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EM菌も「ペットボトルに入れておくだけで隣の田んぼまで水質浄化に」「放射性物質の除去にも」とかもうあり得ないレベルの効果を主張してますからねえ。そろそろ消費者庁あたりで動いてほしいんですけど。
この辺は科学や科学者そのものの問題というより、国民性みたいなのもあると思う。
放射性物質に関するトンデモな主張やデマが普通に信じられてたり、科学に基づいた知見を「国の情報操作だ!」と一蹴して信じない人が大声をあげていて、それに周囲が引きずられている。たとえそこまで行かないにせよ、安全でなく安心を要求するあまり馬鹿みたいなコストを要求してみたり、まじめにリスクや現状と向き合って「何とかしていい方向に持って行こう」とする人の足を引っ張りまくる、とかね。わかりやすい例で、最近見かけたのだとこんなの [togetter.com]とかな。
無知それ自体を罪とする考え方を自分は大嫌いだが、自分の無知を理解せず、学ぼうともせず、それでいて自分が正しいというスタンスでしか物事を語れないような奴は罪だと思うし、そういうのを淘汰する仕組みを作らないと科学はどんどん堕落っていうか役立たずになっていくと思う。
コントロールしている=ミスの無い状態と思っている時点でアレかと
あくまでもcontrolって,おっしゃるとおり「まじめにリスクや現状と向き合って「何とかしていい方向に持って行こう」とする」行為そのものだからね。
無謬ほど胡散臭いモノはないわけで。無謬で奉れるっつーなら,そりゃすでに宗教なわけで。でもまあ,科学と宗教は表裏一体で進んできた経緯もあるので,科学が堕落してきた,というよりは,昔からこんなもんなのでしょう。
> あくまでもcontrolって,おっしゃるとおり> 「まじめにリスクや現状と向き合って「何とかしていい方向に持って行こう」とする」> 行為そのものだからね。
これじゃ、コントロールじゃないですよ。あらかじめ、どの程度のコストをかければどの程度のリスクに抑えられるか見積もり、許容されるリスクについて定めた上で、実際にそのレベルまでリスクを抑えて初めてコントロールです。
正直、再現性のある論文の率が25%という状況を、コントロールされた状態だと表現する感性は理解できません。再現性のある論文の率が90%なら、まあそんなもんかなとは思いますが。
その前に、「何を」コントロールしているか/していないかを考えないと。対象のモノなのか、状況なのか、……。
スレッド全体の文脈なら、論文の質(新規性、再現性)他のコントロールでしょうね。
このツリーの根っこのEMについては、そもそもコントロールとか関係ないでしょ、詐欺だし。
その下の国民性については、たぶん日本に限らず、どの国でもこんなもんだと思う。
「コントロールしている=ミスの無い状態」の件だと、何指してるかよく分からないけど、福島の事故処理の件かな。現在の汚染水漏れが、許容されているリスク目標を達成できているという主張だとすると、全く賛成できませんね。まあ東電上層部の内部目標を達成できている可能性はあると思います。東電の上層部的には、会社の決算が大事だし、直接の損害賠償の恐れが少ない汚染水流出はそれに比べると許容できるリスクだと思う。でも流出量が増えるたびに対処の被曝が増える福島地元の作業員の立場に立つと、現状がコントロールされた状態だっていうのは受け入れがたい意見じゃないかな。
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バイオテクノロジー関連になるんだろうな、一応 (スコア:2)
EM菌も「ペットボトルに入れておくだけで隣の田んぼまで水質浄化に」「放射性物質の除去にも」とかもうあり得ないレベルの効果を主張してますからねえ。
そろそろ消費者庁あたりで動いてほしいんですけど。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
この辺は科学や科学者そのものの問題というより、国民性みたいなのもあると思う。
放射性物質に関するトンデモな主張やデマが普通に信じられてたり、科学に基づいた知見を「国の情報操作だ!」と一蹴して信じない人が大声をあげていて、それに周囲が引きずられている。
たとえそこまで行かないにせよ、安全でなく安心を要求するあまり馬鹿みたいなコストを要求してみたり、まじめにリスクや現状と向き合って「何とかしていい方向に持って行こう」とする人の足を引っ張りまくる、とかね。
わかりやすい例で、最近見かけたのだとこんなの [togetter.com]とかな。
無知それ自体を罪とする考え方を自分は大嫌いだが、自分の無知を理解せず、学ぼうともせず、それでいて自分が正しいというスタンスでしか物事を語れないような奴は罪だと思うし、そういうのを淘汰する仕組みを作らないと科学はどんどん堕落っていうか役立たずになっていくと思う。
科学が堕落してきた,というよりは,昔からこんなもんなのでしょう。 (スコア:2)
コントロールしている=ミスの無い状態と思っている時点でアレかと
あくまでもcontrolって,おっしゃるとおり
「まじめにリスクや現状と向き合って「何とかしていい方向に持って行こう」とする」
行為そのものだからね。
無謬ほど胡散臭いモノはないわけで。
無謬で奉れるっつーなら,そりゃすでに宗教なわけで。
でもまあ,科学と宗教は表裏一体で進んできた経緯もあるので,
科学が堕落してきた,というよりは,昔からこんなもんなのでしょう。
Re: (スコア:0)
> あくまでもcontrolって,おっしゃるとおり
> 「まじめにリスクや現状と向き合って「何とかしていい方向に持って行こう」とする」
> 行為そのものだからね。
これじゃ、コントロールじゃないですよ。
あらかじめ、どの程度のコストをかければどの程度のリスクに抑えられるか見積もり、
許容されるリスクについて定めた上で、実際にそのレベルまでリスクを抑えて初めて
コントロールです。
正直、再現性のある論文の率が25%という状況を、コントロールされた状態だと表現する
感性は理解できません。再現性のある論文の率が90%なら、まあそんなもんかなとは思いますが。
Re: (スコア:0)
その前に、「何を」コントロールしているか/していないかを考えないと。
対象のモノなのか、状況なのか、……。
Re: (スコア:0)
スレッド全体の文脈なら、論文の質(新規性、再現性)他のコントロールでしょうね。
このツリーの根っこのEMについては、そもそもコントロールとか関係ないでしょ、詐欺だし。
その下の国民性については、たぶん日本に限らず、どの国でもこんなもんだと思う。
「コントロールしている=ミスの無い状態」の件だと、何指してるかよく分からないけど、
福島の事故処理の件かな。現在の汚染水漏れが、許容されているリスク目標を達成
できているという主張だとすると、全く賛成できませんね。まあ東電上層部の内部目標
を達成できている可能性はあると思います。東電の上層部的には、会社の決算が大事だし、
直接の損害賠償の恐れが少ない汚染水流出はそれに比べると許容できるリスクだと思う。
でも流出量が増えるたびに対処の被曝が増える福島地元の作業員の立場に立つと、現状が
コントロールされた状態だっていうのは受け入れがたい意見じゃないかな。