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AppleがOSのアップデートを無料にできるようになったのは、携帯電話会社との結託によって、iPhoneやiPadなどの主力ハードウェアを、事実上2年おきに強制的に買い替えさせるビジネスモデルが成立したから。
携帯電話会社の料金をみれば、「機器実質無料」という言葉が出てくるが、これを分析すれば、2年分割払いで機器を買わせるものの、その期間同額の「月々サポート費」を提供するしくみだ。これは一見機器代を無料にしているだけの効果しかないようにみえる。しかしながら、これが本当に威力を発するのは、2年の分割払いが終了してからである。なんと、2年の分割払いが終了し、その機材は完全に自分の所有になったにもかかわらず、「月々サポート費」が提供されなくなるので、通信費用は下がらないということが生じる。これは言い換えれば、古い機種を使い続けるなら、「自分で月々サポート費を払ってくれ」とでもいうような仕組みになっていることになる。ようは、古い機種を使い続けるメリットは何もないことになる。しかし、2年分割払いを払い終わった瞬間に新製品がまた発売されるので、結果として、「同額なら買い換えればいいじゃないか。買い替えても iCloudを使えば環境の移動は簡単だ」というサービスまで提供されている。
つまり、OSの更新どころか、ハードの更新が強制されるような仕組みが完成しているといえる。 だから、OSなんか無料でいいのさ。 Appleには、そんなのでなくても、十分な収入が得られるからね。 という話になっているだ。
ついでに、おそらく、このような流れに乗ると、2年毎に手元には旧機種が溜まっていくことになる。 で、この旧機種はどうなるのかといえば、「買取サービス」が提供されていて回収し、回収したあと、おそらくバッテリーのみ更新して、こんどは途上国に「廉価版iPhone」として再供給されるのだろうと思う。 その人達は、安いハードが先進国から流れてくるが、やはり OS は無料で更新できてメリットを享受できる。
おもうに、非常に巧妙なビジネスモデルではないのかと思う。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
ハードウェアの強制買い替えビジネスモデル (スコア:2)
AppleがOSのアップデートを無料にできるようになったのは、
携帯電話会社との結託によって、iPhoneやiPadなどの主力ハードウェアを、
事実上2年おきに強制的に買い替えさせるビジネスモデルが成立したから。
携帯電話会社の料金をみれば、「機器実質無料」という言葉が出てくるが、
これを分析すれば、2年分割払いで機器を買わせるものの、その期間同額の
「月々サポート費」を提供するしくみだ。これは一見機器代を無料にしているだけの
効果しかないようにみえる。しかしながら、これが本当に威力を発するのは、
2年の分割払いが終了してからである。なんと、2年の分割払いが終了し、
その機材は完全に自分の所有になったにもかかわらず、「月々サポート費」が
提供されなくなるので、通信費用は下がらないということが生じる。
これは言い換えれば、古い機種を使い続けるなら、
「自分で月々サポート費を払ってくれ」とでもいうような仕組みになっていること
になる。ようは、古い機種を使い続けるメリットは何もないことになる。
しかし、2年分割払いを払い終わった瞬間に新製品がまた発売されるので、
結果として、「同額なら買い換えればいいじゃないか。買い替えても iCloud
を使えば環境の移動は簡単だ」というサービスまで提供されている。
つまり、OSの更新どころか、ハードの更新が強制されるような仕組みが完成
しているといえる。 だから、OSなんか無料でいいのさ。 Appleには、
そんなのでなくても、十分な収入が得られるからね。 という話になっているだ。
ついでに、おそらく、このような流れに乗ると、2年毎に手元には旧機種が
溜まっていくことになる。 で、この旧機種はどうなるのかといえば、
「買取サービス」が提供されていて回収し、回収したあと、おそらくバッテリー
のみ更新して、こんどは途上国に「廉価版iPhone」として再供給されるの
だろうと思う。 その人達は、安いハードが先進国から流れてくるが、
やはり OS は無料で更新できてメリットを享受できる。
おもうに、非常に巧妙なビジネスモデルではないのかと思う。
------ nori2