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そもそも諸悪の根源は、教育用パソコンなるものを名目に自社製品を売り込もうとした松下電器のスケベ根性という認識だったのだが......
松下というかNECとエプソン以外の各社ですね。http://www.jaist.ac.jp/coe/library/jssprm_p/2001/pdf/2001-1C05.pdf [jaist.ac.jp]各社PanacomMやAX等のラインを別に持っていて、教育用パソコンの様子を見てからBTRONマシンを出すつもりだったから、スーパー301条の騒動で空中分解することになった。
でも、どうなんでしょうね。当時動作していたのは80286用の16bitのBTRONで、MacやWindowsに比べて確かに出来は良かったのですが、各社から市場に出ていたとしてその後のOS8やWin3.1そして32bit化に追随出来たのかどうか。
誕生間もなく消えて、不幸を振りまくことも少なかったんで現状で良かったんじゃないかと最近は考えてます。
その資料のTRONの説明には、間違いというか抜けてるところがあるTRONのRはRealtimeであって、そもそもTRONはパソコン用OSを目指したものでは無いパソコンOSは米国に先を越されたから、標準の存在しない工業用リアルタイムOSのデファクトを作ることで大学の研究が産業界に貢献出来ることを示すんだ~という説明を坂村健自身がしてたその後に出てきたBTRON構想と状況の変化のために、坂村健自身による一種の歴史の書き換えのようなことが起こっているTRONを正しく理解するためにはRはRealtimeであることを忘れちゃいけない#組込屋にとってはTRON=ITRONであって、BTRONやMTRONなど無に等しい存在
1984年からBTRONをつくると言ってたよ。ビジネス用パソコンがBTRONで家庭用パソコンがHTRON。
「ユーザーが操作したらユーザーに分かる何らかの反応を速やかに返さなければならない」という要求をパソコン用OSでのRealtimeと言っていた。
本当につくりたいのはCPUだけど、CPUだけつくってもしかたがないからOSもつくるって感じだったな。ITRONの上にBTRONを乗せて、その上にHTRONを乗せる。そして、ITRONの下のリアルタイムOSの核になる部分をCPUに内蔵することを考えていたとか。
で、The Real-time Operating system Nucleusという名前になった。
坂村氏は雑誌の連載で「TRONは32ビットCPUをつくるプロジェクト」と書いていた。TRONチップはスタックマシン、タグマシンにすると書かれていたけど、どちらにもならなかったな。
坂村先生はバロースのWritable Control Storageで博士号もらいましたからねえ…TRONCHIPはSmart Instruction Set Computerだとおっしゃっていましたが、内心では葛藤があったのかとおもうと宗篤
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
スケベ根性 (スコア:3, 興味深い)
そもそも諸悪の根源は、教育用パソコンなるものを名目に自社製品を売り込もうとした松下電器のスケベ根性という認識だったのだが......
Re: (スコア:5, 参考になる)
松下というかNECとエプソン以外の各社ですね。
http://www.jaist.ac.jp/coe/library/jssprm_p/2001/pdf/2001-1C05.pdf [jaist.ac.jp]
各社PanacomMやAX等のラインを別に持っていて、教育用パソコンの様子を見てからBTRONマシンを出すつもりだったから、スーパー301条の騒動で空中分解することになった。
でも、どうなんでしょうね。当時動作していたのは80286用の16bitのBTRONで、MacやWindowsに比べて確かに出来は良かったのですが、各社から市場に出ていたとしてその後のOS8やWin3.1そして32bit化に追随出来たのかどうか。
誕生間もなく消えて、不幸を振りまくことも少なかったんで現状で良かったんじゃないかと最近は考えてます。
Re: (スコア:1)
その資料のTRONの説明には、間違いというか抜けてるところがある
TRONのRはRealtimeであって、そもそもTRONはパソコン用OSを目指したものでは無い
パソコンOSは米国に先を越されたから、標準の存在しない工業用リアルタイムOSのデファクトを作ることで大学の研究が産業界に貢献出来ることを示すんだ~という説明を坂村健自身がしてた
その後に出てきたBTRON構想と状況の変化のために、坂村健自身による一種の歴史の書き換えのようなことが起こっている
TRONを正しく理解するためにはRはRealtimeであることを忘れちゃいけない
#組込屋にとってはTRON=ITRONであって、BTRONやMTRONなど無に等しい存在
Re: (スコア:0)
1984年からBTRONをつくると言ってたよ。
ビジネス用パソコンがBTRONで家庭用パソコンがHTRON。
「ユーザーが操作したらユーザーに分かる何らかの反応を速やかに返さなければならない」
という要求をパソコン用OSでのRealtimeと言っていた。
Re:スケベ根性 (スコア:1)
本当につくりたいのはCPUだけど、CPUだけつくってもしかたがないからOSもつくるって感じだったな。
ITRONの上にBTRONを乗せて、その上にHTRONを乗せる。そして、ITRONの下のリアルタイムOSの核になる部分をCPUに内蔵することを考えていたとか。
で、The Real-time Operating system Nucleusという名前になった。
Re: (スコア:0)
坂村氏は雑誌の連載で「TRONは32ビットCPUをつくるプロジェクト」と書いていた。
TRONチップはスタックマシン、タグマシンにすると書かれていたけど、どちらにもならなかったな。
Re: (スコア:0)
坂村先生はバロースのWritable Control Storageで博士号もらいましたからねえ…
TRONCHIPはSmart Instruction Set Computerだとおっしゃっていましたが、内心では葛藤があったのかとおもうと宗篤