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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
アレルギーなのに… (スコア:1)
そもそもアレルギー反応ってのは、身体が過剰反応して通常の免疫反応よりも
過激になるために障害を起こすことを言うと思うのだが。
Re:アレルギーなのに… (スコア:1, すばらしい洞察)
親切にリンクまでしてくれてるのになぁ。
Re:アレルギーなのに… (スコア:1)
予防接種(ワクチン投与)と似たような理屈でしょ。
Re:アレルギーなのに… (スコア:0)
予防接種では投与した抗原に対する抗体を産生させ免疫機構をつくることが目的ですが、減感作療法では継続的に抗原を投与し続けることで免疫機構を鈍くさせることが目的です。
したがって、予防接種では一度
Re:アレルギーなのに… (スコア:0)
あう。おっしゃるとおりですな。
無知失礼。
# あまり意味がないのでACにしたrin_penguin
Re:アレルギーなのに… (スコア:1)
減感作療法はNoonが20世紀初め頃に行ったのが最初だと言われてます。アレルギー反応を起こさないほどに微量をアレルゲンを患者に投与することで、最終的にアレルギー反応そのものを起こさない状態にすること(脱感作)が可能であることに基づいた治療法です。 抗ヒスタミン薬などは、アレルギー反応による各種症状を緩和するのには著効ですが、あくまで「対症療法」であって、アレルギーそのものを治す「根治療法」ではありません。それに対して減感作療法は数少ないアレルギーの根治療法の一つだと言えます。
#他にも金化合物やヒスタグロビンを用いた変調療法などが根治療法に含まれます。
減感作療法の有効性については臨床的に確かめられ、効果があると考えられてますが、この作用メカニズムについてはまだ不明な点が多いです。いくつかの説がありますが、現時点で信じられてるのはタレコミのリンク先にも挙げられている(ただし多少の間違いがある)ヘルパーT細胞のクラススイッチ(Th1とTh2)によって、花粉症等のI型アレルギーに関与するIgEの産生能が変化するため、という仮説です。このページ [env.go.jp]にある模式図が割と判りやすいと思います。
ヘルパーT細胞(Th)はしばしば「免疫反応の指令塔」に例えられますが、それが作り出すサイトカイン(細胞間の情報伝達を行う物質群)の違いによってTh1とTh2に分類されます。Th1はγインターフェロン(IFN-γ)を作るがインターロイキン4(IL-4)は作らないの対し、Th2はIL-4を作るがIFN-γを作りません。
IL-4もIFN-γも共にさまざまな生理作用を持っていますが、その一つの作用として、B細胞が抗体産生細胞になる過程に働きかけるというものがあります。IFN-γが働きかけた場合、そのB細胞はIgGというタイプの抗体を作り、IL-4の場合はIgEを作るようになります。アレルギー反応の主な原因になるのはアレルゲンに対するIgEであって、アレルゲンに対するIgGが出来ても強いアレルギー反応は起こしません(多少は関係あるという説もある)。それどころか、抗体産生のバランスがIgGの方に偏ることによってアレルギー反応を抑えるという現象があり、これがアレルギーの根治治療に関わるのではないか、という説があるわけです。
#ただ実際に減感作療法を行った場合に必ずしもアレルゲンに対する
#IgEが減るというわけではなく、これ以外にも例えばこのIgE抗体に
#対する抗体が出来るためだ、という説もあります。
ただしこのような機構が正しいとしても、では何故「減感作療法」を行うと、Th1の活性化/Th2の抑制が起きるのか、という肝心な点はまだ判ってません。ただ免疫系の細胞に限らず、細胞に何らかの刺激が与えられるとき、その刺激の強弱によって起きる反応に違いがあるのではないかという考えが最近一般に支持されてきていますから、微量のアレルゲンによって一種の免疫寛容が起きるという機構も近い将来には解明されてくるかもしれないです。