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フィルムで撮影した場合、その後のスキャナーデバイスの発展によって再スキャンすることで解像度を上げていけるけれども、最初からデジタルデバイスで撮影した場合にはその改造で固定されてしまって後々解像度を上げるには数値処理で計算して出していくしかないというポイントがある。まあそういう事を差し置いてもフィルムよりもデジタル撮影編集配布投影が選択されているのだから仕方が無いよね。
フィルムスキャナの解像度はすでに画像粒子を解像するところまで来ちゃってませんか?
たしか、銀塩フィルムの解像度を概算するには「銀分子数個分の大きさ」を用いる、とかそういうレベルの大きさでしたよ。
で、アナログなんで配置はランダムなんですよね(←CCDだと方形かハニカムの周期構造)。
銀塩画像は「画素の配置がランダム」なだけでなく、「画素サイズもランダム」なんですよ。銀塩の反応自体はデジタル(反応するか、反応しないか、の2値)なので、そのままだと明るさに応じた階調が得られません。そこで、「少ない光でも反応する大粒の粒子」「たくさんの光で反応する小粒の粒子」などをいろいろ取りそろえることで、「光量に応じた反応」が出るような構造にしているのです。
スキャン画像にツブツブは見えてるので、「フィルムスキャナの解像度はすでに画像粒子を解像するところまで来ちゃって」るようにみえますが、現状のフィルムスキャナの解像度は、「大粒の粒子は粒子としてスキャンできる」が、「小粒の粒子は粒子としては見えない」というレベルだと思います。まだまだ全ての銀塩粒子を完全再現できるレベルにはなってないでしょう。
カラーフィルムの場合は銀塩粒子は色素で置き換えられてしまっていますが同じですか?
カラーの場合も同じですよ。反応した銀塩粒子の周りに色素が形成されるわけですから、おおざっぱに「銀塩粒子の大きさ」=「色素画素の大きさ」であり、銀塩粒子のサイズのばらつきに応じて、色素画素の粒子サイズにもばらつきが出ます。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
比較的容易にと言ったって… (スコア:4, 参考になる)
映写機だってもうラインが無いだろうから現存する機体が無くなれば映写不可能だよね。
残したければ新しいメディアにその都度で移し替えていくしか無いんじゃないかなあ。
Re: (スコア:0)
フィルムで撮影した場合、その後のスキャナーデバイスの発展によって再スキャンすることで解像度を上げていけるけれども、
最初からデジタルデバイスで撮影した場合にはその改造で固定されてしまって後々解像度を上げるには数値処理で計算して出していくしかない
というポイントがある。
まあそういう事を差し置いてもフィルムよりもデジタル撮影編集配布投影が選択されているのだから仕方が無いよね。
Re: (スコア:0)
フィルムスキャナの解像度はすでに画像粒子を解像するところまで来ちゃってませんか?
Re: (スコア:1)
たしか、銀塩フィルムの解像度を概算するには「銀分子数個分の大きさ」を用いる、
とかそういうレベルの大きさでしたよ。
で、アナログなんで配置はランダムなんですよね(←CCDだと方形かハニカムの周期構造)。
Re:比較的容易にと言ったって… (スコア:4, 参考になる)
銀塩画像は「画素の配置がランダム」なだけでなく、「画素サイズもランダム」なんですよ。
銀塩の反応自体はデジタル(反応するか、反応しないか、の2値)なので、そのままだと明るさに応じた階調が得られません。
そこで、「少ない光でも反応する大粒の粒子」「たくさんの光で反応する小粒の粒子」などをいろいろ取りそろえることで、「光量に応じた反応」が出るような構造にしているのです。
スキャン画像にツブツブは見えてるので、「フィルムスキャナの解像度はすでに画像粒子を解像するところまで来ちゃって」るようにみえますが、現状のフィルムスキャナの解像度は、「大粒の粒子は粒子としてスキャンできる」が、「小粒の粒子は粒子としては見えない」というレベルだと思います。まだまだ全ての銀塩粒子を完全再現できるレベルにはなってないでしょう。
Re: (スコア:0)
カラーフィルムの場合は銀塩粒子は色素で置き換えられてしまっていますが同じですか?
Re:比較的容易にと言ったって… (スコア:3, 参考になる)
カラーの場合も同じですよ。反応した銀塩粒子の周りに色素が形成されるわけですから、おおざっぱに「銀塩粒子の大きさ」=「色素画素の大きさ」であり、銀塩粒子のサイズのばらつきに応じて、色素画素の粒子サイズにもばらつきが出ます。