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人生unstable -- あるハッカー
SFってそもそもディストピア文学を骨格として持つのでは? (スコア:2)
これは16世紀のトマス・モアの『ユートピア』以降にヨーロッパで培われた理想郷或いはその逆を描くユートピア小説と言うジャンルが存在し‐‐マルキ・ド・サドの小説なんかもモロにそうなんですが‐‐19世紀末から20世紀初頭に書かれた仮想の社会を作品内で構築する手法として科学的外挿が用いられたものが後にSFとして分類された訳で。
つまりディストピア文学が在ってこそSFが生まれた訳で、作品の中にディストピアが出てくるってお前生みの親を居なかった事にするつもりかみたいなね。
# なんかよくわからない文章だけどいいやこれで。
Re:SFってそもそもディストピア文学を骨格として持つのでは? (スコア:2)
スティーブンスンだってそういう話書いてるし。
私もそこまで海外SFを多読してるわけじゃないので実際がどうなのかは知りませんが、スティーブンスンの主張は
「ディストピア的SFばかりになっているのは良くない」であって「ディストピア的SFが良くない」ではないはずです。
細かい話を抜きにすれば
「A.Cクラークやホーガンの描いたような未来や技術をポジティブにとらえた作品が減っている」という話だと解釈してます。
卑近な話をすれば日本で90年代後半に起こった「もうエヴァみたいな作品ばっかり見たくないよ」的な苦言に近いかもしれません。