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第二次ラッダイト運動
19世紀のラッダイト運動が杞憂に終わったのは生産の拡大が経済の拡大を促し、経済の拡大が雇用を生むという循環ができたためで、雇用の創出ペースが機械が奪う雇用を上回るという条件が成立している必要があるわけで、機械が雇用を奪うこと自体が否定されたわけではありませんね。
ここのところ米国など先進国で雇用の伸びが鈍化しているのは度々指摘されていることで、機械が経済を発展させ、経済の拡大が雇用を生むという循環がうまく回っていないことが原因の可能性はあると思いますよ。
背景としては、やはり自由貿易が進展したことで、労働集約的な産業は国外に頼ることができる、ということがありそうですね。世界経済が単一なら雇用の増大のペースも一様でしょうが、現実はたとえば中国のような重商主義的な政策を取ったり資本規制を行いつつ経済を発展させている、という具合に国ごとに規制や何かが異なるので雇用の創出が一様ではなくなるのは道理です。
それと、もともと先進国の経済の拡大の速度は鈍化してますから、機械が発展して雇用を奪うペースが、経済の拡大を上回っているということもあるかもしれません。
究極的には、機械のおかげで働かずに住む世界が実現するのがいいような気もしますけど、まだまだ遠い夢でしょうね。
>それと、もともと先進国の経済の拡大の速度は鈍化してますから、機械が発展して>雇用を奪うペースが、経済の拡大を上回っているということもあるかもしれません。
説明するまでもなく経済の拡大はますます鈍化していきますよねアメリカや日本は成長神話を掲げてやってきたけど、おそらく欧州あたりはもともとそんな場当たり的な対応は考えていなくて、だから100年以上前から労働時間の短縮やワークシェアリングに真剣に取り組んできたのでしょう
今でもテレビとかで番組のまとめに「乗り越えるためには、新しい産業へのシフトなどが必要」とか「新しい需要の掘り起こしが必要」みたいなことを言うことが多いですが、そういうのを聞くたびに「そんなことはずっとどの企業も努力してきてるだろうし、そうじゃないだろ」と思います
ようするに……早く週休3日制にしましょうよ
いわゆるロボットには生産性はあっても創造性は皆無。＃AIが発達したら違うのかもしれませんけど
ロボットに何をさせるか（つまり何を作るか）の絵図面を描ける人（＝創造性を持っている人）はロボットを使って新しい商品なりサービスなりを生み出せるので、それで対価を得られる。
創造性のない人は何も生み出せないのでまさにごくつぶし状態になるだけなので、かえって生きにくい世界になるんじゃないでしょうか？
元スレでも言われてますけど、機械が代替できる程度の単純労働ではなく、機械には（少なくとも当分は）できないことをやる/やれるようになるべきですね。＃ツアー旅行のベテラン添乗員の仕事っぷりとか、絶対ロボットにはできないと思う
>創造性のない人は何も生み出せないのでまさにごくつぶし状態になるだけなので、>かえって生きにくい世界になるんじゃないでしょうか？
衣食住が機械のおかげで無料で手に入るようになったら、創造性は他人にお任せして日がな好きなことやって暮らしますよ私なら。
そうだなあとりあえず何か適当なプログラム書いて遊んで、電子工作かなんかしてあと本読んで楽しく暮らすと思う。
# 今とやってることがあんま変わらないような
適当なプログラム書いて遊んで、電子工作かなんかして、本読んで暮らすことはロボットにはまだできないですから、それができるようになるまではロボットの代わりにやってあげればいいんじゃないでしょうか。今はまだロボットでもできることをフル機能の人間がやってるわけで、非効率ですよねー。
とりあえず何か適当なプログラム書いて遊んで、電子工作かなんかして
それは創造性じゃないの？
創造性のない衣食住なんて、なんて味気ない生活だろう。
衣や住はあまりぴんとこないかもしれないけど、食は成果物が全く同じとしても、製造過程そのものに対してある程度の価値を感じる事は不可避なんじゃないかな。親が作ってくれた食事、配偶者が作ってくれた食事、お客をもてなすために作る食事...作ること自体に意味があると思う。#でも、メシマズはかんべんだ
＞衣食住が機械のおかげで無料で手に入るようになったら、
