アカウント名:
パスワード:
よく「再販制」って言葉を聞きますがこれが「再販売価格維持制度」の略だとみんな認識できてるんだろうか委任販売制度とごっちゃになってたりしませんか?
再販制度というのは、店側に在庫リスクを持たせないためのものでしょう? そもそも管理すべき在庫が存在しない電子出版物に、再販制度を適用する正当性はないだろう。
× 正統性○ 正当性
再販制度を適用するのが、制度趣旨からみて「正当」かどうかを議論してるんだから、「正当性」でいいのです。
ほら、ここに勘違いしている人が一人。在庫リスクを持たせないのは委託販売制度。再販制度は小売りに定価販売を強制するための物。
だから独占禁止法の趣旨からすれば本来再販制度は違法なんだが、例外で違法にならないものの一つが出版物ってだけ。
マッチポンプ?
書籍の場合、委託販売を行わなくても再販売価格を拘束することが許されているので、「再販制度は店側に在庫リスクを持たせないため」というのは不正確です。
「再販制」および「委任制」でぐぐってください
なんで再販制度が「店側に在庫リスクを持たせないためのもの」になるの?
だよね。むしろ安売り処分が出来ないから、よりリスクがあるという。なので、そのリスクを持たせないために、再販制度とセットで委託的な方法をとる。考え方が逆だよね。
たしか、ハリポタは委託販売ではなかったと思うのだが、これは出版社側の都合だったはず。なら、書店側の都合で再販制度を維持しなくても良いよね。
>なら、書店側の都合で再販制度を維持しなくても良いよね。
出版社側と取次と書店の力関係で押さえてそう。どっちにせよ消費者はそこから除外、作家も。
極論では電子出版の場合、作家と消費者の間は電子出版社以外いらなくなるので従来の商売の構造が破壊されて焦ってるんすかね。
だから、アレはうちの近所の書店では上下巻分冊販売不可になったあたりで予約分しか入荷しなかった(と言うか発注しなかった)。しかも基本キャンセル不可。それもリスクを避けるための方法。
在庫リスクと返本可能がごっちゃになてるな。もともとは、小売に大部数置いてもらうのが目的で、委任制(委託販売)だから定価は出版社が決定。買取だと確実に売れる分しか小売は仕入れないから、市場に潤沢に流通させるための策だった。小売は書籍を買い取らない、売れ残っても返本できる、というぬるま湯が出版業界の癌でもあるわけだが。
そういう歴史の再販制度なんで、買取してくれないのに値引だけされると出版社は辛いんです、が今回の主張。価格固定の書籍は1冊単位で注文も返本もできるけど、それは店舗に大量の本を置いてくれる前提の慣例だったわけ。電子書籍の再販制が認められなければ、売る権利を(100冊単位とかで)買い取れって主張するんじゃないか。
結局は、返品損失を見越して価格に転嫁してるから、絶対に定価で売れよ!ってことだよね。でも、電子版の場合、在庫や返品リスクがないんだから、物理本と同じようなルールは不要じゃない?と思うけどね。
再販制度というのを法律で違法にしちゃえばいいのに。明らかに市場原理とかけ離れてて、豊かで輸送の整備された現在の消費者にはもう不要なシステムだと思う。黒字倒産もあり出版界の会計もかなり危ないようだし、もう再販制度廃止して経営者自ら考えて健全経営できるようにした方がいい。
利益構造というか、これまで出版業界を支えてきたのが再販制度と委任制なのよ。出版社-取次-小売で作りあげてきたこの制度が、今まさに崩れつつあってその変化に対応できてない。
電子書籍が主流になると取次と小売はお払い箱になるわけで、出版社としては今まで本を売りまくってくれた彼らを裏切れないわけ。(これが値引き問題の根幹)
根本的な問題は、出版業界の人たちが電子書籍を信じきれてない。国民全員が書籍リーダーを持ち、人気作品が数百万ダウンロードされる時代がくると信じてない。(一番パイのデカいスマホで出版各社が模索してるのはその辺の思惑らしい)最終的に電子書籍がメジャーにならない(またはメジャー化にものすごく時間がかかる)のなら、取次と小売(と通販)にはそれまで生き残ってもらわないと困るわけよ。
電子書籍への再販制導入は、業界全体食わすだけのパイ持ってないくせに価格破壊すんなってこと。
#この流れで出版社の利益を確保できないレベルまで街の書店が消えたら値上げすると思う。
>最終的に電子書籍がメジャーにならない(またはメジャー化にものすごく時間がかかる)のなら、>取次と小売(と通販)にはそれまで生き残ってもらわないと困るわけよ。
