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競合路線が多いというのが大きな理由ですが、その程度は関東の比ではありません。関西といってもいろいろありますが、例えば京都-大阪-神戸の各区間を考えてみます。これらの区間では何と3者が競合するという激戦になっています。直結路線だけ考えてみても、以下のようになっています。
しかも、これらの路線では都市間に住宅地が入る形になります。このため、長距離旅客と通勤・通学旅客の両面で競争することになります。
通勤・通学旅客の場合、事業者の最終目標は旅客に定期券を購入してもらうことです。しかし、旅客にしてみれば、何度か試し乗りしてみないと本当に定期券を乗り換えてよいかどうかが判断できません。さらに、有効期間内の定期券払い戻しは、そのあとで購入する定期券の有効期限を短くしてしまうことがよくあります。これは割引率を落とすので、旅客は慎重になってしまいます。この問題を突破するのが、定期券での他者線乗車となります。
長距離旅客については、JRの周遊きっぷに対抗しつつ、得意の都市内輸送もカバーするというのが3daysチケットの位置づけでしょう。特に大交(大阪市交通局)などの地下鉄が使いやすくなるので、小回りまで効きます。
なお、上述の大都市だけでなく、中堅都市などについても関西では競合があります。
一方、関東だと競合らしい競合というのは品川-横浜(京急本線 vs 東海道本線、横須賀線、京浜東北線)ぐらいでしょうかねぇ。もっともこちらは下りで横浜にほぼ同じ時刻に滑り込むようにスジをぶつけてきたりなど、魅せる競合ではありますが。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
関西は競合だらけ (スコア:3, 参考になる)
競合路線が多いというのが大きな理由ですが、その程度は関東の比ではありません。関西といってもいろいろありますが、例えば京都-大阪-神戸の各区間を考えてみます。これらの区間では何と3者が競合するという激戦になっています。直結路線だけ考えてみても、以下のようになっています。
しかも、これらの路線では都市間に住宅地が入る形になります。このため、長距離旅客と通勤・通学旅客の両面で競争することになります。
通勤・通学旅客の場合、事業者の最終目標は旅客に定期券を購入してもらうことです。しかし、旅客にしてみれば、何度か試し乗りしてみないと本当に定期券を乗り換えてよいかどうかが判断できません。さらに、有効期間内の定期券払い戻しは、そのあとで購入する定期券の有効期限を短くしてしまうことがよくあります。これは割引率を落とすので、旅客は慎重になってしまいます。この問題を突破するのが、定期券での他者線乗車となります。
長距離旅客については、JRの周遊きっぷに対抗しつつ、得意の都市内輸送もカバーするというのが3daysチケットの位置づけでしょう。特に大交(大阪市交通局)などの地下鉄が使いやすくなるので、小回りまで効きます。
なお、上述の大都市だけでなく、中堅都市などについても関西では競合があります。
一方、関東だと競合らしい競合というのは品川-横浜(京急本線 vs 東海道本線、横須賀線、京浜東北線)ぐらいでしょうかねぇ。もっともこちらは下りで横浜にほぼ同じ時刻に滑り込むようにスジをぶつけてきたりなど、魅せる競合ではありますが。