アカウント名:
パスワード:
>日本酒では防腐剤の使用が禁止されており、米国にある日本酒メーカーでも防腐剤は使っていない禁止されている=使ってないってのは素直スギ。
>さらに流通・販売システムについても一定レベルには整っている「一定レベル」なんて曖昧な言い方だけど、そのレベルが低いということでは。
なんて言い方もできるのかなとか。
日本酒では防腐剤を使う必要がないんです。特に「生酒」などとして売られている製品でない限り、日本酒は2回加熱殺菌されます。1回目は醗酵終了後、貯蔵用タンクに入れるとき。そしてもう1回は保存用タンクから出して瓶詰めするとき。(どちらか1回を省略した「生詰」「生貯蔵」「ひやおろし」なんてのもあります)加熱殺菌で味が損なわれるかといえばそうでもなく、火入れによって穏やかでありながら深みのある味わいになる傾向があるので、生酒と火入れ酒には優劣はなく、味の趣向の違いとして作り分けられています。
生酒は原則要冷蔵(衛生管理次第で未開封なら室温保管に耐えるものもあります)。火入れ酒は開封前も開封後も室温で腐ってしまうことはまずありません。長期保存にも結構耐えます。ただ少しずつ風味が変わってゆくので、出荷時の風味を長く保ちたいなら冷蔵するのがよいでしょう。(もし防腐剤を入れたとしても、冷蔵しなければ味が変わるともいえますね)
未開封の火入れ酒だと、味が変わるのを許容するなら10年単位で保存しておいても飲めます。元禄の大古酒(279年もの)を開封したところ、色は黒いものの細やかですっきりとした味わいだったそうですし。
なぜこうやってちゃんと書く人が「日本酒」と書いちゃうのか…
防腐剤って酸化をふせげるものなんでしょうか?というか、防腐剤を添加する酒ってあるのでしょうか?
ワインにはまず防腐剤として亜硫酸塩が入っています。日本国内・国外問わず。有機栽培のワインなどでは売りの一つとして添加しないものもありますが、味については…まあ飲んでみればいいです。
え、日本酒には入っていないだろうって? 入っていませんよ。だから製造直後から時間が経つにつれどんどん味が変わります。防腐剤を入れずに済むのはウィスキー、焼酎など蒸留酒の類です。
亜硫酸塩は防腐剤ではなく酸化防止剤ですよ。防腐しちゃったら発酵もできなくなりますよね?
ワインは瓶の中でも発酵進むのだから、防腐剤というのは誤りですね。
>亜硫酸塩
酸化防止剤です。以前、無農薬栽培されたブドウが原材料であることを売りにしたワインの試飲会に参加したのですが、ためしにと作られた亜硫酸塩抜きで栓を施されたワインは、あけると同時にあっというまに酸化が進み、10分もしないうちにとても飲めない代物に変わり果ててしまいました。
結論としては当然、これは市販は無理だということで。
防腐剤の防腐って何?腐る、の意味がわかってないとなりたたないけど。
乳酸菌によって日本酒はできるけど、乳酸菌によって日本酒はだめになるとか。アルコールだって防腐剤の一種だとか。防腐剤じゃないけど防腐処理は行うとか。
すべての工程のどこに相当するかわかる?
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
事実は知らないが (スコア:0)
>日本酒では防腐剤の使用が禁止されており、米国にある日本酒メーカーでも防腐剤は使っていない
禁止されている=使ってないってのは素直スギ。
>さらに流通・販売システムについても一定レベルには整っている
「一定レベル」なんて曖昧な言い方だけど、
そのレベルが低いということでは。
なんて言い方もできるのかなとか。
Re:事実は知らないが (スコア:5, 興味深い)
日本酒では防腐剤を使う必要がないんです。
特に「生酒」などとして売られている製品でない限り、日本酒は2回加熱殺菌されます。
1回目は醗酵終了後、貯蔵用タンクに入れるとき。
そしてもう1回は保存用タンクから出して瓶詰めするとき。
(どちらか1回を省略した「生詰」「生貯蔵」「ひやおろし」なんてのもあります)
加熱殺菌で味が損なわれるかといえばそうでもなく、火入れによって穏やかでありながら深みのある味わいになる傾向があるので、生酒と火入れ酒には優劣はなく、味の趣向の違いとして作り分けられています。
生酒は原則要冷蔵(衛生管理次第で未開封なら室温保管に耐えるものもあります)。
火入れ酒は開封前も開封後も室温で腐ってしまうことはまずありません。長期保存にも結構耐えます。ただ少しずつ風味が変わってゆくので、出荷時の風味を長く保ちたいなら冷蔵するのがよいでしょう。
(もし防腐剤を入れたとしても、冷蔵しなければ味が変わるともいえますね)
未開封の火入れ酒だと、味が変わるのを許容するなら10年単位で保存しておいても飲めます。
元禄の大古酒(279年もの)を開封したところ、色は黒いものの細やかですっきりとした味わいだったそうですし。
Re: (スコア:0)
なぜこうやってちゃんと書く人が「日本酒」と書いちゃうのか…
Re: (スコア:0)
防腐剤って酸化をふせげるものなんでしょうか?
というか、防腐剤を添加する酒ってあるのでしょうか?
Re: (スコア:0)
ワインにはまず防腐剤として亜硫酸塩が入っています。日本国内・国外問わず。
有機栽培のワインなどでは売りの一つとして添加しないものもありますが、味については…まあ飲んでみればいいです。
え、日本酒には入っていないだろうって? 入っていませんよ。だから製造直後から時間が経つにつれどんどん味が変わります。
防腐剤を入れずに済むのはウィスキー、焼酎など蒸留酒の類です。
Re: (スコア:0)
亜硫酸塩は防腐剤ではなく酸化防止剤ですよ。
防腐しちゃったら発酵もできなくなりますよね?
Re: (スコア:0)
ワインは瓶の中でも発酵進むのだから、防腐剤というのは誤りですね。
Re: (スコア:0)
>亜硫酸塩
酸化防止剤です。
以前、無農薬栽培されたブドウが原材料であることを売りにしたワインの試飲会に参加したのですが、
ためしにと作られた亜硫酸塩抜きで栓を施されたワインは、あけると同時にあっというまに酸化が進み、
10分もしないうちにとても飲めない代物に変わり果ててしまいました。
結論としては当然、これは市販は無理だということで。
Re: (スコア:0)
防腐剤の防腐って何?
腐る、の意味がわかってないとなりたたないけど。
乳酸菌によって日本酒はできるけど、乳酸菌によって日本酒はだめになるとか。
アルコールだって防腐剤の一種だとか。
防腐剤じゃないけど防腐処理は行うとか。
すべての工程のどこに相当するかわかる?