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理研、STAP細胞研究論文の疑義に関する調査中間報告を行う」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2014年03月15日 12時37分 (#2563620)

    生物系の下っ端&若輩研究者です。
    私が今回の調査中間報告を聞いて特に違和感を覚えたのは、
    悪意がなければ、あたかも研究不正がなかったとするような調査委員会の物言いでした。
    私は故意にしろ過失にしろ、結果として起こしてしまった改竄や剽窃は、
    科学の不正行為であることに変わりないと考えていますし、
    それが科学コミュニティーのルールにおける世界の常識ではないかと考えています。
    ローカルな一施設の倫理規定に基付いた処罰対象になり得るかという判断よりも先に、
    国を代表する研究機関として、世界に通じる研究者の倫理感のあるべき姿をしっかりと示して欲しかった。
    今回の会見を聞いて、悪意さえなければ単純ミスで済ませられると誤解した研究者が増えてしまったら
    残念で仕方ありません。
    そもそも、研究をさかのぼって悪意があったどうかを証明することはとても難しい。
    より大きな悪意を持って、より巧妙にダマそうとすればするほど、不正は見つかりにくいわけですから。
    科学のルールなんて脆いものです。
    ちょっとした悪意でいとも簡単に壊れてしまう。
    でも、先人たちがより良い信頼できる科学コミュニティーと科学の人への貢献を目指して、
    長い年月をかけて築き上げてきたものだと思うのです。
    だからなんとしても守らなければならない。
    私たち一人一人がそれを守ることによって成り立ているのだということを忘れてはならない。
    今回の騒動で、その気持ちを新たにしています。

    青臭いことを言って申し訳ありません。
    またもし私が勘違いをして不快な思いをされた方がいたら、
    若輩者の戯言だと思って、どうかお許しくださいませ。

    • ローカルな一施設の倫理規定に基付いた処罰対象になり得るかという判断よりも先に、
      国を代表する研究機関として、世界に通じる研究者の倫理感のあるべき姿をしっかりと示して欲しかった。

      僕も違和感を覚えましたが、何がまずいのか、ここまでちゃんと認識できませんでした。脱帽です。

      ただ、調査委員会に求められていることの一つは、関係者の処分を決めるのに必要な事実を明らかにすることだと思うので、理研の規定が悪意の有無に依存しているなら、そこが調査の中心になってしまうのは仕方がないのかなとも思います。それを外部向けの発表の中心に据えてどうするんだ、もっと重要なことがあるだろ、という点はおっしゃる通りだと思います。

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      (やや長いですが)正論ですね。 一言で言えば、本案件はいわばドーピングなのですよ。
      • by Anonymous Coward

        ドーピング・・・なるほど、言い得て妙ですね。
        ドーピングでは原則プレーヤーの故意、過失に関係なく違反が成立しますからね。
        結局、故意であれ過失であれ競技への信頼性を貶めた点で厳格に責任を課せられるのだと思います。
        科学の世界でも、悪意の有無に関係なく、
        改竄、剽窃等により誤った情報を公に発信してしまった場合は、
        大なり小なり世界の研究者に迷惑をかけるとともに、
        科学コミュ二ティーに対する世間の信頼を損なう点で変わりありません。
        だから作為があったかはどうであれ、改竄、剽窃、COI開示義務の怠りなどの違反があった場合は、
        まずに科学

    • by Anonymous Coward

      性善説に立ちすぎるところに問題がある。競争あるところに悪意あり。

      悪意で壊れるようなものであれば、壊れてしまえばいいよ。それはもともと壊れる運命にあるのだから。
      捏造する連中もいるのだと思って、常に猜疑心を持っていればよい。猜疑心を忘れて他人の良心に
      頼る姿勢は、科学的では無いよね。科学者に基本は、猜疑心だよ。

      派手にやりすぎる連中は、どのみちばれる。重要な発見なら多くの人が追試を試みる。
      追試して結果が出ないことを怒っても仕方がない。結果が出ないという追試者の結果を評価すれば済む話。
      新しい発見に対する要請が強すぎる体質にも問題がある。

      • by Anonymous Coward

        近年の科学不正の急増をみるに、
        性善説に依拠した現在の査読システムが限界にきているかもしれないという点においては、
        あなたと同じ考えです。
        編集者と数名のエキスパートレフリーでは、論文に不正があるか検知するのは、
        リソース的に無理なので性善説の立場を取らざる得ないというのが現状なのかもしれません。
        科学者の基本は猜疑心であることもよくわかります。
        でもそれはこれまで私にとってどちらかというと、
        過去の研究のパラダイムに縛られないという意味での批判精神でした。
        それに加えて、発表された論文には何かしらウソが含まれている可能性があり、
        すべて疑いの目で

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