今の時代、サイトの価値(得られるページビュー)は Google 検索にどれだけかかるかに左右されます。従って、ドメイン名変更・サイト名(title要素)変更の際には、細心の注意を払う必要があります。基本的に、サイト名(title要素)が同一であれば、コンテンツやディレクトリ構成が極端に変更された場合を除き、"301 Moved Permanently" でリダイレクト(パス名はそのままでドメイン名のみ書き換える形でリダイレクト)をすることで、サイトの評価(被リンク・PageRank・ドメインの運用年数を含む)がそのまま引き継がれ、検索エンジンでの表示順位をそのまま維持することができます。
しかし、ドメイン名の変更と同時に、サイト名(title要素)やディレクトリ構成を変更してしまうと、301 Moved Permanently リダイレクトをしていた場合でも別サイトと認識されてしまい、サイトの評価が全く引き継がれないことがあります。
それぞれいつまで?/いつから?? (スコア:0)
srad.jp はいつから有効になり、
slashdot.jpはいつまで有効になるのでしょう?
まさかある瞬間からバツンと切替わるんじゃないよね??
両方が存在する期間があるんだよね???
Re: (スコア:5, 参考になる)
現在はsrad.jpにアクセスするとslashdot.jpにリダイレクトされるようになっています。また、移行後はslashdot.jpにアクセスするとsrad.jpにリダイレクトされるようになります(個別ページについても同様)。
slashdot.jpドメインについては当面の間(最低1年以上)は保持される予定です。
ドメイン名 と title を同時に変更してはならない (スコア:3)
今の時代、サイトの価値(得られるページビュー)は Google 検索にどれだけかかるかに左右されます。従って、ドメイン名変更・サイト名(title要素)変更の際には、細心の注意を払う必要があります。基本的に、サイト名(title要素)が同一であれば、コンテンツやディレクトリ構成が極端に変更された場合を除き、"301 Moved Permanently" でリダイレクト(パス名はそのままでドメイン名のみ書き換える形でリダイレクト)をすることで、サイトの評価(被リンク・PageRank・ドメインの運用年数を含む)がそのまま引き継がれ、検索エンジンでの表示順位をそのまま維持することができます。
しかし、ドメイン名の変更と同時に、サイト名(title要素)やディレクトリ構成を変更してしまうと、301 Moved Permanently リダイレクトをしていた場合でも別サイトと認識されてしまい、サイトの評価が全く引き継がれないことがあります。
プレスリリース [osdn.co.jp]によると、5月11日にサイト名が「スラド」になるとのことですが、この日程でサイト名変更をするのであれば、まずは、title要素を「スラッシュドット・ジャパン -- アレゲなニュースと雑談サイト」のままで直ちにドメイン名の変更(http://srad.jp/ への301リダイレクト)を行うことをお勧めします。ドメイン名とtitle要素の変更を同時にやるとサイト評価が引き継がれない恐れがありますから、直ちにドメイン名の変更だけやってサイト評価を引き継いだ後、後から(1か月後)サイト名を変更した方が良いという意味です。
また、1か月後にtitle要素を変更する際にも、Google はtitle要素のうちの一部変更(サイト名のうち○パーセントの単語のみ変更など)と全部変更を明確に区別しますから、「スラッシュドット」といった使えなくなる商標部分を除き、できる限り変えない方が良いです。「スラッシュドット・ジャパン -- アレゲなニュースと雑談サイト」なら「スラド・ジャパン -- アレゲなニュースと雑談サイト」にするのがお勧めです。
アドレス変更ツール [google.com] を使用すれば、ドメイン名とtitle要素を同時変更しても大丈夫だと誤解されている方もいらっしゃいますが、誤りです。Googleは、閉鎖するサイトのドメインを買収したり乗っ取ったりして、関係のないショッピングサイトにするといった行為への対策として、「サイトのURL変更」なのか「別サイトになった」のかを判別する訳ですが、その判別の際にtitle要素が異常にまでも重視されてしまうのです(2015年現在の最新の情報です)。
ちなみに、とほほのWWW入門 [tohoho-web.com]のような更新が少なく静的コンテンツの集まりなサイトであれば、ドメイン名・title要素を同時に変更しても、301リダイレクトであれば問題無くサイトの評価がそのまま引き継がれる場合が多いようです。これは、コンテンツ(テキスト)が同じであれば同一サイトであることが明らかだからです。ところが、スラドのように新しいニュースでトップページがどんどん上書きされるサイトであると、前回のクロール時と、ドメイン名・サイト名・コンテンツが同時に変更されることになり、「別サイト」としてサイト評価が引き継がれなくなる(Google は意外とアホです)可能性が高いのです。Google社はポリシーとして機械判定の結果を手動で弄ることを嫌うので、いくらスラドが有名サイトであっても、ロボットによって「完全な別サイト」になったという誤認識を受けたとしても、それを手動で修正(救済)してくれる可能性は低いと思われます。
SEO脳の恐怖 (スコア:0)
SEOってのは検索エンジンの裏をいかにかいてチンケなコンテンツを上に出させるか、というバッドノウハウ集だという本質を見失うと、この手の馬鹿げた事を、さも本質のようにグダグダと並べる馬鹿コンサルができあがるわけだな。
検索エンジンがユーザ情報から結果を最適化するようになってから、こういう事はもはや無意味だというのに。