そこはもうそうなると一回ほぼ死滅してもいいんじゃないすかね(他人事特殊な技術もいらないだろうし複雑な仕組みでもなさそうだから、電子書籍が死んで神の書籍が復権すればその辺の仕組みも再生するでしょう。もしかしたら今までよりもいいものに生まれ変わるかも。
無常なことだけど、製造業とかいろんな業界がパラダイムシフトに乗ったり乗れなかったりして栄枯盛衰してるのも世の常だし。
だからといってあがくなというのもおかしいので、どこまでやれるのか見守りつつ。このまま電子書籍でコンテンツの価格崩壊が進めば、やがて紙の書籍の製造ベースがだだ下がり高級品になっていくんすかね。
日本の書籍は大部数前提の価格設定で、単価で言うと、1万部と10万部の印刷単価は倍ぐらい違う。ようするに、1万部の薄利を、数百万部のベストセラーで帳じり合わせてきたってこと。ただ、不景気や少子化でベストセラーのスケールが小さくなってて、どこも台所事情は苦しい。ベストセラーに依存すんのやめて、値上げしようかってところまで部数が下がってる。
で、電子書籍の薄利もベストセラーで帳じり合わせ。←今ココ
電子書籍は紙の本より安いとか、版下代だけで書籍化できるというのは原価厨の幻想で、業界全体を食わす利益をどっかでださないと出版業界そのものがつぶれる。
#まあ、原稿を生みだす作家は
>業界全体を食わす利益をどっかでださないと出版業界そのものがつぶれる。
現在進行形で今そうなって行ってるんじゃないすかね。書店がどんどん閉店して、雑誌が休刊し、出版社も規模縮小していってるように見える。ということは旧来の業界構造がもう現実的では無いので、修正あるいは再構成しないと潰れるのは必至。#多くの日本の製造業もそうなってるし。
>#まあ、原稿を生みだす作家は連載貧乏 [google.co.jp]当たり前という搾取構造なわけで、
佐藤秀峰さんの「漫画貧乏」読んでて、作家(漫画家)が作品制作で生活していけなくなるならやっぱり旧来からある「業界」は一旦潰れるのも止む無しじゃないかと思った。
>近い業界では活版が写植に追いやられ、写植がデジタルに追いやられてきたように。
それが解り易いですね。
>死滅は言い過ぎだけど淘汰はされてしかるべきだよね。
たしかに。
まったくその通りで、従来の利益構造だと先細りするだけという現状に電子書籍という価格破壊が押しよせてきたってことだな。
従来の構造でも、定価さえ維持できれば、値上げによる「延命」という名の「時間稼ぎ」できるかもしれない。そこに、「価格破壊で即死」という爆弾が投下されたわけ。
即死への危機感が、電子書籍に対して再販制を導入してくれという要求に繋がってる。 書籍への軽減税率要求 [j-magazine.or.jp]なんかもその一環だよね。既に(採算の問題で)値上げ圧力がかかってるんで、電子書籍の再販制も軽減税率も認められない場合、何かしらの値上げが実施されると予想してる。
あなた
ここ [mangaonweb.com]とかここ [mangaonweb.com]によると定価500円程度のマンガの印刷所経費(電子書籍に流用できる版下代除く)は5万部刷って77円。1万部刷って116円。売値500円の2割以上が印刷代。主観で大したことないって言われたらそれまでだが。
あと、同人誌の1万部は左団扇なのに、商業誌だと赤字スレスレ(利益分岐点)という意味な。一応、
リンク先間違えた。http://news.mynavi.jp/news/2012/06/04/066/ [mynavi.jp]http://mangaonweb.com/creatorDiarypage.do?cn=1&dn=62 [mangaonweb.com]
同意されたのか否定されたのかどっちなんだろう。色々補足してもらったけど、その辺は既知の上で省略したと思ってくれ。
自分も補足すると増刷が安く上がるのは事実なんだが、部数が少ないと印刷単価が高くつくんで出版社は渋る。千部単位でこまめに増刷すると利益率がとても悪い。だから万単位で増刷して、潤沢に流通させて、余ったら廃棄。(出版社によるが)まず書店に置かないと売れないという思想なんだな。平積みすると売上が伸びるんだからボリューム陳列みたいなもんだ。
印刷部数が即印税になる作家にとっても、廃棄するくらい刷ってもらった方が収入が増える。もっとも利益率を根
> 返品損失を見越して価格に転嫁してるから、絶対に定価で売れよ!ってことだよね。
それっておかしくないか?
