、、
    • by Anonymous Coward on 2012年03月20日 20時20分 (#2120605)

      こういうのの精度を示すときは、普通はPrecision(適合率)と再現率(Recall)を表記するのがお作法ですね。
      Precisionとは、詐欺と判定した件数のうち、正解の割合を示します。
      Precisionが低いと、普通の電話を詐欺呼ばわりしまくることになるので、苦情が相次ぐでしょう。
      Recallとは、詐欺を見つけられた割合を示します。
      Recallが低いと、詐欺電話を見逃す割合が高く、システムとして使い物になりません。

      例えば、「振り込め詐欺の電話」のサンプル数が100、「普通の電話」のサンプル数が200であり、
      このシステムでそれらを識別したところ、以下のような結果が出たとします。
      詐欺電話を正しく見分けられた件数(True Positive)=90, 詐欺電話を誤って普通扱いした件数(False Negative)=10,
      普通電話を誤って詐欺扱いした件数(False Positive)=15, 普通電話を正しく見分けられた件数(True Negative)=185
      このときPrecision=TP/(TP+FP)=90/105=85.7%、Recall=TP/(TP+FN)=90/100=90% となります。

      ここで産経のニュースを見ると、「振り込め詐欺の典型的な通話を50回繰り返し、声の変化を90%以上検知することに成功した」とあります。
      記者が発表を誤解していないと仮定すると、この場合の「精度」とはRecallのことを示すと考えられます。
      邪推すると、まだこのシステムのPrecisionは低い(普通の電話を詐欺扱いする可能性が高い)のかもしれませんね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        recallは精度とは言わないでしょう。
        precisionやaccuracyを精度といいます。

        実際、普通の通話を500回繰り返したら500回詐欺だと判定したとしても、詐欺電話を50回したときに45回詐欺だと判定したならばrecallは90%になる。

海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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