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世界報道写真の大賞受賞作にPhotoshop加工の疑惑」記事へのコメント

  • 水俣病の写真などで有名なユージン・スミスの写真は加工したものが多いといわれています。
    白黒写真のネガに墨を塗って加工していたとか言われています。
    最近の話では、ロバート・キャパの「倒れ込む兵士」の写真についての検証がNHKで行われていて、
    滑って転んだだけではなかったのかと結論付けられていました。
    写真が発明されたころからネガに加工をすることは行われていて、町の写真屋の腕はそれで決まると
    言われていた思います。

    ということで、写真の加工は銀板写真のころから普通に普通に行われていた。
    捏造、やらせは反則だが、意図の強調は問題なしということでしょう。線引きは難しいですが。
    要は写真は事実を切り取ったものでなく、写真家の主張を具現化したものであるということ。
    • by Anonymous Coward on 2013年05月17日 8時49分 (#2381972)

      >「倒れ込む兵士」の写真についての検証がNHKで行われていて、
      >滑って転んだだけではなかったのかと結論付けられていました。

      これ、間違いです。
      というかそもそもあの番組の作り自体に大きな問題があります。
      故意なのか無知なのかはともかく、酷いもんです。

      まず、あの写真がsetupとして(つまり映画などと同様に場面をわざわざ設定して)撮られたというのは報道写真やキャパの研究家の間では周知の事実で、4-50年前に既に決着が付いています。

      ついでに言うと、番組では無視されているものの、全く同じ場所で、幾人かの異なる兵士が同じように倒れ込む姿の写真が残っており、人も変えながら何度もリテイクして撮り直した写真であることも知られています。
      (例えばこれ [blogspot.com])
      同じ場所で同じように何人もが倒れるなんて事は無いでしょうから、あれが創作なのはすぐわかるわけです。

      写真が撮られた場所に関しても、もう何年も前から(セロムリアーノではなく)エスペホであるという事が指摘されています。
      番組中ではNHKが頑張って解析して、的な流れでしたが、ずいぶん古い発見を持ってきたもんです。
      (例えば2009年の報道 [afpbb.com]など。実際にはもっと前からこの手のことは言われている)
      まあ、あの放送時に古い事実を持ってきたのはちょうどキャパの写真展が開かれてたんでその絡みなんでしょうが、にしてもねぇ。

      また、番組中ではまるで「キャパがゲルダの存在を隠してしまった」というような感じで構成されていましたが、実は当時から「ロバート・キャパ」というのがエルネーとゲルダのコンビ名であることは同業者にはよく知られていました。
      (まあ、一般の読者には知られていませんでしたが……)
      何というか、「ビートルズはジョージの存在を隠蔽してしまった!」というようなむちゃくちゃ感が。

      ……ジョージをディスってるわけじゃないよ!

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2013年05月17日 9時16分 (#2381991)
        ていうか、NHKのあの番組がドキュメントとして追っていたのは沢木耕太郎氏であって、キャパの写真はその素材でしかありません。
        結論として示された事柄も、沢木耕太郎氏がどう解釈したかを述べているだけにすぎませんし。
        標題からして
        「沢木耕太郎 推理ドキュメント 運命の一枚~"戦場"写真 最大の謎に挑む~」
        じゃないですか。
        キャパ写真の検証番組ではないのです。

        >ちょうどキャパの写真展が開かれてたんでその絡みなんでしょうが、

        禿同!

        番組内容としては日曜美術館のアートシーン一枠程度。
        親コメント
        • by Anonymous Coward

          おもいっきり横浜美術館とのタイアップ企画でしたねぇ。NHKの番組。

          たまたまCP+見に行った後に展示会見てたので、内容が似てるなぁと思ったですよ。
          ゲルダ・タローなんて知らなかったし面白かったけどね。でも展示の内容も偏ってたってことか…。

          加工したかどうかって観点だと、キャパの有名なノルマンディー上陸作戦の写真は現像失敗で妙なエフェクトかかった状態とも言えるものなので、意図した加工では無いにせよ、ありのままの「写真」では無いですね…。
          「写真」なんて用語を当てたのが良く無いんだろうね。真実を写すと思われてるけど、実際のところ「光画」あたりがふさわしいんだろうと。

長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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