何故、機械の生み出したものが無条件で共有財産になるのだろうか？
つまり機械の保守をすることでその機械から対価として得られれば良いわけですね。
#ロボット1台に人間が1人張り付いて必死で見守っている図(いまとそんなに変わらないな)
＞#ロボット1台に人間が1人張り付いて必死で見守っている図(いまとそんなに変わらないな)チェインバーの「監視」をしているレドのことか。
それって、まさに中世の貴族の生活ですよね。
多分そのころの農奴って人間と思われてなくてロボット同然だったんだろうな、と思います。
いえ、まがうことなき(マルクスの説いた)共産主義の生活ですよ
消費側のマスがつぶれていくことで、創造的であっても需要が限られる段階が来てるのでは？
たとえば＞ツアー旅行のベテラン添乗員臨機募集の団体ツアーがなくなるなど。＃分限者の旅行はなくならないだろうけど専属になるか、雇い主専属で面倒を見る人間と現地ガイドに再分化するとか
無粋かつコメントの本流とは違う話だけど、機械が奪う雇用の代わりに 機械を作る雇用が発生すると思うんだ。無駄な人口は増えるべきじゃないのさ、って誰の言葉だっけ。
手で畑を耕してた人が 鍬の発明で鍬に対して文句言うくらい、失業者の主張は滑稽だと思うんだ。鍬が出てきたなら 鍬の使い方とか 鍬の作り方とか 鍬に変わる更なる発明を考えるとか、人生なんて普遍じゃないと気付くべきなのさ。それで淘汰されるならそれを受け入れればいいじゃない。敗北者ってそういうもんじゃろ。
// 負けてもいいじゃない楽しければ
千歯こきが後家殺しと呼ばれた歴史を無視するのですか？生産用の機械でも、需要を満たせばそれ以上は不要なのですよ。後はより高度なものを提供するかメンテナンスか。
千歯こきがダメなら手こきをすればいいじゃない
--下品なのでIDで
無視ってかそもそも話題に上ってなくね
> 需要を満たせば経営者的視点で言えば高い人件費より安い機械運営費を使いたがるから「需要はある」と言わざるを得ないでしょ。そこに情とか仁義とかを挟むのはお門違いだ。安くていいもの、ってのが日本人の美徳であり企業体の自然な在り方なのだから。
後家殺しされた未亡人は別の仕事しただろうさ。こきばしに拘るなら一緒に心中するだろうに。生きるために必死になれってことじゃないの。できないならしねとまでは言わないが
ほとんどの場合 機械が奪う雇用 >> 機械を作る雇用 じゃないでしょうかね。
自由貿易云々と言うより、単純に市場の拡大に限界が見えたから、だと思うのですが。UCよろしくコロニーなり緑化した惑星なりに人類の生活圏を広げる日がこない限り、経済の拡大には限界があるのでは無いでしょうか。#技術革新による需要の創造なんて、現在の資本主義が必要とする規模に全く追いつかないです。
お約束だけど、機械を壊す為のツルハシでも売ればいいのかな。
つるはしを作るための機械がいるね！
そのツルハシはメキシコ製か中国製。アメリカ人労働者はツルハシなぞ作っていては生活の質を維持できないのです。
リモコン操作で警察に鹵獲されそうになったら自爆して出処がわからないようになっている､機械打ち壊しロボットの商品化がオススメ｡
この一言に集約されてしまうのですけど、”何で日本の左派なひとは「成長」が嫌いか” http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-8159.html [cocolog-nifty.com]
人々が豊かになるための原資は、けっきょく経済成長によってひねり出す以外に方法はないんです。経済成長してもみんなが豊かになれないというなら、再分配手法のほうを議論すべき。これが世界の左派のスタンダードなのです。構造改革だって左派がルーツ。
でも日本の左派はは何故か「経済成長では人々は豊
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機械打ち壊し運動でもやってろ (スコア:0)
第二次ラッダイト運動
Re:機械打ち壊し運動でもやってろ (スコア:4, 興味深い)
19世紀のラッダイト運動が杞憂に終わったのは生産の拡大が経済の拡大を
促し、経済の拡大が雇用を生むという循環ができたためで、雇用の創出ペースが
機械が奪う雇用を上回るという条件が成立している必要があるわけで、
機械が雇用を奪うこと自体が否定されたわけではありませんね。
