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あまり知られてないが,英語の発音が綴りを無視して謎の変化をした時期があって(だいたい17世紀まで),これは大母音推移とかよばれている.このため,現在の英語は発音と綴りが噛み合わない宙ぶらりんの状態で,原理的にはどちらかを直さないと「正しく」ない.
# 例えば,昔は home は ホーメ と発音していたのだ.この頃の発音ならばなんと理解しやすく,かつ言文一致していたことか.
つまり,英語の発音を17世紀以前に戻すか,綴りを現在の発音に合わせるかしないかぎり,かのブリテン野郎(愛称)の英語は書き言葉を読み上げるシーンでは「正しくない」.過去のブリテン人が今に現れたら「奇妙な発音」にびっくりすることだろう.
そんな現状で「正しい英語」?いやいや,間違っている現状をまずなんとかせーよ.
実はちょっと面白いことに,オーストラリアの英語発音が「ちょっと昔のものに戻っている」部分がある.オーストラリア訛りとしてバカにされているけど,英語の発音が「正しく直る」可能性はゼロではないという意味で,興味深い.
戻るというかイギリス下層階級の英語に保存されてた昔の発音を継承してるのでは
それはありうる.きっと言語学者あたりがいろいろ調べてるんじゃないかな.
ほら、あの、あれだよ。オーストラリアは生きた化石の宝庫だし。
# んで、それでも社会階層によって語彙や発音が適応拡散してたらおもしろいんだが
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
大母音推移のせいで,英語は現在「正しくなくなってしまっている」と言って良い (スコア:5, 興味深い)
あまり知られてないが,英語の発音が綴りを無視して謎の変化をした時期があって(だいたい17世紀まで),これは大母音推移とかよばれている.このため,現在の英語は発音と綴りが噛み合わない宙ぶらりんの状態で,原理的にはどちらかを直さないと「正しく」ない.
# 例えば,昔は home は ホーメ と発音していたのだ.この頃の発音ならばなんと理解しやすく,かつ言文一致していたことか.
つまり,英語の発音を17世紀以前に戻すか,綴りを現在の発音に合わせるかしないかぎり,かのブリテン野郎(愛称)の英語は書き言葉を読み上げるシーンでは「正しくない」.過去のブリテン人が今に現れたら「奇妙な発音」にびっくりすることだろう.
そんな現状で「正しい英語」?いやいや,間違っている現状をまずなんとかせーよ.
Re: (スコア:0)
だが、綴りを変えたら昔の文献が読めなくなって困るのでは?
発音を変えるのはもっと現実的でないし。
Re:大母音推移のせいで,英語は現在「正しくなくなってしまっている」と言って良い (スコア:1)
実はちょっと面白いことに,オーストラリアの英語発音が「ちょっと昔のものに戻っている」部分がある.
オーストラリア訛りとしてバカにされているけど,英語の発音が「正しく直る」可能性はゼロではないという意味で,興味深い.
Re:大母音推移のせいで,英語は現在「正しくなくなってしまっている」と言って良い (スコア:2)
戻るというかイギリス下層階級の英語に保存されてた昔の発音を継承してるのでは
Re: (スコア:0)
それはありうる.きっと言語学者あたりがいろいろ調べてるんじゃないかな.
Re: (スコア:0)
ほら、あの、あれだよ。オーストラリアは生きた化石の宝庫だし。
# んで、それでも社会階層によって語彙や発音が適応拡散してたらおもしろいんだが