Microsoft のコード変換も,もともとは Windows 3.x の頃に Unicode Consortium で公開されていた変換表をそのまま使っただけのものですし,その後 JIS X 0221-1994 が出ると Unicode Consortium は自分の公開していた変換表を何のコメントもなくさっさと差し替えてしまいました.
(ほとんど JIS に合わせておいて,なぜか「―」の所だけ変換ルールを変えるのが気持ち悪い.)
実際,コード変換表は "The Unicode Standard" の一部ではないというのが,今も昔も,Unicode Cosortium の公式なスタンスだと思います.公開している変換表は,あくまでも「参考」ということです.(でもなければ,上記のようなことはできないはず.)
Re:ロケール自動認識 (スコア:2, 参考になる)
というか,Unicode Consortium 自体, 既存のコードセットとの間の変換についてはあまり考えていなかったのではないかと思います.Round-trip conversion ができるように,文字だけは収録するけれど,変換表は勝手に自分で作れということで.
Microsoft のコード変換も,もともとは Windows 3.x の頃に Unicode Consortium で公開されていた変換表をそのまま使っただけのものですし,その後 JIS X 0221-1994 が出ると Unicode Consortium は自分の公開していた変換表を何のコメントもなくさっさと差し替えてしまいました. (ほとんど JIS に合わせておいて,なぜか「―」の所だけ変換ルールを変えるのが気持ち悪い.)
実際,コード変換表は "The Unicode Standard" の一部ではないというのが,今も昔も,Unicode Cosortium の公式なスタンスだと思います.公開している変換表は,あくまでも「参考」ということです.(でもなければ,上記のようなことはできないはず.)
ISO 8859 系の変換表でも,たとえば Kosta Kostis の ISO/IEC 8859 Character Encoding Information で指摘されているような問題があります.