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日々の糧のための労働は不要になっているかもしれないね。
例によって「仕事を奪う」とか本末転倒なこと言ってるね。仕事をしなくてもいいように社会の仕組みを変えるという発想がなぜできないのか。
より良く働いたものだけが富を独占できるという資本主義の仕組みのまま、多くの物事が自動化されていく、その過程では、自動化装置を操ることが出来てその働きによって富を得られる者にだけ富が偏ってしまうと思う。
現状の建前上公平と言われる実質的に不公平で貧富の固定される体制を、転覆して新たな仕組みが定着するまでには、少数の富を独占する者と、多数の虐げられるものとの間に、多くの血が流れる自体が発生するような気がする。
だから、仕事を奪うっていう不安があるのは当然な気がするな。
偶然、機械の持ち主になった者、偶然、地主になった者が、さらに資産格差を拡大させるだろう。資産が資産を生み出す好循環に入る者と、働いても働いても、待遇が切り下げられる悪循環に入る者に分かれるだろう。そもそも、進化の主役は、人間ではない。人間も含めて、すべては群進化論のいうとおり、「情報の乗り物」に過ぎない。社会・遺伝情報にとって、「自らの拡大再生産に人間の幸福が重要でない」となれば、人間の幸福に配慮して無駄な手間をかける社会・遺伝情報は淘汰されるだろう。情報の乗り物の主役が機械に移れば、人間はその他大多数の家畜や猿の一角に過ぎなくなる。実際、既に先進国のペットのいくらかは、途上国の人間より良い待遇だ。
無数のセンサーが社会に取り付けられる「Internet Of Things」で機械の目と耳は格段の進歩をするだろう。そして、それらから的確な判断をするビッグデータ時代になれば、機械による発見力も格段に上がるだろう。繊細な判断を必要とする工程を、少量汎用的に取り組める、という点は、少しは人間が機械よりリードしているかもしれない。
浮いた時間や労力をかっぱらってやろうと言う輩しかいないから。人が人であるうちは、余った力を公平に分けるなんて、死んでも無理。
でも、ありがちなSFの展開では、仕事がなくなって楽園を享受できるのは一部の支配階級で、多くは楽園を追い出されて貧しい生活ってのが定番なんだよね。まあ、それはそれで仕事は確保できるのかもしれないけど。
それって共産主義だよね。市場競争がない代わりに権力闘争がえげつない。物質が有限である以上、それを多くの人が納得する形で分配するシステムが必要だけど、現状は、それが労働。それに替わるものを見いだせないなら、仕事をしなくてもいい社会というのは無理。
> 物質が有限である以上
この前提が正しいかどうか。物質は循環するから無限とも言い得る。水資源は有限か、循環するから無限に使えるのではないか。体内に取り込んで排泄されない水分てないでしょう。
質量とエネルギー保存則から、無限ではないけど減りもしない。減るのは利用可能なエネルギー(エントロピー増大)。まあ太陽光を利用する限り、当面無くなりはしないけど、使い放題でもない。一度使った資源(ゴミ)は、無尽蔵のエネルギーがあれば原理的には元に戻せるけど、今のところ経済的に成り立たない。
で、ダイソンスフィアの出番と。
順番待ちさえすれば手に入るってことですね。
究極的に機械化自動化が進み、人間の働く余地が消滅して市場競争も権力闘争も意味をなさなくなったその時こそが究極の資本主義から共産主義が生まれる瞬間なのではないでしょうか。
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人生unstable -- あるハッカー
労働自体が必要かどうか (スコア:3, すばらしい洞察)
日々の糧のための労働は不要になっているかもしれないね。
Re:労働自体が必要かどうか (スコア:1)
例によって「仕事を奪う」とか本末転倒なこと言ってるね。仕事をしなくてもいいように社会の仕組みを変えるという発想がなぜできないのか。
トラブルにはなると思う (スコア:3)
