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>コンピュータが勝つという事はどういう意味があると思いますか。
コンピュータはにんげんよりけいさんがはやいです。
ってだけの話だと思うが。
問題に最適化したりパワー向上にかなり時間がかかっちゃいましたね。 こんなんじゃ個別の問題解決が限界で、汎用的な高度AIなんて夢のまた夢ですね。
というのもあるか。
マジレスすると、コンピュータが負けても『にんげんはコンピュータよりけいさんがはやいです。』とはならないので、コンピュータが勝っても、それによって『コンピュータはにんげんよりけいさんがはやいです。』ということが判明したわけではない。コンピュータの計算速度がすでに人間のそれを超えていることは、将棋を持ち出すまでもなく明らかな事実だよ。
コンピュータと人間の対戦を行う意義は、
本気モードの戦いに注目が集まっています
にあると思う。とにかく注目が集まるんだよ。そしてコンピュータが勝てば、コンピュータ将棋が一定の技術水準に達したということが一般の人にもわかりやすいので、さらに注目が集まる。『何手先読みできるようになった』『何万例の定跡データベースを持っている』では、その分野の研究者でないと伝わらない。この注目をどのように生かすかは、コンピュータ将棋研究者、対戦するプロ棋士、将棋連盟やドワンゴそれぞれの立場によって異なるだろうと思う。
コンピュータの計算速度というのは、現在のコンピュータ将棋では重要なファクターだと思いますよ。Puella αの開発者の伊藤さんは、電王戦に関するこの記事 [ascii.jp]で、アルゴリズム等はやることなくなったけど、ハードの進化で計算速度が速くなるのでソフトを開発しなくてもコンピュータは強くなると言っています。また、同記事には、思考時間が5分を過ぎると人間の方が深く読めると書かれてもいます。そこが深く読もうとすればするほど計算量が膨大になってしまうコンピュータと不要な読みをどんどんと捨てて深く読める人間の現在の分岐点なんでしょうね。
ちなみに、さきほどニコ生の電王戦中継の中で、五戦目の挑戦者の三浦八段が30秒で数百万手を読むコンピュータには楽勝だけど、数億手のコンピュータと時間の短い勝負をすると分が悪いと言うような話をされていました。
数学者がどのように数学の証明をひらめいているのかも実に不思議だ。少なくとも計算機科学でよく出てくるような、ありうる記号の並びをすべて数え上げて正しい証明になっているものだけを拾い上げるという手順を実行しているようには見えないのだが。
それは速いほど(メモリもいるけど)先が読めると言う話で勝ったor負けたから人間と比較して速いとか遅いという話じゃない。PCの性能が高いほど有利になるのはそりゃ当たり前の話。
# アルゴリズムも停滞してるだけでそのうちまたブレークスルーが来るだろうね。何十年後かもしれないけど。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
意味? (スコア:0)
>コンピュータが勝つという事はどういう意味があると思いますか。
コンピュータはにんげんよりけいさんがはやいです。
ってだけの話だと思うが。
問題に最適化したりパワー向上にかなり時間がかかっちゃいましたね。
こんなんじゃ個別の問題解決が限界で、汎用的な高度AIなんて夢のまた夢ですね。
というのもあるか。
Re: (スコア:4, 興味深い)
マジレスすると、コンピュータが負けても『にんげんはコンピュータよりけいさんがはやいです。』とはならないので、
コンピュータが勝っても、それによって『コンピュータはにんげんよりけいさんがはやいです。』ということが判明したわけではない。
コンピュータの計算速度がすでに人間のそれを超えていることは、将棋を持ち出すまでもなく明らかな事実だよ。
コンピュータと人間の対戦を行う意義は、
本気モードの戦いに注目が集まっています
にあると思う。とにかく注目が集まるんだよ。そしてコンピュータが勝てば、
コンピュータ将棋が一定の技術水準に達したということが一般の人にもわかりやすいので、さらに注目が集まる。
『何手先読みできるようになった』『何万例の定跡データベースを持っている』では、その分野の研究者でないと伝わらない。
この注目をどのように生かすかは、コンピュータ将棋研究者、対戦するプロ棋士、将棋連盟やドワンゴそれぞれの立場によって異なるだろうと思う。
Re:意味? (スコア:4, 興味深い)
コンピュータの計算速度というのは、現在のコンピュータ将棋では重要なファクターだと思いますよ。
Puella αの開発者の伊藤さんは、電王戦に関するこの記事 [ascii.jp]で、アルゴリズム等はやることなくなったけど、
ハードの進化で計算速度が速くなるのでソフトを開発しなくてもコンピュータは強くなると言っています。
また、同記事には、思考時間が5分を過ぎると人間の方が深く読めると書かれてもいます。
そこが深く読もうとすればするほど計算量が膨大になってしまうコンピュータと
不要な読みをどんどんと捨てて深く読める人間の現在の分岐点なんでしょうね。
ちなみに、さきほどニコ生の電王戦中継の中で、五戦目の挑戦者の三浦八段が
30秒で数百万手を読むコンピュータには楽勝だけど、
数億手のコンピュータと時間の短い勝負をすると分が悪いと言うような話をされていました。
Re:意味? (スコア:2, 興味深い)
何十手も先の、もっと先の局面に向けて、今のこの一手が「いや、なんか違う」とか「これしかない」と閃くことがあるじゃないですか。
「読める」というレベルの具体的な一手一手を読む範囲ではない、ずっと先の局面が「見える」ときってあるじゃないですか。
しかも一瞬で。
あれって何なんでしょうね。
あれも計算なのかな。
Re: (スコア:0)
数学者がどのように数学の証明をひらめいているのかも実に不思議だ。少なくとも計算機科学でよく出てくるような、ありうる記号の並びをすべて数え上げて正しい証明になっているものだけを拾い上げるという手順を実行しているようには見えないのだが。
Re: (スコア:0)
それは速いほど(メモリもいるけど)先が読めると言う話で勝ったor負けたから人間と比較して速いとか遅いという話じゃない。
PCの性能が高いほど有利になるのはそりゃ当たり前の話。
# アルゴリズムも停滞してるだけでそのうちまたブレークスルーが来るだろうね。何十年後かもしれないけど。