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とはいえ、安く出来ますと言っているところがあるのにもっと高いところに発注したら、あとからなんで安いところに発注しないんだって言われた時に妥当性の説明は結構大変だよね。
これ。
仮に発注側がシステム詳しくても、事情や仕組みの分からない門外漢の内部監査をクリアするのは無理だと思う。東大分子細胞生物学研究所の調査結果じゃないけど、会計検査院への明快な回答を過度に重視し、「そのためのストーリーに合った入札結果を求める姿勢」ってのをひしひしと感じる。会計検査院は案外その道に詳しい人がきてくれることも多いので、話せば分かってくれる可能性がなくはないのだが…。
「落札価格が一円でも安い方と契約します」ってのが透明で公正な役所のあり方になってるなあ。ある時専門用語も業界の慣行も知らない素人が落札しちゃって、案の定トラブルが続出した。次から「仕様書は平易な言葉で書くこととし、業界でしか伝わらないような専門用語は使うな」という規定ができた。ちょっと泣いた。
>「仕様書は平易な言葉で書くこととし、業界でしか伝わらないような専門用語は使うな」同情するけど、しかし、これも必要なことではあると思うんだよね。新規業者の参入を促すためにね。
過剰な業界慣習は、新規業者に対する参入障壁となって業界の新陳代謝を阻害、硬直化を招き、最終的には業界全体を衰退させる原因となる。法人だって歳を取る。創業から長くなると、社内外の無意味な慣習が常態化し、ピーターの法則により、無能者で会社全体が埋め尽くされる。その結果生じる、生産効率や資源の利用効率の悪化は、企業内にとどまらず、社会全体に悪影響をもたらす。中小企業なら、これだけで潰れるから良いんだけど、大企業となると、規模のメリットや関係省庁との癒着により、力尽くで押し流せてしまう。故に、資源が有限である限り、法人も最大でも100年程度で寿命を迎え、死ぬべきだ。
同じ事は、国家にも言えると思うね。中国やソ連における共産党の腐敗と同じ様な問題が、我が国の55年体制にも内在していた。それが崩壊した時点で、自民党長期政権自体も死を迎えるべきだったのだけど、殺しきれなかった。たしかに、戦後の復興期には、発展途上国における開発独裁による長期政権が一定の合理性を有するように、55年体制の安定政権が有用だったのだけどね。本来、遅くとも1970年代のうちに、政権担当能力を有する政党が二党以上ありこれが与党を交代する二党政、又は多党制を確立すべきだった。そもそも、民主制政党政治の原理は、戦争や革命によらず、定期的に政権与党を入れ替える、つまり政治体制に擬似的な死を与え、腐敗や癒着を防ぐことにあるんだけど、この国はその確立に失敗したといえる。
>>「仕様書は平易な言葉で書くこととし、業界でしか伝わらないような専門用語は使うな」>同情するけど、しかし、これも必要なことではあると思うんだよね。新規業者の参入を促すためにね。
そうかなあ。こういうのって結局は「平易な単語の組み合わせで書かれた暗号(分かったような気になるだけの文章)」を乱造することになると思う。
だって専門用語って膨大な背景を省略して凝縮するためのものでしょ。それをいちいち平易な言葉の組み合わせで説明してたらものすごい文章量や参考文献数になるよ。そんなのいちいち書けないし、読む気もしない。最初は各社がバラバラに言い換えを行うだろうけど、たいていは受けがよくないだろう。それでもそのうち業界内で「受けのいいコンパクトな説明」が知れ渡って収束していくだろう。でもそれって結局新たに言い換えた専門用語の劣化版を作り直すのと同じだと思うんだよね。
まあ程度の問題でもあるし、専門用語自体が分かったふりをするために使われることもあるだろうけど…