ここのところ米国など先進国で雇用の伸びが鈍化しているのは度々指摘されて
いることで、機械が経済を発展させ、経済の拡大が雇用を生むという循環が
うまく回っていないことが原因の可能性はあると思いますよ。
背景としては、やはり自由貿易が進展したことで、労働集約的な産業は国外に
頼ることができる、ということがありそうですね。
世界経済が単一なら雇用の増大のペースも一様でしょうが、現実はたとえば中国のような
重商主義的な政策を取ったり資本規制を行いつつ経済を発展させている、という具合に国ごとに
規制や何かが異なるので雇用の創出が一様ではなくなるのは道理です。
それと、もともと先進国の経済の拡大の速度は鈍化してますから、機械が発展して
雇用を奪うペースが、経済の拡大を上回っているということもあるかもしれません。
究極的には、機械のおかげで働かずに住む世界が実現するのがいいような気もします
けど、まだまだ遠い夢でしょうね。
Re:機械打ち壊し運動でもやってろ (スコア:1)
>それと、もともと先進国の経済の拡大の速度は鈍化してますから、機械が発展して
>雇用を奪うペースが、経済の拡大を上回っているということもあるかもしれません。
説明するまでもなく経済の拡大はますます鈍化していきますよね
アメリカや日本は成長神話を掲げてやってきたけど、おそらく欧州あたりはもともとそんな場当たり的な対応は考えていなくて、だから100年以上前から労働時間の短縮やワークシェアリングに真剣に取り組んできたのでしょう
今でもテレビとかで番組のまとめに「乗り越えるためには、新しい産業へのシフトなどが必要」とか「新しい需要の掘り起こしが必要」みたいなことを言うことが多いですが、そういうのを聞くたびに「そんなことはずっとどの企業も努力してきてるだろうし、そうじゃないだろ」と思います
ようするに……早く週休3日制にしましょうよ
Re: (スコア:0)
いわゆるロボットには生産性はあっても創造性は皆無。
＃AIが発達したら違うのかもしれませんけど
ロボットに何をさせるか（つまり何を作るか）の絵図面を描ける人（＝創造性を持っている人）
はロボットを使って新しい商品なりサービスなりを生み出せるので、それで対価を得られる。
創造性のない人は何も生み出せないのでまさにごくつぶし状態になるだけなので、
かえって生きにくい世界になるんじゃないでしょうか？
元スレでも言われてますけど、機械が代替できる程度の単純労働ではなく、
機械には（少なくとも当分は）できないことをやる/やれるようになるべきですね。
＃ツアー旅行のベテラン添乗員の仕事っぷりとか、絶対ロボットにはできないと思う
Re:機械打ち壊し運動でもやってろ (スコア:2)
>創造性のない人は何も生み出せないのでまさにごくつぶし状態になるだけなので、
>かえって生きにくい世界になるんじゃないでしょうか？
衣食住が機械のおかげで無料で手に入るようになったら、創造性は他人にお任せ
して日がな好きなことやって暮らしますよ私なら。
そうだなあ
とりあえず何か適当なプログラム書いて遊んで、電子工作かなんかして
あと本読んで楽しく暮らすと思う。
# 今とやってることがあんま変わらないような
Re:機械打ち壊し運動でもやってろ (スコア:2)
適当なプログラム書いて遊んで、電子工作かなんかして、本読んで暮らすことはロボットにはまだできないですから、それができるようになるまではロボットの代わりにやってあげればいいんじゃないでしょうか。今はまだロボットでもできることをフル機能の人間がやってるわけで、非効率ですよねー。
Re:機械打ち壊し運動でもやってろ (スコア:1)
とりあえず何か適当なプログラム書いて遊んで、電子工作かなんかして
それは創造性じゃないの？
Re:機械打ち壊し運動でもやってろ (スコア:1)
創造性のない衣食住なんて、なんて味気ない生活だろう。
衣や住はあまりぴんとこないかもしれないけど、食は成果物が全く同じとしても、製造過程そのものに対して
ある程度の価値を感じる事は不可避なんじゃないかな。
親が作ってくれた食事、配偶者が作ってくれた食事、お客をもてなすために作る食事...作ること自体に意味があると思う。
#でも、メシマズはかんべんだ
#存在自体がホラー
Re: (スコア:0)
＞衣食住が機械のおかげで無料で手に入るようになったら、
何故、機械の生み出したものが無条件で共有財産になるのだろうか？
