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見当違いかも知れませんが、日本人の行動特性を考える時に、「農耕民族」の特徴では無いかと、つい短絡的に考えてしまいます。農耕民族は、基本的に毎年決まったパターン化され、また同一の作業を行うため、敢えて自分の意思を明確にしなくても、みんなと同じような行動さえしていれば、集団生活が成り立つのに対し、狩猟民族は、より多くの獲物を獲得するために、ダイナミックなコミュニケーションが必要で、速やかな意思決定と個々の情報発信が重要な行動になるのかと思います。
そもそも民主主義も狩猟民族ならでは発展したもので、現在でも日本にはマッチしていない・うまく活用できていないように思っています。日本の政治には、日本流の民主主義が必要かと。
能弁か否かは、単純に農耕と狩猟ではないですね。
日本の場合、近世から(場所によっては近代まで)多くの人が狭い土地に縛り付けられて暮した影響でしょう。為政者達も、被支配者達も、互いの利害も普段の行いも知悉しているので能弁である必要がなかった。
古代ギリシアは奴隷制で、上層階級は互い対等な一種の経営者同士ですから、言葉によってポリス内外に対する政策を調整する必要がありました。
中世ヨーロッパはよく判りませんが、人口密度が低いこと、森での牧畜への依存が高かったことを考えると、顔を突き合わせて暮す割合が少ない分くらいは、言葉が強かったかも知れません。
近世以降の欧米は、人間の移動量が大きくなりますから、見ず知らずの人間同士が、言葉で互いの人物を確かめ利害の調整をする必要がずっと大きくなりました。
現代の平均的な日本人なら、江戸時代末期の平均的な日本人よりかなり能弁でしょうし、今でもジャングルや北極圏で暮す狩猟民族よりは、きっと能弁だと思います。
脱線しますが、司馬遼太郎が「日本の首相より、ジャングルの族長の方がずっといい顔をしているなぜなら、彼の判断に、文字通り一族の生死が掛かっているからだ」と言っていますね。
「農耕民族=日本」「狩猟民族=欧米」っていう比喩は誰が始めたんだろうね農耕に移行したのも西洋より遅く、今でも漁にたよる割合が比較的大きいという意味では日本って少なくとも先進国の中では一番「狩猟民族」なような気がするけど
米と麦じゃ面積あたりのカロリーが全然違うから、米のほうが断然多い日本人つーより東アジア全体に言えることだけど米を主要なカロリー源とする地域だと、基本的に米を生産するのが最も効率がいいこれが、小麦とかになると生産効率がかなり下がるから。他のカロリー源との差が少なくなるしそもそも西洋は、緯度が高いからあまり農耕に向かない、とくに痩せた土地だと雑草でも育つ動物を狩猟したり飼育して食料を得るほうが現実的ってところもあったから。単に農耕への移行時期だけで判断するべきじゃないよ
農耕に必要なコミュニケーションだったら、大概村の中で完結するよね顔見知り同士でなら別にダイナミックなコニュニケーションなんてのは必要無いでしょ速やかな意思決定もそれは農耕そのものには必要無いでしょ。農耕は、年単位の作業なんだから第一大抵の動物は自分の身を守るぐらい知性は、持っているし。命掛かってる以上死ぬ気で向かってくる。迅速な意思決定が出来なけりゃ返り討にされるよ。
利権調整するのは大概村の顔役だろ別に村の構成員全員一人一人が行う必要はない、襲撃者に関して言えば、そもそも和解する気のない相手にコミュニケーションなんて意味がない利害が一致しようが無いんだから村内部である程度組織化して対抗するしかないでしょその村の構成員には、自分の土地、財産、作物を守るっていう共通のメリットがある以上その中で不必要な争いはあんまり起こらないだろうし
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
「農耕民族」の特徴かも? (スコア:1)
見当違いかも知れませんが、日本人の行動特性を考える時に、「農耕民族」の特徴では無いかと、つい短絡的に考えてしまいます。
農耕民族は、基本的に毎年決まったパターン化され、また同一の作業を行うため、敢えて自分の意思を明確にしなくても、みんなと同じような行動さえしていれば、集団生活が成り立つのに対し、狩猟民族は、より多くの獲物を獲得するために、ダイナミックなコミュニケーションが必要で、速やかな意思決定と個々の情報発信が重要な行動になるのかと思います。
そもそも民主主義も狩猟民族ならでは発展したもので、現在でも日本にはマッチしていない・うまく活用できていないように思っています。日本の政治には、日本流の民主主義が必要かと。