略語だったり普段使わない言葉で構成されてて専門用語であることがわかる専門用語はまだましで平易な言葉で書かれた専門用語なんかは本当にわかりにくいよね。法律や法学だと多いけど、有名な刑法の「故意」や「過失」は故意や過失とかなり違った意味が付与されてて知ってる人と知らない人がその言葉を使って話してるとお互い通じてるつもりでディスコミュニケーションを起こしてしまう。訴えの主観的併合なんてこの字面を目にした人が想像するのと全然違う「主観的」の使い方がされてると思う。教科書みたいにこういう専門用語は太文字にするだけで意外とわかりやすくなったりしないかな。
日本語だとまだ小難しい漢語に訳されて日常語とかけ離れる可能性が比較的高いけど、英語だとset(集合)だのmap(写像)だのgroup(群)だのring(環)だのfield(体)だの…。経済学でもgoods(財)とか。
>>「仕様書は平易な言葉で書くこととし、業界でしか伝わらないような専門用語は使うな」>同情するけど、しかし、これも必要なことではあると思うんだよね。新規業者の参入を促すためにね。
用語定義にきちんと乗ってれば問題ないです。「専門用語」の意味を「正確に」説明できない発注者が多すぎ。
「猫でもわかる複素解析」の本でも出版しろとか言いだしそうな勢いだな。
発注側はコードレビューしろ、受けた側は発注側が理解できるよう平易な言葉でコメントを書け、ってのがこの一つの形だ。素人が自分じゃ分からないから他人にお願いしようとしているのに、素人が素人なりに他人の能力を評価しなきゃいけないという点が最大の問題。あるべき姿は「多少は分かる奴を評価担当にしろ」でしかない。
国家がどうとか言うオフトピはどうでもいいよもう。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
立場乱用のような (スコア:1)
入札だから仕方ないけど、その安い金額で品質が担保できないと疑う必要もあったんじゃないか
それとも何か別の取引があったのか。
さらに返還とは・・・
弱みでも握られてるんですかね
Re: (スコア:1)
とはいえ、安く出来ますと言っているところがあるのにもっと高いところに発注したら、
あとからなんで安いところに発注しないんだって言われた時に妥当性の説明は結構大変だよね。
Re: (スコア:5, 興味深い)
これ。
仮に発注側がシステム詳しくても、事情や仕組みの分からない門外漢の内部監査をクリアするのは無理だと思う。
東大分子細胞生物学研究所の調査結果じゃないけど、会計検査院への明快な回答を過度に重視し、「そのためのストーリーに合った入札結果を求める姿勢」ってのをひしひしと感じる。
会計検査院は案外その道に詳しい人がきてくれることも多いので、話せば分かってくれる可能性がなくはないのだが…。
「落札価格が一円でも安い方と契約します」ってのが透明で公正な役所のあり方になってるなあ。
ある時専門用語も業界の慣行も知らない素人が落札しちゃって、案の定トラブルが続出した。
次から「仕様書は平易な言葉で書くこととし、業界でしか伝わらないような専門用語は使うな」という規定ができた。
ちょっと泣いた。
Re:立場乱用のような (スコア:-1)
>「仕様書は平易な言葉で書くこととし、業界でしか伝わらないような専門用語は使うな」
同情するけど、しかし、これも必要なことではあると思うんだよね。新規業者の参入を促すためにね。
過剰な業界慣習は、新規業者に対する参入障壁となって業界の新陳代謝を阻害、硬直化を招き、最終的には業界全体を衰退させる原因となる。
法人だって歳を取る。創業から長くなると、社内外の無意味な慣習が常態化し、ピーターの法則により、無能者で会社全体が埋め尽くされる。
その結果生じる、生産効率や資源の利用効率の悪化は、企業内にとどまらず、社会全体に悪影響をもたらす。
中小企業なら、これだけで潰れるから良いんだけど、大企業となると、規模のメリットや関係省庁との癒着により、力尽くで押し流せてしまう。
故に、資源が有限である限り、法人も最大でも100年程度で寿命を迎え、死ぬべきだ。
同じ事は、国家にも言えると思うね。