Re: (スコア:0)
つまり機械の保守をすることでその機械から対価として得られれば良いわけですね。
#ロボット1台に人間が1人張り付いて必死で見守っている図(いまとそんなに変わらないな)
Re: (スコア:0)
＞#ロボット1台に人間が1人張り付いて必死で見守っている図(いまとそんなに変わらないな)
チェインバーの「監視」をしているレドのことか。
Re: (スコア:0)
それって、まさに中世の貴族の生活ですよね。
多分そのころの農奴って人間と思われてなくてロボット同然だったんだろうな、と思います。
Re: (スコア:0)
いえ、まがうことなき(マルクスの説いた)共産主義の生活ですよ
Re:機械打ち壊し運動でもやってろ (スコア:1)
消費側のマスがつぶれていくことで、創造的であっても需要が限られる段階が来てるのでは？
たとえば
＞ツアー旅行のベテラン添乗員
臨機募集の団体ツアーがなくなるなど。
＃分限者の旅行はなくならないだろうけど専属になるか、雇い主専属で面倒を見る人間と現地ガイドに再分化するとか
Re: (スコア:0)
無粋かつコメントの本流とは違う話だけど、機械が奪う雇用の代わりに 機械を作る雇用が発生すると思うんだ。
無駄な人口は増えるべきじゃないのさ、って誰の言葉だっけ。
手で畑を耕してた人が 鍬の発明で鍬に対して文句言うくらい、失業者の主張は滑稽だと思うんだ。
鍬が出てきたなら 鍬の使い方とか 鍬の作り方とか 鍬に変わる更なる発明を考えるとか、人生なんて普遍じゃないと気付くべきなのさ。
それで淘汰されるならそれを受け入れればいいじゃない。敗北者ってそういうもんじゃろ。
// 負けてもいいじゃない楽しければ
Re:機械打ち壊し運動でもやってろ (スコア:1)
千歯こきが後家殺しと呼ばれた歴史を無視するのですか？
生産用の機械でも、需要を満たせばそれ以上は不要なのですよ。後はより高度なものを提供するかメンテナンスか。
Re:機械打ち壊し運動でもやってろ (スコア:1)
千歯こきがダメなら手こきをすればいいじゃない
--
下品なのでIDで
Re: (スコア:0)
無視ってかそもそも話題に上ってなくね
> 需要を満たせば
経営者的視点で言えば高い人件費より安い機械運営費を使いたがるから「需要はある」と言わざるを得ないでしょ。
そこに情とか仁義とかを挟むのはお門違いだ。安くていいもの、ってのが日本人の美徳であり企業体の自然な在り方なのだから。
後家殺しされた未亡人は別の仕事しただろうさ。こきばしに拘るなら一緒に心中するだろうに。
生きるために必死になれってことじゃないの。できないならしねとまでは言わないが
Re: (スコア:0)
ほとんどの場合 機械が奪う雇用 >> 機械を作る雇用 じゃないでしょうかね。
Re: (スコア:0)
自由貿易云々と言うより、単純に市場の拡大に限界が見えたから、だと思うのですが。
UCよろしくコロニーなり緑化した惑星なりに人類の生活圏を広げる日がこない限り、経済の拡大には限界があるのでは無いでしょうか。
#技術革新による需要の創造なんて、現在の資本主義が必要とする規模に全く追いつかないです。
Re:機械打ち壊し運動でもやってろ (スコア:2)
お約束だけど、機械を壊す為のツルハシでも売ればいいのかな。
Re: (スコア:0)
つるはしを作るための機械がいるね！
Re: (スコア:0)
そのツルハシはメキシコ製か中国製。
アメリカ人労働者はツルハシなぞ作っていては生活の質を維持できないのです。
Re: (スコア:0)
リモコン操作で警察に鹵獲されそうになったら自爆して出処がわからないようになっている､機械打ち壊しロボットの商品化がオススメ｡
何で日本の左派なひとは「成長」が嫌いか (スコア:0)
この一言に集約されてしまうのですけど、”何で日本の左派なひとは「成長」が嫌いか”
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-8159.html [cocolog-nifty.com]
人々が豊かになるための原資は、けっきょく経済成長によってひねり出す以外に方法はないんです。
経済成長してもみんなが豊かになれないというなら、再分配手法のほうを議論すべき。
これが世界の左派のスタンダードなのです。構造改革だって左派がルーツ。
でも日本の左派はは何故か「経済成長では人々は豊