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iPadだと5V2Aなのかもしれないが・・・。なんでそれで人が死ぬのか分からん。
電池が爆発したとかなら分かるけど感電ってのもあんまり聞かない感じだ。
この件とは関係ないかもしれませんが、スイッチング電源は大きく分けて絶縁型と非絶縁型があります。絶縁型は、内部にトランスがあってACとDCが絶縁されています。PC電源を覗くと数センチ角のトランスが見えると思います。※高周波になるほどトランスは小さくて済むので、50/60Hz用に比べて格段に小さくて済みます。携帯用とかなら小豆サイズこの場合、出てくる電源は電池と同じように地面からは絶縁されていて、故障でもない限りは漏電しません。
非絶縁型は、トランスを使わずにGNDはコンセントの一方に直結されています(安全装置が入っている事もあります)。トランスがないので安く小型化できますが、日本のようにコンセントがどちら向きにも刺さる(コンセントの片方は通常接地されてます)環境だと、刺す向きによっては出力にAC電圧が出てきたりします。電池式の機器で、電池のマイナス側にコンセントの線を片方だけ繋いだのと同様です。片方だけなので、ACから機器に電流は流れないので普通に動作します。動作はしますが、ACの片方はつながっているので、風呂場などで触ると地面との電位差で感電します。※なので、出力端子のある機器(充電器やPC)、他のAC電源機器と接続する機器(コンセントの向きによってGNDの対地電位が異なる可能性がある)では絶縁型を使う必要があります。※出力のない機器なら、安くできるので候補に挙がります。LED電球とかそういうの。
常識的に考えると、いくら粗悪品でも非絶縁式ってことはないと思うんですが(「安全回路の省略」が絶縁トランスの省略、ってことはさすがに無いと思いたい)、適当な造りや故障でACが出てきても、充電端子間は5Vで動作するってことはあり得ます。※その場合には、充電端子は対地電圧で100Vと95or105V(日本の場合)なので、触ると感電しますが。
非絶縁型AC/DCコンバータのモジュール、例えば
http://www.rohm.co.jp/web/japan/search/parametric/-/search/Non-isolate... [rohm.co.jp]
アプリケーションノート(PDF) [rohm.com]
みたいなのが市販されていますので、非絶縁式も結構使われている気がします。
この場合、出てくる電源は電池と同じように地面からは絶縁されていて、故障でもない限りは漏電しません。
誤解があるといけませんので補足しますと、絶縁されているからといって電流が全く流れないわけではありません。ノイズ防止のコンデンサやトランスの浮遊容量を通じてAC電流が流れます。ACアダプタのような保護接地のない機器は0.25mAまで,接地のあるものは状況により0.5,0.75,1,3.5mAと許容値が設定されています。情報技術機器の安全性 [meti.go.jp]ので、クラスI機器が多数使われる時には漏電遮断器の感度をあまり上げることもできませんし、接地して使用すべきクラスI機器を接地しないで使うとビリビリくることもあります。
>※高周波になるほどトランスは小さくて済むので、50/60Hz用に比べて格段に小さくて済みます。携帯用とかなら小豆サイズ
小さいということは、水分が侵入した時の絶縁低下の割合が高いということ(絶縁距離が取れない)配線間の距離を大きく取る・プリント基板上の配線間にスリットを入れる等の設計上の対策が困難(安全対策上は大きいことは良いことだ)
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
5V1Aだっけ? (スコア:0)
iPadだと5V2Aなのかもしれないが・・・。
なんでそれで人が死ぬのか分からん。
電池が爆発したとかなら分かるけど感電ってのもあんまり聞かない感じだ。
Re:5V1Aだっけ? (スコア:3)
この件とは関係ないかもしれませんが、スイッチング電源は大きく分けて絶縁型と非絶縁型があります。
絶縁型は、内部にトランスがあってACとDCが絶縁されています。PC電源を覗くと数センチ角のトランスが見えると思います。
※高周波になるほどトランスは小さくて済むので、50/60Hz用に比べて格段に小さくて済みます。携帯用とかなら小豆サイズ
この場合、出てくる電源は電池と同じように地面からは絶縁されていて、故障でもない限りは漏電しません。
非絶縁型は、トランスを使わずにGNDはコンセントの一方に直結されています(安全装置が入っている事もあります)。
トランスがないので安く小型化できますが、日本のようにコンセントがどちら向きにも刺さる(コンセントの片方は通常接地されてます)環境だと、刺す向きによっては出力にAC電圧が出てきたりします。
電池式の機器で、電池のマイナス側にコンセントの線を片方だけ繋いだのと同様です。片方だけなので、ACから機器に電流は流れないので普通に動作します。
動作はしますが、ACの片方はつながっているので、風呂場などで触ると地面との電位差で感電します。
※なので、出力端子のある機器(充電器やPC)、他のAC電源機器と接続する機器(コンセントの向きによってGNDの対地電位が異なる可能性がある)では絶縁型を使う必要があります。
※出力のない機器なら、安くできるので候補に挙がります。LED電球とかそういうの。
常識的に考えると、いくら粗悪品でも非絶縁式ってことはないと思うんですが(「安全回路の省略」が絶縁トランスの省略、ってことはさすがに無いと思いたい)、
適当な造りや故障でACが出てきても、充電端子間は5Vで動作するってことはあり得ます。
※その場合には、充電端子は対地電圧で100Vと95or105V(日本の場合)なので、触ると感電しますが。
Re:5V1Aだっけ? (スコア:1)
非絶縁型AC/DCコンバータのモジュール、例えば
http://www.rohm.co.jp/web/japan/search/parametric/-/search/Non-isolate... [rohm.co.jp]
アプリケーションノート(PDF) [rohm.com]
みたいなのが市販されていますので、非絶縁式も結構使われている気がします。
Re:5V1Aだっけ? (スコア:1)
この場合、出てくる電源は電池と同じように地面からは絶縁されていて、故障でもない限りは漏電しません。
誤解があるといけませんので補足しますと、絶縁されているからといって電流が全く流れないわけではありません。ノイズ防止のコンデンサやトランスの浮遊容量を通じてAC電流が流れます。ACアダプタのような保護接地のない機器は0.25mAまで,接地のあるものは状況により0.5,0.75,1,3.5mAと許容値が設定されています。情報技術機器の安全性 [meti.go.jp]
ので、クラスI機器が多数使われる時には漏電遮断器の感度をあまり上げることもできませんし、接地して使用すべきクラスI機器を接地しないで使うとビリビリくることもあります。
Re: (スコア:0)
>※高周波になるほどトランスは小さくて済むので、50/60Hz用に比べて格段に小さくて済みます。携帯用とかなら小豆サイズ
小さいということは、水分が侵入した時の絶縁低下の割合が高いということ(絶縁距離が取れない)
配線間の距離を大きく取る・プリント基板上の配線間にスリットを入れる等の設計上の対策が困難(安全対策上は大きいことは良いことだ)