卸値を固定とすると、本屋が値引きしようがしまいが、1冊売れたら卸値分だけは出版社の取り分になる。値引き販売は本屋の取り分が少なくなるだけ。
むしろ、本屋が値下げしてでも売り切ってくれた方が出版社や取り次ぎはありがたいと思うけど。
# 再販制度って、薄利多売の可能な大型店から小規模店を# 守るものじゃなかったのか?# で、守るべき小規模店が存在しない電子書籍では# 再販制度は不要だと思っているんだが。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
再販制再販制というけれど (スコア:0, すばらしい洞察)
よく「再販制」って言葉を聞きますがこれが「再販売価格維持制度」の略だとみんな認識できてるんだろうか
委任販売制度とごっちゃになってたりしませんか?
Re:再販制再販制というけれど (スコア:0)
再販制度というのは、店側に在庫リスクを持たせないためのものでしょう? そもそも管理すべき在庫が存在しない電子出版物に、再販制度を適用する正当性はないだろう。
Re:再販制再販制というけれど (スコア:3)
○正統性
Re:再販制再販制というけれど (スコア:1)
× 正統性
○ 正当性
再販制度を適用するのが、制度趣旨からみて「正当」かどうかを議論してるんだから、「正当性」でいいのです。
Re:再販制再販制というけれど (スコア:1)
ほら、ここに勘違いしている人が一人。
在庫リスクを持たせないのは委託販売制度。再販制度は小売りに定価販売を強制するための物。
だから独占禁止法の趣旨からすれば本来再販制度は違法なんだが、例外で違法にならないものの一つが出版物ってだけ。
Re: (スコア:0)
マッチポンプ?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
書籍の場合、委託販売を行わなくても再販売価格を拘束することが許されているので、「再販制度は店側に在庫リスクを持たせないため」というのは不正確です。
Re: (スコア:0)
そもそも元コメは「再販制度は小売りに定価販売を強制する」というだけで「なぜそれをやってるか」を全然言ってないんだが
書籍の再販制度を維持している理由はなんのためだと思っているんでしょうか?
Re: (スコア:0)
「再販制」および「委任制」でぐぐってください
Re: (スコア:0, オフトピック)
なんで再販制度が「店側に在庫リスクを持たせないためのもの」になるの?
Re: (スコア:0, オフトピック)
だよね。
むしろ安売り処分が出来ないから、よりリスクがあるという。
なので、そのリスクを持たせないために、再販制度とセットで委託的な方法をとる。
考え方が逆だよね。
Re: (スコア:0)
たしか、ハリポタは委託販売ではなかったと思うのだが、これは出版社側の都合だったはず。
なら、書店側の都合で再販制度を維持しなくても良いよね。
Re:再販制再販制というけれど (スコア:1)
>なら、書店側の都合で再販制度を維持しなくても良いよね。
出版社側と取次と書店の力関係で押さえてそう。
どっちにせよ消費者はそこから除外、作家も。
極論では電子出版の場合、作家と消費者の間は電子出版社以外いらなくなるので従来の商売の構造が破壊されて焦ってるんすかね。
Re: (スコア:0)
だから、アレはうちの近所の書店では上下巻分冊販売不可になったあたりで予約分しか入荷しなかった(と言うか発注しなかった)。
しかも基本キャンセル不可。それもリスクを避けるための方法。
Re: (スコア:0)
在庫リスクと返本可能がごっちゃになてるな。
もともとは、小売に大部数置いてもらうのが目的で、委任制(委託販売)だから定価は出版社が決定。
買取だと確実に売れる分しか小売は仕入れないから、市場に潤沢に流通させるための策だった。
小売は書籍を買い取らない、売れ残っても返本できる、というぬるま湯が出版業界の癌でもあるわけだが。
そういう歴史の再販制度なんで、買取してくれないのに値引だけされると出版社は辛いんです、が今回の主張。
価格固定の書籍は1冊単位で注文も返本もできるけど、それは店舗に大量の本を置いてくれる前提の慣例だったわけ。
電子書籍の再販制が認められなければ、売る権利を(100冊単位とかで)買い取れって主張するんじゃないか。
Re:再販制再販制というけれど (スコア:1)
エロゲー分野だと、似たような制度で小規模メーカーが自転車操業してるんじゃないかな。
近江商人が昔からやってきたことではあるのだけど。問屋だけがもうかって、設備投資も問屋から前借り、事業たたむと借金が残るというのは昔から変わってない。
