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動力を持たない歯車に動力を伝達するようなものでこれはただ動きのタイミングを合わせるガイドなだけでちょっとガッカリしたhttp://blogs.smithsonianmag.com/science/files/2013/09/gear-jumping.gif [smithsonianmag.com]
>これはただ動きのタイミングを合わせるガイドなだけでちょっとガッカリした自分も。生物の世界で車輪のような機構を存在しないことを不思議に思っていたのだけどついに見つかったのかと期待した。血管の必要な動物だとほぼ無理だろうけれど、気門で呼吸する昆虫なら、なんとかならないかなと。
> 生物の世界で車輪のような機構を存在しないことを不思議に思っていた
なぜ車輪を持つ動物がいないか? 昔高校の生物教師に聞いた話を自分なりに敷衍しての意見ですが、まず第一に、実用性がないからではないか。車輪は、人類が有史以来莫大な労力を費やして道路を整備してきたから何とか役に立っているものの、ちょっとした土砂崩れや倒木で道がふさがればもう使えなくなってしまう。もちろん、ぬかるみや急な斜面や雪上では全然役に立たない。草原で、車輪付きのシマウマが足で走るシマウマより逃げ足速いとは思えない。
あと、ヒトは陸上の動物の中でもかなり体格の大きいほうで、陸上にはヒトよりずっと小さい動物のが多い。そういう動物、例えばアリにとっては、ヒトにとっては平坦に見える草原も、凹凸だらけ。アリにとって、石ころや落ち葉のように自分の体高より高い障害物を乗り越えるのは当たり前。しかし、車輪は、原理上、その半径以上の高さの障害物は都合よくスロープが付いていない限り乗り越えられない。よって、ヒトよりずっと小さい動物にとって、車輪は全く役に立たない。これが理由ではないかと。
で、ここからは(ここからも)私論ですが、車輪を活用するためには道路が必要、道路を作るためには、土木技術や統治機構が必要と考えられるので、車輪が役に立つのは文明の中に限られる、つまり、「車輪を活用する社会(十分条件) ⇒ 文明」といえるのではないか。
そういやハイウエイ惑星は車輪生物の誕生以前に惑星を覆う、自己修復機能の付いた道路が作られていたって設定になってたね。
スクリューについてはどうなのでしょうか。
ある程度の大きさ以上の生物で、回転によって推進力を得ているものはいまのところいないようですが、もし可能なら速度についてはかなり有利になるのでは。
自分の肉体から分離したパーツをどうやって生成維持するのか、回転する動力をどう伝えるのか、ブレーキはどうするのかという難題解決に生物の進化ではたどりつかないのでは。
鞭毛 [wikipedia.org](べんもう)はそれですよね。
たしかにプロペラを持つトンボとか居てもおかしくはない気がするな。現状でもスズメバチを空中で捕らえるくらい空戦能力が高いので必要ないのだろうけれど。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
自分が想像していたのは (スコア:4, 興味深い)
動力を持たない歯車に動力を伝達するようなもので
これはただ動きのタイミングを合わせるガイドなだけでちょっとガッカリした
http://blogs.smithsonianmag.com/science/files/2013/09/gear-jumping.gif [smithsonianmag.com]
Re: (スコア:0)
>これはただ動きのタイミングを合わせるガイドなだけでちょっとガッカリした
自分も。
生物の世界で車輪のような機構を存在しないことを不思議に思っていたのだけど
ついに見つかったのかと期待した。
血管の必要な動物だとほぼ無理だろうけれど、気門で呼吸する昆虫なら、なんとかならないかなと。
なぜ車輪を持つ動物がいないか? (スコア:1)
> 生物の世界で車輪のような機構を存在しないことを不思議に思っていた
なぜ車輪を持つ動物がいないか? 昔高校の生物教師に聞いた話を自分なりに敷衍しての意見ですが、まず第一に、実用性がないからではないか。車輪は、人類が有史以来莫大な労力を費やして道路を整備してきたから何とか役に立っているものの、ちょっとした土砂崩れや倒木で道がふさがればもう使えなくなってしまう。もちろん、ぬかるみや急な斜面や雪上では全然役に立たない。草原で、車輪付きのシマウマが足で走るシマウマより逃げ足速いとは思えない。
あと、ヒトは陸上の動物の中でもかなり体格の大きいほうで、陸上にはヒトよりずっと小さい動物のが多い。そういう動物、例えばアリにとっては、ヒトにとっては平坦に見える草原も、凹凸だらけ。アリにとって、石ころや落ち葉のように自分の体高より高い障害物を乗り越えるのは当たり前。しかし、車輪は、原理上、その半径以上の高さの障害物は都合よくスロープが付いていない限り乗り越えられない。よって、ヒトよりずっと小さい動物にとって、車輪は全く役に立たない。これが理由ではないかと。
で、ここからは(ここからも)私論ですが、車輪を活用するためには道路が必要、道路を作るためには、土木技術や統治機構が必要と考えられるので、車輪が役に立つのは文明の中に限られる、つまり、「車輪を活用する社会(十分条件) ⇒ 文明」といえるのではないか。
Re:なぜ車輪を持つ動物がいないか? (スコア:1)
そういやハイウエイ惑星は車輪生物の誕生以前に惑星を覆う、
自己修復機能の付いた道路が作られていたって設定になってたね。
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
スクリューについてはどうなのでしょうか。
ある程度の大きさ以上の生物で、回転によって推進力を得ているものはいまのところいないようですが、もし可能なら速度についてはかなり有利になるのでは。
自分の肉体から分離したパーツをどうやって生成維持するのか、回転する動力をどう伝えるのか、ブレーキはどうするのかという難題解決に生物の進化ではたどりつかないのでは。
Re: (スコア:0)
鞭毛 [wikipedia.org](べんもう)はそれですよね。
Re: (スコア:0)
たしかにプロペラを持つトンボとか居てもおかしくはない気がするな。
現状でもスズメバチを空中で捕らえるくらい空戦能力が高いので必要ないのだろうけれど。