中国やソ連における共産党の腐敗と同じ様な問題が、我が国の55年体制にも内在していた。
それが崩壊した時点で、自民党長期政権自体も死を迎えるべきだったのだけど、殺しきれなかった。
たしかに、戦後の復興期には、発展途上国における開発独裁による長期政権が一定の合理性を有するように、55年体制の安定政権が有用だったのだけどね。
本来、遅くとも1970年代のうちに、政権担当能力を有する政党が二党以上ありこれが与党を交代する二党政、又は多党制を確立すべきだった。
そもそも、民主制政党政治の原理は、戦争や革命によらず、定期的に政権与党を入れ替える、
つまり政治体制に擬似的な死を与え、腐敗や癒着を防ぐことにあるんだけど、この国はその確立に失敗したといえる。
Re:立場乱用のような (スコア:1)
>>「仕様書は平易な言葉で書くこととし、業界でしか伝わらないような専門用語は使うな」
>同情するけど、しかし、これも必要なことではあると思うんだよね。新規業者の参入を促すためにね。
そうかなあ。
こういうのって結局は「平易な単語の組み合わせで書かれた暗号(分かったような気になるだけの文章)」を乱造することになると思う。
だって専門用語って膨大な背景を省略して凝縮するためのものでしょ。それをいちいち平易な言葉の組み合わせで説明してたらものすごい文章量や参考文献数になるよ。そんなのいちいち書けないし、読む気もしない。最初は各社がバラバラに言い換えを行うだろうけど、たいていは受けがよくないだろう。それでもそのうち業界内で「受けのいいコンパクトな説明」が知れ渡って収束していくだろう。でもそれって結局新たに言い換えた専門用語の劣化版を作り直すのと同じだと思うんだよね。
まあ程度の問題でもあるし、専門用語自体が分かったふりをするために使われることもあるだろうけど…
Re:立場乱用のような (スコア:1)
略語だったり普段使わない言葉で構成されてて
専門用語であることがわかる専門用語はまだましで
平易な言葉で書かれた専門用語なんかは本当にわかりにくいよね。
法律や法学だと多いけど、有名な刑法の「故意」や「過失」は故意や過失とかなり違った意味が付与されてて
知ってる人と知らない人がその言葉を使って話してると
お互い通じてるつもりでディスコミュニケーションを起こしてしまう。
訴えの主観的併合なんてこの字面を目にした人が想像するのと全然違う「主観的」の使い方がされてると思う。
教科書みたいにこういう専門用語は太文字にするだけで意外とわかりやすくなったりしないかな。
Re: (スコア:0)
日本語だとまだ小難しい漢語に訳されて日常語とかけ離れる可能性が比較的高いけど、英語だとset(集合)だのmap(写像)だのgroup(群)だのring(環)だのfield(体)だの…。経済学でもgoods(財)とか。
Re:立場乱用のような (スコア:1)
>>「仕様書は平易な言葉で書くこととし、業界でしか伝わらないような専門用語は使うな」
>同情するけど、しかし、これも必要なことではあると思うんだよね。新規業者の参入を促すためにね。
用語定義にきちんと乗ってれば問題ないです。
「専門用語」の意味を「正確に」説明できない発注者が多すぎ。
Re: (スコア:0)
>「仕様書は平易な言葉で書くこととし、業界でしか伝わらないような専門用語は使うな」
同情するけど、しかし、これも必要なことではあると思うんだよね。新規業者の参入を促すためにね。
「猫でもわかる複素解析」の本でも出版しろとか言いだしそうな勢いだな。
Re: (スコア:0)
発注側はコードレビューしろ、受けた側は発注側が理解できるよう平易な言葉でコメントを書け、ってのがこの一つの形だ。
素人が自分じゃ分からないから他人にお願いしようとしているのに、素人が素人なりに他人の能力を評価しなきゃいけないという点が最大の問題。
あるべき姿は「多少は分かる奴を評価担当にしろ」でしかない。
国家がどうとか言うオフトピはどうでもいいよもう。
Re: (スコア:0)