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日本で大企業勤務経験があり、かつ日米両国で一社ずつ起業した経験があるアメリカ人です。
両社とも小さいままで鳴かず飛ばずで成功はしていませんが、倒産していないので失敗というわけでもありません。私が感じた違いをいくつか書きます。
(a) 米国ではVCが出資と共に経験豊富なアドバイザーを数人アサインしてくれる。 アドバイザーは起業で成功し、働かなくても生きていける技術者やマーケターなど。 起業して成功を収めてる人達であるだけに経験豊富で能力も高いため助言が適切。
興味深いお話です。
(b)についてですが、私見では日本人技術者はロマンティックでビッグプロジェクトを好む傾向があるようです。
(c)、(d)は規模の問題ですが、(a)はアドバイザーたりえる成功者の絶対数が少ないということでしょうか。であればこれもそうだと思います。
米国ではベンチャーから大企業というパスはどうでしょう。日本でもないわけではないのですが、非常に少ないようです。
ビッグプロジェクトというのは分かる気がしますね。こちら(米国)で、ビッグプロジェクトを好む人が少ないとは言いませんが、小さいプロジェクトで満足という人が多数いるのは事実です。大企業に買収してもらうことを目指し、大きなサービスの歯車のひとつを開発する、といった形ですね。
(a) に関してですが、そのとおりです。功成り名遂げた老齢期の成功者ではなく、30代から40代で最新の技術や動向に完全に精通しているアドバイザー達ですね。彼らが適切な助言をして新しいベンチャーを成功へと導き、さらに成功者が早期リタイアしてアドバイザーとなる循環があります。
技術者がベンチャーから大企業に転職する例は相当に多いです。米国は転職によってキャリアアップをしていく文化ですので、履歴書に記載できることがモノを言います。ベンチャーは小さいので、〇〇担当ディレクターとか、そういった上級職の肩書きを簡単にもらえますし、チャレンジングなことをして経歴を重ねることができます。ある程度年齢が進んだら、その経歴を引っさげて給与水準が高い大企業に転職するというパターンですね。知り合いにも結構います。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
日米の起業文化に関する雑感 (スコア:2, 興味深い)
日本で大企業勤務経験があり、
かつ日米両国で一社ずつ起業した経験があるアメリカ人です。
両社とも小さいままで鳴かず飛ばずで成功はしていませんが、
倒産していないので失敗というわけでもありません。
私が感じた違いをいくつか書きます。
(a) 米国ではVCが出資と共に経験豊富なアドバイザーを数人アサインしてくれる。
アドバイザーは起業で成功し、働かなくても生きていける技術者やマーケターなど。
起業して成功を収めてる人達であるだけに経験豊富で能力も高いため助言が適切。
Re: (スコア:0)
興味深いお話です。
(b)についてですが、私見では日本人技術者はロマンティックでビッグプロジェクトを好む傾向があるようです。
(c)、(d)は規模の問題ですが、(a)はアドバイザーたりえる成功者の絶対数が少ないということでしょうか。であればこれもそうだと思います。
米国ではベンチャーから大企業というパスはどうでしょう。日本でもないわけではないのですが、非常に少ないようです。
Re:日米の起業文化に関する雑感 (スコア:0)
ビッグプロジェクトというのは分かる気がしますね。こちら(米国)で、ビッグ
プロジェクトを好む人が少ないとは言いませんが、小さいプロジェクトで満足という
人が多数いるのは事実です。大企業に買収してもらうことを目指し、大きなサービスの
歯車のひとつを開発する、といった形ですね。
(a) に関してですが、そのとおりです。功成り名遂げた老齢期の成功者ではなく、
30代から40代で最新の技術や動向に完全に精通しているアドバイザー達ですね。
彼らが適切な助言をして新しいベンチャーを成功へと導き、さらに成功者が早期リタイア
してアドバイザーとなる循環があります。
技術者がベンチャーから大企業に転職する例は相当に多いです。米国は転職によって
キャリアアップをしていく文化ですので、履歴書に記載できることがモノを言います。
ベンチャーは小さいので、〇〇担当ディレクターとか、そういった上級職の肩書きを
簡単にもらえますし、チャレンジングなことをして経歴を重ねることができます。
ある程度年齢が進んだら、その経歴を引っさげて給与水準が高い大企業に転職する
というパターンですね。知り合いにも結構います。