パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

インフルエンザウイルスの約10倍という巨大サイズのウイルスが発見される」記事へのコメント

  • いやそれ故に見つからなかったんだろうな。
    光学で見えるものがウイルスであるはずがない! と…

    • 今回ので既成観念が取っ払われたから、
      これから同スケールのウィルスがバンバン発見されたりしてね。

      • Re: (スコア:5, 参考になる)

        by Anonymous Coward

        いやもう取り払われているから重点的にさがされていて今回見つかったんですよ。
        この研究グループは前にも巨大ウィルスを見つけていて今回は記録更新したってことです。

        以前に見つかったときは光学顕微鏡でも見えるから細菌に擬態している(ミミック)ということでミミウィルスと名前がつけられているし、これだけでかい
        ウィルスなのでウィルスに感染するウィルスもすでに見つかってます。

        • Re: (スコア:2, 参考になる)

          by Anonymous Coward

          20年ほど前に発見されているところのミミウィルスも、今回のウィルスで特徴だといっている
          ・小さな細菌並みという記録破りのサイズ
          ・物理的サイズだけでなくDNAの数も巨大で、一般的なウイルスの数百倍の遺伝子数を持つ
          という特徴は持ってるので、本当に単なる「記録更新」でしかないですよね。しかも何度か目の。

          • Re: (スコア:5, 参考になる)

            by Anonymous Coward

            >本当に単なる「記録更新」でしかないですよね。

            そうでも無い。
            これまでのとの違いで言えば、

            ・ミミウイルス系の大型ウイルスの塩基数は1Mbあたりのものばかりで、「このぐらいのサイズが限界なんじゃない?」とか言われていたのが一気に倍になった。
            まあ程度の問題って言えばそうなんだけど。

            ・ミミウイルス系とは形成の仕方が全く違う。これまで見つかっていたミミウイルス系は「カプシド(殻)を作る」&「中身を作る」→「殻に中身をぶち込んで閉じたら完成」。
            今回のは、「中身を増やしながら、周りに同時進行で殻を作っていく」→「完成」と、全く組み立て方が違

            • 何となくウィルスの生活史(?)って、世代を追う毎に要らないものがそぎ落とされて必要最小限の遺伝子だけ残って小型化くような環境をイメージしていたので不思議な思いです。
              • by Anonymous Coward

                生物学上の歴史としてみると、遺伝子には
                役に立たないものがどんどん追加されていく。
                なぜならそぎ落とすフェーズがないから。

              • http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0#.E6.95.B0.E3.... [wikipedia.org]

                それからゲノムサイズが大きくなると大量の情報を保存できるが複製に使うエネルギーが増え生存に不利に働くため、一定のゲノムの大きさで自然選択圧が掛かる。

                という話があって、理屈的にはそうなる気がします。

                ところで

              • by Anonymous Coward

                その前の段落で「イントロンや遺伝子間のジャンクDNAの長さが原因」でゲノムサイズが大きくなっている生物がいるということは、自然選択圧などないことを意味しているのでは。

              • Re: (スコア:4, 参考になる)

                ええと、まずイントロンもジャンクDNAも「役に立たないもの」「無駄なゲノム」とは限らないということが近年になってわかってきているのですよ。
                イントロン [wikipedia.org]

                イントロンは一見無駄に見えるが、選択的スプライシングや、エキソンシャッフリングを可能にし、また、mRNAを核から運び出す過程や、翻訳効率などに関わっていることがわかってきた。

                ジャンクDNA [wikipedia.org]

                ゲノム上の塩基配列には、翻訳を受けないいわゆる非蛋白質コード領域が多数存在することが知られており、この中には、DNA複製の開始点として定義される複製起点、あるいはプロモーター、エンハンサー、サイレンサーといった遺伝子の発現を制御する生命活動に非常に重要な

              • ではなぜ ゲノムの量≠肉体構造の複雑さ なんだろう?
                人間はアメーバなんかより少ないゲノムでどうやって肉体を構成しているのだ?

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                ゲノムの使い方が違っている。
                ほんの一例であるが、哺乳類の免疫機構は自分で
                遺伝子組み換えを行うことで多様な免疫タンパクを
                生産させたりしている。
                (1987年 ノベール賞利根川進 抗体の多様性に関す
                る遺伝的原理の発見)

              • by Anonymous Coward

                プログラムコンテストとかで、僅かなコードで信じれないほど凄いことをやってるのを見ることがあります。
                無能なコーダーがコピペの連発で徒にサイズがでかいだけのコードを量産してたりします。
                そんな感じなのかなと思ったり。

              • つまり、いたるところでコードの再利用を行うことで、助長を無くしてコーディングの効率高めていると。

                親コメント
              • そういうのをコルモゴロフ複雑性というんだね。

                http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%82%B4%E3... [wikipedia.org]

                計算結果の複雑さからコードの複雑さを計算することは不可能であることが証明されている。
                まあ、DNAはチューリング完全ではないので、その類じゃないが。

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                k.inabaさんがコルモゴロフ複雑性のことをコードゴルフと表現していたのは目からうろこでした。
                http://www.kmonos.net/wlog/123.html#csr11_3 [kmonos.net]

海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

処理中...