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というか、現状でも金持ち老人が若者の臓器を受け取っている傾向があるのに、公式に売買を認めたらどうなるか?死刑囚からの臓器提供とか、刑罰として導入とか、借金返済とか、訳の判らない方向に拡張されていく事でしょう。金銭の授受があってはならないのです。
解決策は…… 人工臓器の開発でしょうねぇ。次点で遺伝子改変したブタの臓器かな?
# 移植が一般化すると闇市場も拡大するでしょうから、臓器強盗も出現すると思われます。
ドナーと移植者の適合率が配慮されたり、移植後に改善するかでリストの順番が変わったりもするよね。せっかく移植しても、すぐにダメになったり、わずかな延命にしかならなくて結局は移植者が亡くなったりしたのでは提供者も報われない。だから、すぐにでも移植しないと死んじゃうくらい悪化しても、その患者の状況によっては移植してもダメな可能性も高いからリストの順位が下げられたりすることも。だからアル中で肝臓を壊した人はリストの順位が低かったりする。
一応、お金で買ったわけではないとされていたけど、某著名企業CEOが突然病気療養に入ってすぐ、非公開のうちに、交通事故死亡者の20代の若者から臓器移植を受けたときは、結局その人は移植からたった1年半ほどで亡くなってしまった。肝疾患だったらしいので、肝臓は休養が重要。その多忙さがせっかく受けた移植臓器をダメにしてしまったともいえるかもしれないが、こういうケースでも本来は移植リストを下げられる理由になることもある。
だって、せっかく臓器を提供するのだから、移植を受けた人がもっと長生きしてもらったほうがいいのは当たり前。
売買が合法化すると、まず間違いなく貧乏人は移植を受けにくくなるよね。
そりゃそうなんですが、建前上はすべての人は平等っすからねえ。選民思想は敬遠されがちでしょうし。
この場合は取られた側が20台の若者かどうかは(ひとまず)置いといて、金持ちが横入りしたために間に合わず死んでしまったor移植が遅れた誰かがもたらすはずだった利益(公益?)との比較になるんでしょうかね。スーパーCEO×1 vs 普通の部長クラス×5とか。(そもそも貧乏人だと列に並ぶことができるのかという問題もあるが、そこは口をつぐむ)
>この場合は取られた側が20台の若者かどうかは(ひとまず)置いといて、
一応人間なんで一台二台と数えるのやめてあげてもらえないでしょうかw
仮にそうだとしても、誰がどんな基準で判断した結果なのかが明かされない限り、そしてそれが世論の納得を得られない限り、優先権を不当に金で買ったと謗られる事になる。
もっとも、本当の金持ちはその事すら金の力で解決するだろうが。
> ウンコ製造機を100年延命させるより、多忙なCEOを1年延命させた方が世のため人のためかもしらんぞ。
それを評価するのはあなたではないですよね。もしかしたら、多忙なCEOで世のため人のためにならない害悪なウンコ製造機かも知れないですよね。
> そうでもなくて見えざる神の手じゃね?つのが元記事の経済学者の主張だろ
この制度の下では、ワタミ創業者は高確率で延命できますね。
彼を延命することは - 優秀な経営者として活躍し、彼の資産が増える - 悪質な廃人製造会社がますます暗躍し、社会の有為な人材が損耗し、社会を衰退させる
の両方を招くので、この手の「神の見えざる手」なんていう経済学者は社会を崩壊させるためにのみ存在する。
上位1%の富裕層が世界中の資産の半分を持ち、さらにトップ85人の資産が下層35億人分と同じという著しい偏在性があることを考えれば、果たして合法化で助かる人が増えるのかって疑問がありますね。医療的なマッチングより、経済的なマッチングが優先されて却って死亡率が上がるんじゃないかという。
思考ゲームとしてですが、仮に臓器の買取を合法化したとして、その利用に際しての費用を臓器希望者の資産の一定割合(たとえば半分)の事前払い込みのプール制にし、実際に誰に提供されるかは完全にオープンで運頼みの籤とした場合に果たして件の経済学者を含めた賛同者は賛成のままでいるのでしょうか?
