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さらにこの弁明が正しいのなら、査読者は何を見てたんだってことにもなりますね。 図や参考文献の番号と本文中からの参照関係は、僕は自分が頼まれた査読では必ず確認しますけど。
>ついでに、これだけ注目されていて多くの目に触れただろう論文で、写真が同じというのはまだ見落とす可能性があっても、>本文からの参照漏れがあるというのに
厳密にはちょっと違うけど、似たケースとして私の論文の事例:
・論文投稿・改訂⇔投稿先雑誌の学会所属エディタ・エディタから依頼をうけたレビューアのコメント、を3回ほど繰り返す。 (すべてweb上で処理ができ、図表も参照できるシステム)・学会所属エディタが「これならOK」の判断を下す。「Congratulations」レター(メール)が送られてきて、以降は編集作業に。・投稿先雑誌が委託している出版社(超和訳:春者)が組み版業者に図表と本文を流す。ついでに英文校閲も無料でしてくれるらしい。・組版業者が組み版をつくり、「これでOKか?」とメールをよこす(アドレスからインドの業者だとわかる)
・このころ、最初のやり取りで疲れていたので、「エディタとレビューアがOKだといったんだからまあOKだろ」と、
ながら作業しながらOKのメールを返信するボタンを押す間際に
・Fig.2 とFig.3 の入れ替え(キャプションと示している図がまったく対応していない)・入れ替えミスされている図がなぜか査読中に送っていた改訂前のバージョン(どっからもってきた)・結果、「この図は何を言いたいがためにしめしているのか」がわからない論文に。・テクニカルターム(投稿先雑誌の業界の、投稿で指定した担当編集者なら知っているけど、隣の編集者ならまずしらない)が、妙な言い回しの一般的な単語に置き換え
などの、専門分野をわかっていないアウトソーシング先業者による「く○校訂」に気づいて指摘しまくりました。いやぁ、これ何も考えずにスルーOKしちゃって、後から論文エラッタ出さざるを得ない例もあるんじゃないかと。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
追試は関係なくない? (スコア:2)
さらにこの弁明が正しいのなら、査読者は何を見てたんだってことにもなりますね。 図や参考文献の番号と本文中からの参照関係は、僕は自分が頼まれた査読では必ず確認しますけど。
Re: (スコア:0)
発表から追試が上手く行かない、までがいくら何でも早すぎるように思えます。
ついでに、これだけ注目されていて多くの目に触れただろう論文で、写真が同じというのはまだ見落とす可能性があっても、
本文からの参照漏れがあるというのに、読んだほとんどの人がすぐには気付かなかったと言うのも不思議です。
論文の読み方の文化の違いなのか、今後どうなるのか気になります。
Re:追試は関係なくない? (スコア:2, 参考になる)
>ついでに、これだけ注目されていて多くの目に触れただろう論文で、写真が同じというのはまだ見落とす可能性があっても、
>本文からの参照漏れがあるというのに
厳密にはちょっと違うけど、似たケースとして私の論文の事例:
・論文投稿・改訂⇔投稿先雑誌の学会所属エディタ・エディタから依頼をうけたレビューアのコメント、を3回ほど繰り返す。
(すべてweb上で処理ができ、図表も参照できるシステム)
・学会所属エディタが「これならOK」の判断を下す。「Congratulations」レター(メール)が送られてきて、以降は編集作業に。
・投稿先雑誌が委託している出版社(超和訳:春者)が組み版業者に図表と本文を流す。ついでに英文校閲も無料でしてくれるらしい。
・組版業者が組み版をつくり、「これでOKか?」とメールをよこす(アドレスからインドの業者だとわかる)
・このころ、最初のやり取りで疲れていたので、「エディタとレビューアがOKだといったんだからまあOKだろ」と、
ながら作業しながらOKのメールを返信するボタンを押す間際に
・Fig.2 とFig.3 の入れ替え(キャプションと示している図がまったく対応していない)
・入れ替えミスされている図がなぜか査読中に送っていた改訂前のバージョン(どっからもってきた)
・結果、「この図は何を言いたいがためにしめしているのか」がわからない論文に。
・テクニカルターム(投稿先雑誌の業界の、投稿で指定した担当編集者なら知っているけど、隣の編集者ならまずしらない)が、妙な言い回しの一般的な単語に置き換え
などの、専門分野をわかっていないアウトソーシング先業者による「く○校訂」に気づいて指摘しまくりました。
いやぁ、これ何も考えずにスルーOKしちゃって、後から論文エラッタ出さざるを得ない例もあるんじゃないかと。