より良く働いたものだけが富を独占できるという資本主義の仕組みのまま、
多くの物事が自動化されていく、その過程では、
自動化装置を操ることが出来てその働きによって富を得られる者にだけ富が偏ってしまうと思う。
現状の建前上公平と言われる実質的に不公平で貧富の固定される体制を、
転覆して新たな仕組みが定着するまでには、
少数の富を独占する者と、多数の虐げられるものとの間に、
多くの血が流れる自体が発生するような気がする。
だから、仕事を奪うっていう不安があるのは当然な気がするな。
機械に投資するほうが人に投資するより儲かれば、結果は明白だろう。 (スコア:1)
偶然、機械の持ち主になった者、偶然、地主になった者が、さらに資産格差を拡大させるだろう。
資産が資産を生み出す好循環に入る者と、
働いても働いても、待遇が切り下げられる悪循環に入る者に分かれるだろう。
そもそも、進化の主役は、人間ではない。
人間も含めて、すべては群進化論のいうとおり、「情報の乗り物」に過ぎない。
社会・遺伝情報にとって、「自らの拡大再生産に人間の幸福が重要でない」となれば、
人間の幸福に配慮して無駄な手間をかける社会・遺伝情報は淘汰されるだろう。
情報の乗り物の主役が機械に移れば、人間はその他大多数の家畜や猿の一角に過ぎなくなる。
実際、既に先進国のペットのいくらかは、途上国の人間より良い待遇だ。
無数のセンサーが社会に取り付けられる「Internet Of Things」で機械の目と耳は格段の進歩をするだろう。
そして、それらから的確な判断をするビッグデータ時代になれば、機械による発見力も格段に上がるだろう。
繊細な判断を必要とする工程を、少量汎用的に取り組める、という点は、少しは人間が機械よりリードしているかもしれない。
Re: (スコア:0)
浮いた時間や労力をかっぱらってやろうと言う輩しかいないから。
人が人であるうちは、余った力を公平に分けるなんて、死んでも無理。
Re: (スコア:0)
でも、ありがちなSFの展開では、
仕事がなくなって楽園を享受できるのは一部の支配階級で、
多くは楽園を追い出されて貧しい生活ってのが定番なんだよね。
まあ、それはそれで仕事は確保できるのかもしれないけど。
Re: (スコア:0)
それって共産主義だよね。市場競争がない代わりに権力闘争がえげつない。物質が有限である以上、それを多くの人が納得する形で分配するシステムが必要だけど、現状は、それが労働。それに替わるものを見いだせないなら、仕事をしなくてもいい社会というのは無理。
Re: (スコア:0)
> 物質が有限である以上
この前提が正しいかどうか。物質は循環するから無限とも言い得る。水資源は有限か、循環するから無限に使えるのではないか。体内に取り込んで排泄されない水分てないでしょう。
Re:労働自体が必要かどうか (スコア:1)
もっとも、J・P・ホーガンも地球じゃ無理!って思ったから、惑星ケイロンなんだけど.....
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re: (スコア:0)
質量とエネルギー保存則から、無限ではないけど減りもしない。
減るのは利用可能なエネルギー(エントロピー増大)。
まあ太陽光を利用する限り、当面無くなりはしないけど、使い放題でもない。
一度使った資源(ゴミ)は、無尽蔵のエネルギーがあれば原理的には元に戻せるけど、
今のところ経済的に成り立たない。
Re: (スコア:0)
で、ダイソンスフィアの出番と。
Re: (スコア:0)
順番待ちさえすれば手に入るってことですね。
Re: (スコア:0)
究極的に機械化自動化が進み、人間の働く余地が消滅して市場競争も権力闘争も意味をなさなくなったその時こそが究極の資本主義から共産主義が生まれる瞬間なのではないでしょうか。
Re:労働自体が必要かどうか (スコア:1)
極貧と大金持ちだけの世界は確実にくるだろうから覚悟は必要だと思うな
意味がなくなったら意味がある所まで自動化が後退するだけに違いない