パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

遺伝子組み換え作物の栽培を禁止する米ハワイ州」記事へのコメント

  • そこらの野良遺伝子を交配で選り分ける従来の品種改良や化学物質による変異処理に加えて、放射線を照射して突然変異を起こさせる放射線育種が行われ市場に流通してるわけですよ。
    放射線育種場ホームページ [affrc.go.jp]、 ATOMICAの解説 [rist.or.jp]、 成果(1) [rist.or.jp]、 成果(2) [rist.or.jp])
    本邦だけでなく全世界でも
    • by Anonymous Coward on 2014年01月08日 10時52分 (#2523665)

      遺伝子組み換え作物に対する反対論のすべてが非科学的なわけじゃないですよ。

      たとえば、現在の遺伝子組み換え作物は、以下のようなものが多いわけです。

      • 作物に除草剤耐性をつけ、成育中にも除草剤をまくことによって、雑草防除の手間を省き、また不耕起農法を実施する
      • 作物自身に、農薬(BT剤)を生成する能力をつける

      ところが、これらには、除草剤耐性を持つ雑草や、BT剤耐性を持つ害虫の蔓延を招くという懸念があり、実際にそれが観察されているわけです。

      除草剤耐性の話:
      http://www.nikkei-science.net/modules/flash/index.php?id=201108_078
      BT剤耐性の話:
      http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2823206/7694923

      保護区を設けるといった方法で、耐性獲得を防ぐことができるという主張も
      存在しますし、その出張に理論的な合理性はあります。
      しかし単一作物大規模栽培から成り立つ現在の世界食料システムの中で、
      耐性獲得を防ぐことが現実に可能かというのはだいぶ疑問が残ります。
      ニュースを見ても、遺伝子組み換え作物を原因とする、耐性獲得の広がりは、
      現実に起きているように見えます。
      遺伝子組み換え作物の利用により確かに短期的に手間は減るわけですが、
      それにより農薬に対する耐性獲得が加速されてしまっては、長期的には
      むしろ農産物の生産性を落す可能性があります。

      あと科学とはまたちょっと別の話ですが、現行の日本の農薬規制との整合性の
      問題もありますね。
      現在の日本の規制では、豆類栽培時、ラウンドアップの利用は、残留農薬を
      十分減らすため、播種より10日以上前と決まってます。これに対し、ラウンド
      アップ耐性を持つ遺伝子組み換え作物の場合、成育中もラウンドアップを利用
      しますから、農薬残留量的には、日本の規制値よりも大きいということになる
      かと思います。もちろん、それでも人体への影響は観測されていないわけで、
      問題ないはずですが、整合性はとれてません。

      親コメント
      • 現在の日本の規制では、豆類栽培時、ラウンドアップの利用は、残留農薬を 十分減らすため、播種より10日以上前と決まってます。

        え、散布後日数をおくのは、グリホサート(ラウンドアップ)耐性じゃない作物を散布直後に作付けすると枯れる恐れがあるからじゃなかったんですか?その「決まってます」のソースは何ですか?そこに理由や目的は書いてありますか?

        これに対し、ラウンド アップ耐性を持つ遺伝子組み換え作物の場合、成育中もラウンドアップを利用 しますから、農薬残留量的には、日本の規制値よりも大きいということになる かと思います。

        まあ…思うのは個人の自由ですが。残留基準は作物によって異なります。基準超えを万一出したらえらいことですよ。

        残留基準の決め方はもちろん知ってますよね。安全係数が100だとか。書きすぎてボロを出すと恥ずかしいのでこのへんで。

        # にしてもLD50とARfDの違いを知らない品質保証部長ってないわー。

        --
        Jubilee
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2014年01月09日 1時22分 (#2524143)

          > え、散布後日数をおくのは、グリホサート(ラウンドアップ)耐性じゃない作物を
          > 散布直後に作付けすると枯れる恐れがあるからじゃなかったんですか?

          いえ、ラウンドアップの場合、葉に付着しないと効果がありませんから、それは
          理由にならないはずです。
          以下にある通り、「土に撒いてもまったく効果はありません」とされています。
          http://www.roundupjp.com/maxroad/019.html#q27 [roundupjp.com]

          ラウンドアップが土壌に落ちたときに分解される過程での半減期間は3日〜21日
          程度とされていますから、10日程度だと、分解はまだ済んでいません。枯れる
          おそれがあるという理由だったとすると、10日という規定では不足しています。
          実際、(豆類ではなく)牧草の場合は、播種当日の利用も許されていますから、
          「枯れるおそれがあるから」という理由である筈がありません。

          > その「決まってます」のソースは何ですか?

          ソースは農薬取締法に基づく、農薬登録情報です。
          おそらくご存知かとは思いますが、
          http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_kaisei/zenbun.html [maff.go.jp]
          から検索できるものです。

          > そこに理由や目的は書いてありますか?

          この登録情報にある用法に従わない場合、農薬取締法第十二条第三項に違反する
          ことを意味し、その場合、第十七条第一項にある通り、三年以下の懲役若しくは
          百万円以下の罰金という、重い罰則を課せられます。
          枯れるおそれだけが問題であれば、そもそも罰則自体が不要ですから、この罰則は、
          農薬の安全な使用と、国民の健康の保護を目的に定められていると理解しています。

          親コメント

私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

処理中...