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貴日記は初めから拝読させていただいておりました。あまりにもでたらめでほっておけないという怒りが強く伝わってくる内容でした。外部からの批判と異なり、組織の中の人間として難しいお立場であったと拝察いたしますが、科学者・研究者としての良心が、理研という指導的な研究機関の一員としての誇りが行動のエネルギーになったのではないでしょうか。この問題は日記が「これで最後」といった5月の時点で、普通なら解決していたはずです。2月でも3月でも、現場保存と遺留品の調査という当たり前の事をして、解析を進めていたら、「なあんだ」ということがすぐわかり、笹井先生からの証言も得られて一件落着ということになっていたと思います。ドジで未熟の研究者が筆頭著者だけれど「根幹は揺るがない」などと悪あがきしたり、笹井先生のように「一部に問題はあるが、合理的な仮説だ」などと、みっともなくずるずると引っ張ることもなかったと思います。現場検証や遺留品の調査などは、犯罪を疑われている人間に対してやることで、科学者に対してすることではないと、相澤先生が反対したから当然のことができず問題を大きくしたのでしょうか。ところで、ヘンドリック・シェーンの事件でも、データは廃棄したとか超伝導のチップは沈没したコンテナーの中だとか言っていました。今回の調査報告は、不正認定を避けるためにはデータを捨てればよい、小渕さんの側近がPCにドリスで穴を開け破壊したようにやれば安全・安心だということを、第2の小保方さんを目指す危ない研究者に保証したことになるのではと心配です。それにしても、調査委員会から「われわれはES細胞が混入したという証拠を持っています。」と言われて、「絶対、私は混入していません。」と答えた小保方さんは同時並行で行われていた「再現実験」にどんな気持ちで取り組んでいたのでしょう。ピペットの先にちょっとESをつければ再現できるのにと悔しい思いだったのかもしれません。反対意見が多い中で強行され、「できなければ本人もあきらめるだろう」などと小保方さんの気がすむことも目的に入ったこころやさしいこの「再現実験」は、まれに見る茶番としか言いようがありません。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
科学者としての勇気に敬意を表します (スコア:0)
貴日記は初めから拝読させていただいておりました。あまりにもでたらめでほっておけないという怒りが強く伝わってくる内容でした。外部からの批判と異なり、組織の中の人間として難しいお立場であったと拝察いたしますが、科学者・研究者としての良心が、理研という指導的な研究機関の一員としての誇りが行動のエネルギーになったのではないでしょうか。この問題は日記が「これで最後」といった5月の時点で、普通なら解決していたはずです。2月でも3月でも、現場保存と遺留品の調査という当たり前の事をして、解析を進めていたら、「なあんだ」ということがすぐわかり、笹井先生からの証言も得られて一件落着ということになっていたと思います。ドジで未熟の研究者が筆頭著者だけれど「根幹は揺るがない」などと悪あがきしたり、笹井先生のように「一部に問題はあるが、合理的な仮説だ」などと、みっともなくずるずると引っ張ることもなかったと思います。現場検証や遺留品の調査などは、犯罪を疑われている人間に対してやることで、科学者に対してすることではないと、相澤先生が反対したから当然のことができず問題を大きくしたのでしょうか。
ところで、ヘンドリック・シェーンの事件でも、データは廃棄したとか超伝導のチップは沈没したコンテナーの中だとか言っていました。今回の調査報告は、不正認定を避けるためにはデータを捨てればよい、小渕さんの側近がPCにドリスで穴を開け破壊したようにやれば安全・安心だということを、第2の小保方さんを目指す危ない研究者に保証したことになるのではと心配です。
それにしても、調査委員会から「われわれはES細胞が混入したという証拠を持っています。」と言われて、「絶対、私は混入していません。」と答えた小保方さんは同時並行で行われていた「再現実験」にどんな気持ちで取り組んでいたのでしょう。ピペットの先にちょっとESをつければ再現できるのにと悔しい思いだったのかもしれません。反対意見が多い中で強行され、「できなければ本人もあきらめるだろう」などと小保方さんの気がすむことも目的に入ったこころやさしいこの「再現実験」は、まれに見る茶番としか言いようがありません。