海堂尊の小説にそんなんあったな。「手術料は資産の半分です」#ルーレットの赤黒の賭けに例えてたような気がするけど、成功したら払い戻し、失敗したら総取り....ではさすがになかったと思う
臓器移植(高額医療)に対する金銭的対価が、提供者を含む社会に十分還元される仕組みがあるのであれば、一理あるんだけどね。移植を受ける人は臓器によって助かる。提供した人も金銭によって助かる。公共の利益にも十分に還元させる事で他人も助かる。富の偏在化の助長ではなく、富の分配手段になるのであればという事で。
>富の偏在化の助長ではなく、富の分配手段になるのであればという事で。
まさにその特性から、裕福であればあるほど、遺産相続予定者達から臓器移植希望者を引き留めようとするパターンが増えそうな予感。それはそれで社会的には富の再分配が進むのでOKっぽいのですが。
死去に伴うリセットが延期されるので、富の偏在が加速される。結果として貧乏人はより貧乏なままに据え置かれ、移植云々とは関係ないレベルで、救われない人々が増えるだろう。
臓器移植ではないが、映画「エリジウム」では富裕層だけがスペースコロニー・エリジウムに住み、完璧なオート医療マシンを自宅に完備していて、即死でない限りはどんな重病重症でも治療できるって設定だった。
結果、富裕層はかなり長命なのに、一般市民は虫けらのように使い捨てられて死んでいくという社会。
ただ、そこまで完璧な医療が富裕層以外の人々に解放されたらトンデモナイことになりそうだが。
やっぱ適度に人は死んでいくのが正しいのだろう。
それは貴方が(我々が)トンデモなくない側の住人だから。トンデモない側の住人は文句を言う事すら出来ない。
じゃ、全然問題ないじゃん。そういう人たちは文句を言うことすらできずに死んでいけばいいよ。
もしもそれがスティーブ・ジョブズ [wikipedia.org]の事だとしたら、2009年3月に移植2011年10月に死亡なので、約2年半じゃないのかな。別の人の事だったらごめん。
コメ元ですが、すみません、間違えました。2年半ですね。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
臓器売買は人命軽視につながる (スコア:1)
というか、現状でも金持ち老人が若者の臓器を受け取っている傾向があるのに、公式に売買を認めたらどうなるか?
死刑囚からの臓器提供とか、刑罰として導入とか、借金返済とか、訳の判らない方向に拡張されていく事でしょう。
金銭の授受があってはならないのです。
解決策は…… 人工臓器の開発でしょうねぇ。次点で遺伝子改変したブタの臓器かな?
# 移植が一般化すると闇市場も拡大するでしょうから、臓器強盗も出現すると思われます。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:臓器売買は人命軽視につながる (スコア:0)
ドナーと移植者の適合率が配慮されたり、移植後に改善するかでリストの順番が変わったりもするよね。
せっかく移植しても、すぐにダメになったり、わずかな延命にしかならなくて結局は移植者が亡くなったりしたのでは提供者も報われない。
だから、すぐにでも移植しないと死んじゃうくらい悪化しても、その患者の状況によっては移植してもダメな可能性も高いからリストの順位が下げられたりすることも。
だからアル中で肝臓を壊した人はリストの順位が低かったりする。
一応、お金で買ったわけではないとされていたけど、某著名企業CEOが突然病気療養に入ってすぐ、非公開のうちに、交通事故死亡者の20代の若者から臓器移植を受けたときは、結局その人は移植からたった1年半ほどで亡くなってしまった。
肝疾患だったらしいので、肝臓は休養が重要。
その多忙さがせっかく受けた移植臓器をダメにしてしまったともいえるかもしれないが、こういうケースでも本来は移植リストを下げられる理由になることもある。
だって、せっかく臓器を提供するのだから、移植を受けた人がもっと長生きしてもらったほうがいいのは当たり前。
売買が合法化すると、まず間違いなく貧乏人は移植を受けにくくなるよね。
Re:臓器売買は人命軽視につながる (スコア:1)
ウンコ製造機を100年延命させるより、多忙なCEOを1年延命させた方が世のため人のためかもしらんぞ。
Re: (スコア:0)
そりゃそうなんですが、建前上はすべての人は平等っすからねえ。
選民思想は敬遠されがちでしょうし。
Re: (スコア:0)
この場合は取られた側が20台の若者かどうかは(ひとまず)置いといて、
金持ちが横入りしたために間に合わず死んでしまったor移植が遅れた誰かがもたらすはずだった利益(公益?)との比較になるんでしょうかね。
スーパーCEO×1 vs 普通の部長クラス×5とか。
(そもそも貧乏人だと列に並ぶことができるのかという問題もあるが、そこは口をつぐむ)
