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チーターが120km/hという数字が子供の頃読んだ図鑑によく載っていた。でも、前に見たTV番組の測定結果が最高で60km/hほどであった。もっと速く走れないことはないが、それで必要十分という説明があった気がする。
無闇に最高速度を叩き出すのは人間くらいなのかも。
これに対応するかわかりませんが、モノの速度というのは、なかなか測りにくいはずです。
よく有るのが風速で、これは一般にある時間幅の平均速度のことです。で、この時間幅が問題で、日本では10分、米国では1分をその時間幅としています。で、風のようなランダム性が強い現象の場合、短い時間幅で測るほど外れ値に引っ張られ、振れ幅が大きくなります。このため、最大瞬間風速の数値が、日本と米国では倍ほど違うようになります。
今回の話も、マグロが瞬間的に身震いして出した値と、1時間平均とかして出した値がかなり違っていました、ってだけな気がする。
どちらかというと、マグロが瞬間的に100キロとかで泳ぐ(身震いする?)ことと、マグロは泳ぎ続けないと呼吸が出来ない、ということが、混ざって広まっていただけなのでは?
この調査で使ったロガーの仕様次第という訳ですね。定時のGPS座標と水圧、水温程度の情報だと釣り糸の弛みなんて目じゃない誤差がありそうだ。平時の速度含めて。
ロガーの水の抵抗とか角度とかの問題でマグロが本気出せなかった可能性も微
高速遊泳が可能な魚類はご推察の通り身震いのような動作で瞬間的に猛烈なスピードを出します。この時、魚の体の表面では体を波打たせる事で渦が発生し、その渦は体に沿って尾びれに向かって移動します。魚は自ら発生させたこの渦を身体の後半部や尾びれで叩く事により強く前進する事が出来ます。こういう風に乱流状態を作り、なおかつそれをコントロールするという事は大量にエネルギーを消費する行為なので、それが可能なのは短時間だけです。よって、平均を取ると当然タイトルの通りかなり遅い数値になってしまいます。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
最高速度 (スコア:0)
チーターが120km/hという数字が子供の頃読んだ図鑑によく載っていた。
でも、前に見たTV番組の測定結果が最高で60km/hほどであった。
もっと速く走れないことはないが、それで必要十分という説明があった気がする。
無闇に最高速度を叩き出すのは人間くらいなのかも。
Re:最高速度 (スコア:3, 参考になる)
これに対応するかわかりませんが、モノの速度というのは、なかなか測りにくいはずです。
よく有るのが風速で、これは一般にある時間幅の平均速度のことです。で、この時間幅が問題で、日本では10分、米国では1分をその時間幅としています。で、風のようなランダム性が強い現象の場合、短い時間幅で測るほど外れ値に引っ張られ、振れ幅が大きくなります。このため、最大瞬間風速の数値が、日本と米国では倍ほど違うようになります。
今回の話も、マグロが瞬間的に身震いして出した値と、1時間平均とかして出した値がかなり違っていました、ってだけな気がする。
どちらかというと、マグロが瞬間的に100キロとかで泳ぐ(身震いする?)ことと、マグロは泳ぎ続けないと呼吸が出来ない、ということが、混ざって広まっていただけなのでは?
Re: (スコア:0)
この調査で使ったロガーの仕様次第という訳ですね。
定時のGPS座標と水圧、水温程度の情報だと釣り糸の弛みなんて目じゃない誤差がありそうだ。
平時の速度含めて。
Re: (スコア:0)
ロガーの水の抵抗とか角度とかの問題で
マグロが本気出せなかった可能性も微
Re: (スコア:0)
高速遊泳が可能な魚類はご推察の通り身震いのような動作で瞬間的に猛烈なスピードを出します。
この時、魚の体の表面では体を波打たせる事で渦が発生し、その渦は体に沿って尾びれに向かって移動します。
魚は自ら発生させたこの渦を身体の後半部や尾びれで叩く事により強く前進する事が出来ます。
こういう風に乱流状態を作り、なおかつそれをコントロールするという事は大量にエネルギーを消費する行為なので、それが可能なのは短時間だけです。
よって、平均を取ると当然タイトルの通りかなり遅い数値になってしまいます。