でもあくまで書店であるAmazonに求めることでは無いよね。電子出版前提の出版社が出てきて、倒産した既存出版社から版権を買収していくという流れになるだけでは。
Re: (スコア:0)
結局は、返品損失を見越して価格に転嫁してるから、絶対に定価で売れよ!ってことだよね。
でも、電子版の場合、在庫や返品リスクがないんだから、物理本と同じようなルールは不要じゃない?と思うけどね。
再販制度というのを法律で違法にしちゃえばいいのに。
明らかに市場原理とかけ離れてて、豊かで輸送の整備された現在の消費者にはもう不要なシステムだと思う。
黒字倒産もあり出版界の会計もかなり危ないようだし、もう再販制度廃止して経営者自ら考えて健全経営できるようにした方がいい。
Re:再販制再販制というけれど (スコア:1)
利益構造というか、これまで出版業界を支えてきたのが再販制度と委任制なのよ。
出版社-取次-小売で作りあげてきたこの制度が、今まさに崩れつつあってその変化に対応できてない。
電子書籍が主流になると取次と小売はお払い箱になるわけで、
出版社としては今まで本を売りまくってくれた彼らを裏切れないわけ。(これが値引き問題の根幹)
根本的な問題は、出版業界の人たちが電子書籍を信じきれてない。
国民全員が書籍リーダーを持ち、人気作品が数百万ダウンロードされる時代がくると信じてない。
(一番パイのデカいスマホで出版各社が模索してるのはその辺の思惑らしい)
最終的に電子書籍がメジャーにならない(またはメジャー化にものすごく時間がかかる)のなら、
取次と小売(と通販)にはそれまで生き残ってもらわないと困るわけよ。
電子書籍への再販制導入は、業界全体食わすだけのパイ持ってないくせに価格破壊すんなってこと。
#この流れで出版社の利益を確保できないレベルまで街の書店が消えたら値上げすると思う。
Re:再販制再販制というけれど (スコア:1)
>最終的に電子書籍がメジャーにならない(またはメジャー化にものすごく時間がかかる)のなら、
>取次と小売(と通販)にはそれまで生き残ってもらわないと困るわけよ。
そこはもうそうなると一回ほぼ死滅してもいいんじゃないすかね(他人事
特殊な技術もいらないだろうし複雑な仕組みでもなさそうだから、電子書籍が死んで神の書籍が復権すればその辺の仕組みも再生するでしょう。
もしかしたら今までよりもいいものに生まれ変わるかも。
無常なことだけど、製造業とかいろんな業界がパラダイムシフトに乗ったり乗れなかったりして栄枯盛衰してるのも世の常だし。
だからといってあがくなというのもおかしいので、どこまでやれるのか見守りつつ。
このまま電子書籍でコンテンツの価格崩壊が進めば、やがて紙の書籍の製造ベースがだだ下がり高級品になっていくんすかね。
Re: (スコア:0)
日本の書籍は大部数前提の価格設定で、単価で言うと、1万部と10万部の印刷単価は倍ぐらい違う。
ようするに、1万部の薄利を、数百万部のベストセラーで帳じり合わせてきたってこと。
ただ、不景気や少子化でベストセラーのスケールが小さくなってて、どこも台所事情は苦しい。
ベストセラーに依存すんのやめて、値上げしようかってところまで部数が下がってる。
で、電子書籍の薄利もベストセラーで帳じり合わせ。←今ココ
電子書籍は紙の本より安いとか、版下代だけで書籍化できるというのは原価厨の幻想で、
業界全体を食わす利益をどっかでださないと出版業界そのものがつぶれる。
#まあ、原稿を生みだす作家は
Re: (スコア:0)
近い業界では活版が写植に追いやられ、写植がデジタルに追いやられてきたように。
Re:再販制再販制というけれど (スコア:1)
>業界全体を食わす利益をどっかでださないと出版業界そのものがつぶれる。
現在進行形で今そうなって行ってるんじゃないすかね。
書店がどんどん閉店して、雑誌が休刊し、出版社も規模縮小していってるように見える。
ということは旧来の業界構造がもう現実的では無いので、修正あるいは再構成しないと潰れるのは必至。
#多くの日本の製造業もそうなってるし。
>#まあ、原稿を生みだす作家は連載貧乏 [google.co.jp]当たり前という搾取構造なわけで、
佐藤秀峰さんの「漫画貧乏」読んでて、作家(漫画家)が作品制作で生活していけなくなるなら
やっぱり旧来からある「業界」は一旦潰れるのも止む無しじゃないかと思った。
Re: (スコア:0)
ところで同人で経理から何から一人でやってコンスタントに1万売ってるような奴いるの?
