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形があるものを作るのに比べて、コピーの手間が少ないのでUIの研究を重ねてベストと信じるパラメータを手に入れてもすぐに複製されちゃう。
ものを作るときの工程に与えるパラメータは直ぐには真似できないものもあるというのに……Appleに味方するわけではないけど何だか悲しいです。
# 勿論、複製しにくい部分はあるけどUIは特にね、という
この特許の場合、物を地面に落としたときや引き戸を勢いよく閉じたときに生じるバウンスという物理現象をコピーしただけですよね。現実世界側で一般的な法則等ををソフトウェア化するだけで新規性が認められ特許が取れるなんてIT業界は楽ちんだなとショッピングカート特許のころから思っています。
現実世界側で一般的な法則等ををソフトウェア化しようと思いつく人がそれまでいなかったってことでは。コロンブスの卵だな。
>現実世界側で一般的な法則等ををソフトウェア化しようと思いつく人がそれまでいなかったってことでは。
本質的な話、「現実世界で当たり前のことをソフトウェア化したら特許」はそもそも成立するべきではありません。それはコロンブスの卵でもなんでもなく、単に新しい土地に昔からある風習を持ち込むタイミングだけだからです。たとえばバーチャルの世界で餅を焼いたら膨らむということは特許、とかと変わりません。その土俵が現実世界だろうがバーチャルの世界だろうが餅を焼いたら膨らむというのは特許が認められるべきものではなく、初めてバーチャルの世界に持ち込んだのは俺だという輩が現れても特許は認められるべきではありません。
おっしゃるとおりで、「持ち込むこと」自体は特許としては認められません。ではどういう時に認められるかというと、「持ち込むことにより、新たな価値を生む」と考えられる時です。価値というのは効果と読み替えても良いです。そして「当業者において”持ち込むこと”が容易に想定できたか」がもう一つの指標。
今回の件で言えば、「バウンスという表現は現実を反映したものにすぎないか」というよりは、「バウンスにより端であることを示すことは新しいか」と「バウンスによりユーザに与える効果はあるのか」が大事という感じになります。例えば「端にきたら破れる」とかも一種の”現実の再現”ですが、それをココに導入して意味はそのくらいあるか、と。周囲を光らせる、終わりを示すダイアログを出す、などと比較して、「容易に思いつくものではなく」しかも「効果がある」かが焦点(効果がデカいかどうかはあまり問題じゃないです)。
・・・それを踏まえた上で、バウンスはトレードマークにはなっても特許になるような技術じゃないよなぁ、というのは同意。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
特許だと言われるとなんだかな、だけど……ソフトウェアってホント苦労が報われない (スコア:-1)
形があるものを作るのに比べて、コピーの手間が少ないので
UIの研究を重ねてベストと信じるパラメータを手に入れてもすぐに複製されちゃう。
ものを作るときの工程に与えるパラメータは直ぐには真似できないものもあるというのに……
Appleに味方するわけではないけど何だか悲しいです。
# 勿論、複製しにくい部分はあるけどUIは特にね、という
Re: (スコア:0)
この特許の場合、物を地面に落としたときや引き戸を勢いよく閉じたときに生じる
バウンスという物理現象をコピーしただけですよね。
現実世界側で一般的な法則等ををソフトウェア化するだけで新規性が認められ特許が取れるなんて
IT業界は楽ちんだなとショッピングカート特許のころから思っています。
Re: (スコア:1)
現実世界側で一般的な法則等ををソフトウェア化しようと思いつく人がそれまでいなかったってことでは。
コロンブスの卵だな。
Re:特許だと言われるとなんだかな、だけど……ソフトウェアってホント苦労が報われない (スコア:1)
>現実世界側で一般的な法則等ををソフトウェア化しようと思いつく人がそれまでいなかったってことでは。
本質的な話、
「現実世界で当たり前のことをソフトウェア化したら特許」はそもそも成立するべきではありません。
それはコロンブスの卵でもなんでもなく、
単に新しい土地に昔からある風習を持ち込むタイミングだけだからです。
たとえばバーチャルの世界で餅を焼いたら膨らむということは特許、とかと変わりません。
その土俵が現実世界だろうがバーチャルの世界だろうが
餅を焼いたら膨らむというのは特許が認められるべきものではなく、
初めてバーチャルの世界に持ち込んだのは俺だという輩が現れても特許は認められるべきではありません。
Re:特許だと言われるとなんだかな、だけど……ソフトウェアってホント苦労が報われない (スコア:1)
おっしゃるとおりで、「持ち込むこと」自体は特許としては認められません。
ではどういう時に認められるかというと、「持ち込むことにより、新たな価値を生む」と考えられる時です。価値というのは効果と読み替えても良いです。
そして「当業者において”持ち込むこと”が容易に想定できたか」がもう一つの指標。
今回の件で言えば、「バウンスという表現は現実を反映したものにすぎないか」というよりは、「バウンスにより端であることを示すことは新しいか」と「バウンスによりユーザに与える効果はあるのか」が大事という感じになります。
例えば「端にきたら破れる」とかも一種の”現実の再現”ですが、それをココに導入して意味はそのくらいあるか、と。
周囲を光らせる、終わりを示すダイアログを出す、などと比較して、「容易に思いつくものではなく」しかも「効果がある」かが焦点(効果がデカいかどうかはあまり問題じゃないです)。
・・・それを踏まえた上で、バウンスはトレードマークにはなっても特許になるような技術じゃないよなぁ、というのは同意。