こちらの PDF [u-tokyo.ac.jp] によれば、従来のミュオグラフィでは「素粒子物理学に特有な莫大な数の事象の中から信号を見つけ出す(つまり背景雑音の中からシグナルを取り出す)解析方法」がとられてきたため、火山学者が扱うには敷居の高いものであったとのこと。そこで「背景雑音の中からシグナルのみをハードウェア的に取り出す方法(カロリメータ方式)を開発」したうえで、「取得したデータの自動解析ソフトウェアやイメージャなどのソフトウェア的な開発を行い」「ミューオンイメージング非専門家によるデータ取得・イメージングを定常的に実施できる環境を整備する」のが、『素粒子ミューオンを用いた火山透視技術の可用化プロジェクト』の目標であるとのこと。
あれ (スコア:0)
先行研究と何が違うの?
ミュオグラフィって結構前からあるよね
Re: (スコア:0)
ミュオグラフィで火山にかぎらずあっちこっち透視してるのは知ってますが、今回の場合「このたび噴火活動が活発な桜島で今年1年この技術を用いて火山透視を試みるという。」が新しいんじゃ無いですかね。
火山学者にも扱えるミューオン検出器の実用化かな (スコア:5, 参考になる)
素粒子ミューオンを用いた火山透視技術の可用化プロジェクト:文部科学省 [mext.go.jp]
新聞記事にはありませんが、今まで素粒子物理学者にしか扱えなかったミューオン検出器を、火山学者にも扱えるようにするのがポイントなのかな。
こちらの PDF [u-tokyo.ac.jp] によれば、従来のミュオグラフィでは「素粒子物理学に特有な莫大な数の事象の中から信号を見つけ出す(つまり背景雑音の中からシグナルを取り出す)解析方法」がとられてきたため、火山学者が扱うには敷居の高いものであったとのこと。そこで「背景雑音の中からシグナルのみをハードウェア的に取り出す方法(カロリメータ方式)を開発」したうえで、「取得したデータの自動解析ソフトウェアやイメージャなどのソフトウェア的な開発を行い」「ミューオンイメージング非専門家によるデータ取得・イメージングを定常的に実施できる環境を整備する」のが、『素粒子ミューオンを用いた火山透視技術の可用化プロジェクト』の目標であるとのこと。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