Re:「農耕民族」の特徴かも? (スコア:1)
能弁か否かは、単純に農耕と狩猟ではないですね。
日本の場合、近世から(場所によっては近代まで)多くの人が狭い土地に縛り付けられて暮した
影響でしょう。為政者達も、被支配者達も、互いの利害も普段の行いも知悉しているので能弁
である必要がなかった。
古代ギリシアは奴隷制で、上層階級は互い対等な一種の経営者同士ですから、言葉によって
ポリス内外に対する政策を調整する必要がありました。
中世ヨーロッパはよく判りませんが、人口密度が低いこと、森での牧畜への依存が高かったこと
を考えると、顔を突き合わせて暮す割合が少ない分くらいは、言葉が強かったかも知れません。
近世以降の欧米は、人間の移動量が大きくなりますから、見ず知らずの人間同士が、言葉で互い
の人物を確かめ利害の調整をする必要がずっと大きくなりました。
現代の平均的な日本人なら、江戸時代末期の平均的な日本人よりかなり能弁でしょうし、
今でもジャングルや北極圏で暮す狩猟民族よりは、きっと能弁だと思います。
脱線しますが、司馬遼太郎が「日本の首相より、ジャングルの族長の方がずっといい顔をしている
なぜなら、彼の判断に、文字通り一族の生死が掛かっているからだ」と言っていますね。
Re: (スコア:0)
欧州と日本で違いがあるとしたら、欧州では、為政者が他の民族になることも多かったことと、未開拓の土地がそれなりにあったことかな。焼き払われた村やアメリカ大陸も含めて。為政者と仲良くできるなら、そういう意思を表明しないといけないし、できないなら影響の及ばない土地に行って、そこで交渉してうまくやらないといけない。
日本だと、よそに行っても耕作する土地はないし、別の民族の支配を経験した人も少ない。動くよりも留まった方がメリットが大きいから、人の動きの流動性が乏しい。そういう社会だったから、意思を表明する機会が少なくて、それが民族性に結びついているんじゃないのかな。
Re: (スコア:0)
Re:「農耕民族」の特徴かも? (スコア:1)
「農耕民族=日本」「狩猟民族=欧米」っていう比喩は誰が始めたんだろうね
農耕に移行したのも西洋より遅く、今でも漁にたよる割合が比較的大きいという意味では日本って少なくとも先進国の中では一番「狩猟民族」なような気がするけど
Re: (スコア:0)
米と麦じゃ面積あたりのカロリーが全然違うから、米のほうが断然多い
日本人つーより東アジア全体に言えることだけど
米を主要なカロリー源とする地域だと、基本的に米を生産するのが最も効率がいい
これが、小麦とかになると生産効率がかなり下がるから。他のカロリー源との差が少なくなるし
そもそも西洋は、緯度が高いからあまり農耕に向かない、
とくに痩せた土地だと雑草でも育つ動物を狩猟したり飼育して食料を得るほうが現実的ってところもあったから。
単に農耕への移行時期だけで判断するべきじゃないよ
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
農耕に必要なコミュニケーションだったら、大概村の中で完結するよね
顔見知り同士でなら別にダイナミックなコニュニケーションなんてのは必要無いでしょ
速やかな意思決定もそれは農耕そのものには必要無いでしょ。農耕は、年単位の作業なんだから
第一大抵の動物は自分の身を守るぐらい知性は、持っているし。
命掛かってる以上死ぬ気で向かってくる。迅速な意思決定が出来なけりゃ返り討にされるよ。
Re: (スコア:0)
動物相手のコミュニケーションや意思決定と人間相手のコミュニケーションや意思決定を比べたらどう考えても後者の方が高度だろ。
だいたい農業が村の中で完結するなんてどこの桃源郷ですか?水利権に代表される村の外にある利権を他の村と調整できないと即戦争ですよ?たまたま狩猟中に出会わないと争いにならない狩猟とは質が違う。どっちも今いる場所から逃げらんないからな。
狩猟による生産物はおおむね保存が効かないけど農業生産物は保存できるってのも重要。狩猟村襲っても何もないけど、農村襲えば1年分の食料が手に入る。この世で一番恐しいのは生きている人間だよ。
Re: (スコア:0)
利権調整するのは大概村の顔役だろ
別に村の構成員全員一人一人が行う必要はない、
襲撃者に関して言えば、そもそも和解する気のない相手にコミュニケーションなんて意味がない
利害が一致しようが無いんだから
村内部である程度組織化して対抗するしかないでしょ
その村の構成員には、自分の土地、財産、作物を守るっていう共通のメリットがある以上
その中で不必要な争いはあんまり起こらないだろうし