Re:再販制再販制というけれど (スコア:1)
>近い業界では活版が写植に追いやられ、写植がデジタルに追いやられてきたように。
それが解り易いですね。
>死滅は言い過ぎだけど淘汰はされてしかるべきだよね。
たしかに。
Re: (スコア:0)
まったくその通りで、従来の利益構造だと先細りするだけという現状に
電子書籍という価格破壊が押しよせてきたってことだな。
従来の構造でも、定価さえ維持できれば、値上げによる「延命」という名の「時間稼ぎ」できるかもしれない。
そこに、「価格破壊で即死」という爆弾が投下されたわけ。
即死への危機感が、電子書籍に対して再販制を導入してくれという要求に繋がってる。
書籍への軽減税率要求 [j-magazine.or.jp]なんかもその一環だよね。
既に(採算の問題で)値上げ圧力がかかってるんで、
電子書籍の再販制も軽減税率も認められない場合、何かしらの値上げが実施されると予想してる。
あなた
Re: (スコア:0)
ここ [mangaonweb.com]とかここ [mangaonweb.com]によると
定価500円程度のマンガの印刷所経費(電子書籍に流用できる版下代除く)は
5万部刷って77円。
1万部刷って116円。
売値500円の2割以上が印刷代。
主観で大したことないって言われたらそれまでだが。
あと、同人誌の1万部は左団扇なのに、商業誌だと赤字スレスレ(利益分岐点)という意味な。
一応、
Re: (スコア:0)
リンク先間違えた。
http://news.mynavi.jp/news/2012/06/04/066/ [mynavi.jp]
http://mangaonweb.com/creatorDiarypage.do?cn=1&dn=62 [mangaonweb.com]
Re: (スコア:0)
>電子書籍は紙の本より安いとか、版下代だけで書籍化できるというのは原価厨の幻想
と言うのも正しくて、電子化して確実に減るのはその2割程度に過ぎないてのがベースにあるわけで。
(流通に金がかからないのはまた別の話)
書籍のだいたいの原価は売値の55〜60%ぐらいなので、残り40〜45%が制作関連費用なわけです。
20%が全体に占める割合が少ないというのは、増刷になった場合それ以外がまるっと利益になるためで、
こうなると他の製造業に比べれば圧倒的に低い原価率となります。
貴方が言うようにベストセラーでカバー
Re: (スコア:0)
同意されたのか否定されたのかどっちなんだろう。
色々補足してもらったけど、その辺は既知の上で省略したと思ってくれ。
自分も補足すると
増刷が安く上がるのは事実なんだが、部数が少ないと印刷単価が高くつくんで出版社は渋る。
千部単位でこまめに増刷すると利益率がとても悪い。だから万単位で増刷して、潤沢に流通させて、余ったら廃棄。(出版社によるが)
まず書店に置かないと売れないという思想なんだな。
平積みすると売上が伸びるんだからボリューム陳列みたいなもんだ。
印刷部数が即印税になる作家にとっても、廃棄するくらい刷ってもらった方が収入が増える。
もっとも利益率を根
Re: (スコア:0)
> 返品損失を見越して価格に転嫁してるから、絶対に定価で売れよ!ってことだよね。
それっておかしくないか?
卸値を固定とすると、本屋が値引きしようがしまいが、
1冊売れたら卸値分だけは出版社の取り分になる。
値引き販売は本屋の取り分が少なくなるだけ。
むしろ、本屋が値下げしてでも売り切ってくれた方が
出版社や取り次ぎはありがたいと思うけど。
# 再販制度って、薄利多売の可能な大型店から小規模店を
# 守るものじゃなかったのか?
# で、守るべき小規模店が存在しない電子書籍では
# 再販制度は不要だと思っているんだが。
Re: (スコア:0)
# 小規模書店を守るのは手段。本来の目的は文化水準の維持など。