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http://www.netl.doe.gov/publications/proceedings/09/CO2/pdfs/5289%20Oh... [doe.gov]
燃焼廃ガスに窒素が混じらないのでCO2回収がしやすいとか、熱媒流体に水分や硫黄酸化物が入らないので腐食しにくいといったあたりがメリットでしょうか(いや知りませんが)。鉄ビーズというのは重く動力を要する割に反応面積が小さく、また反応器自体を削り取るので、工業的にはナンセンスです。これも資料の方では酸化物を(何かバインダーで?)固めたペレットまたは粉末のようです。
窒素酸化物が出来ないのもメリットかなー。還元された鉄を酸化鉄に戻すときに空気を使うとしても、窒素を巻き込まないなら意味があるかも。
そう言われてみると、触媒ならともかく、石炭を燃やす酸素の供給源の酸化鉄ビーズが直径1.5ミリって、ちょっと大きすぎるような。もっと細かくないと表面積的に効率悪いですよね。
蒸気タービン回して発電なんて用途向きでは無さそうですね地域暖房の熱源+回収したCO2の産業利用などには使えるのかな?
仮に金属鉄まで還元するとしても 2Fe2O3 + 3C → 4Fe + 3CO2 鉄1モルに対して燃焼する炭素は0.75モル 鉄56kgを持ち上げて降ろすと9kgの炭素を燃やせる? ・・・全く成立しそうにないけど考え方間違えてるかな・・・
あと石炭灰の性状が何も書いてないけど、こんなのできれいに炭素が抜けた灰になるんだろうか。 炭素多いとセメント屋さんが引き取ってくれないぞ。アメリカだと埋めちゃうだけかもしれないけど。
還元反応器試験の Coal Volatile (CH4) て項目も謎。そりゃ揮発分の主成分はメタンかもしれんが、やっかいなのは重質タールの類なわけで。 これ実際に普通の揮発分の石炭で動かしたらタールで配管閉塞してオワタになっちゃわないか。
この研究の要点は、鉄56kgを使うことで、酸素24kgを運んで、炭素9kgを燃やすことです。
炭素を燃やすといった目的でみるなら、酸化鉄の方が酸素ボンベより格段の高密度で酸素を含んでいると言えるのが面白いですね。
灰の質やらタールやらは、既にノウハウを持っているのか考慮外なのかよく判りません。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
発表資料がありましたよ (スコア:1)
http://www.netl.doe.gov/publications/proceedings/09/CO2/pdfs/5289%20Oh... [doe.gov]
燃焼廃ガスに窒素が混じらないのでCO2回収がしやすいとか、熱媒流体に水分や硫黄酸化物が入らないので腐食しにくい
といったあたりがメリットでしょうか(いや知りませんが)。
鉄ビーズというのは重く動力を要する割に反応面積が小さく、また反応器自体を削り取るので、工業的にはナンセンスです。
これも資料の方では酸化物を(何かバインダーで?)固めたペレットまたは粉末のようです。
Re:発表資料がありましたよ (スコア:1)
窒素酸化物が出来ないのもメリットかなー。
還元された鉄を酸化鉄に戻すときに空気を使うとしても、窒素を巻き込まないなら意味があるかも。
the.ACount
Re: (スコア:0)
そう言われてみると、
触媒ならともかく、石炭を燃やす酸素の供給源の酸化鉄ビーズが直径1.5ミリって、ちょっと大きすぎるような。
もっと細かくないと表面積的に効率悪いですよね。
Re: (スコア:0)
蒸気タービン回して発電なんて用途向きでは無さそうですね
地域暖房の熱源+回収したCO2の産業利用などには使えるのかな?
Re: (スコア:0)
仮に金属鉄まで還元するとしても
2Fe2O3 + 3C → 4Fe + 3CO2
鉄1モルに対して燃焼する炭素は0.75モル
鉄56kgを持ち上げて降ろすと9kgの炭素を燃やせる?
・・・全く成立しそうにないけど考え方間違えてるかな・・・
あと石炭灰の性状が何も書いてないけど、こんなのできれいに炭素が抜けた灰になるんだろうか。
炭素多いとセメント屋さんが引き取ってくれないぞ。アメリカだと埋めちゃうだけかもしれないけど。
還元反応器試験の Coal Volatile (CH4) て項目も謎。そりゃ揮発分の主成分はメタンかもしれんが、やっかいなのは重質タールの類なわけで。
これ実際に普通の揮発分の石炭で動かしたらタールで配管閉塞してオワタになっちゃわないか。
Re: (スコア:0)
この研究の要点は、鉄56kgを使うことで、酸素24kgを運んで、炭素9kgを燃やすことです。
炭素を燃やすといった目的でみるなら、酸化鉄の方が酸素ボンベより格段の高密度で酸素を
含んでいると言えるのが面白いですね。
灰の質やらタールやらは、既にノウハウを持っているのか考慮外なのかよく判りません。