Re: (スコア:0)
>この場合は取られた側が20台の若者かどうかは(ひとまず)置いといて、
一応人間なんで一台二台と数えるのやめてあげてもらえないでしょうかw
Re: (スコア:0)
仮にそうだとしても、
誰がどんな基準で判断した結果なのかが明かされない限り、
そしてそれが世論の納得を得られない限り、
優先権を不当に金で買ったと謗られる事になる。
もっとも、本当の金持ちはその事すら金の力で解決するだろうが。
Re: (スコア:0)
> ウンコ製造機を100年延命させるより、多忙なCEOを1年延命させた方が世のため人のためかもしらんぞ。
それを評価するのはあなたではないですよね。
もしかしたら、多忙なCEOで世のため人のためにならない害悪なウンコ製造機かも知れないですよね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
> そうでもなくて見えざる神の手じゃね?つのが元記事の経済学者の主張だろ
この制度の下では、ワタミ創業者は高確率で延命できますね。
彼を延命することは
- 優秀な経営者として活躍し、彼の資産が増える
- 悪質な廃人製造会社がますます暗躍し、社会の有為な人材が損耗し、社会を衰退させる
の両方を招くので、この手の「神の見えざる手」なんていう経済学者は社会を崩壊させるためにのみ存在する。
Re: (スコア:0)
しかも「人を救うという『感動』こそが、あなたへの対価なのです」とか言って臓器代はタダで済ませるとか。
Re:臓器売買は人命軽視につながる (スコア:1)
上位1%の富裕層が世界中の資産の半分を持ち、さらにトップ85人の資産が下層35億人分と同じ
という著しい偏在性があることを考えれば、果たして合法化で助かる人が増えるのかって
疑問がありますね。
医療的なマッチングより、経済的なマッチングが優先されて却って死亡率が上がるんじゃないかという。
思考ゲームとしてですが、仮に臓器の買取を合法化したとして、その利用に際しての費用を臓器希望者の
資産の一定割合(たとえば半分)の事前払い込みのプール制にし、実際に誰に提供されるかは完全に
オープンで運頼みの籤とした場合に果たして件の経済学者を含めた賛同者は賛成のままでいるのでしょうか?
Re:臓器売買は人命軽視につながる (スコア:1)
海堂尊の小説にそんなんあったな。「手術料は資産の半分です」
#ルーレットの赤黒の賭けに例えてたような気がするけど、成功したら払い戻し、失敗したら総取り....ではさすがになかったと思う
臓器移植(高額医療)に対する金銭的対価が、提供者を含む社会に十分還元される仕組みがあるのであれば、一理あるんだけどね。
移植を受ける人は臓器によって助かる。提供した人も金銭によって助かる。公共の利益にも十分に還元させる事で他人も助かる。
富の偏在化の助長ではなく、富の分配手段になるのであればという事で。
#存在自体がホラー
Re: (スコア:0)
>富の偏在化の助長ではなく、富の分配手段になるのであればという事で。
まさにその特性から、裕福であればあるほど、遺産相続予定者達から臓器移植希望者を引き留めようと
するパターンが増えそうな予感。
それはそれで社会的には富の再分配が進むのでOKっぽいのですが。
Re: (スコア:0)
死去に伴うリセットが延期されるので、富の偏在が加速される。
結果として貧乏人はより貧乏なままに据え置かれ、
移植云々とは関係ないレベルで、救われない人々が増えるだろう。
Re: (スコア:0)
臓器移植ではないが、映画「エリジウム」では富裕層だけがスペースコロニー・エリジウムに住み、完璧なオート医療マシンを自宅に完備していて、即死でない限りはどんな重病重症でも治療できるって設定だった。
結果、富裕層はかなり長命なのに、一般市民は虫けらのように使い捨てられて死んでいくという社会。
ただ、そこまで完璧な医療が富裕層以外の人々に解放されたらトンデモナイことになりそうだが。
やっぱ適度に人は死んでいくのが正しいのだろう。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
それは貴方が(我々が)トンデモなくない側の住人だから。
トンデモない側の住人は文句を言う事すら出来ない。
Re: (スコア:0)
じゃ、全然問題ないじゃん。
そういう人たちは文句を言うことすらできずに死んでいけばいいよ。
Re:臓器売買は人命軽視につながる (スコア:1)
Re: (スコア:0)
もしもそれがスティーブ・ジョブズ [wikipedia.org]の事だとしたら、
2009年3月に移植
2011年10月に死亡
なので、約2年半じゃないのかな。別の人の事だったらごめん。
Re: (スコア:0)
コメ元ですが、すみません、間違えました。2年半ですね。