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3Dプリンタで作ったチタン製自転車パーツ」記事へのコメント

  • カーボンモノコックは金型を作るのが大変だから、普通は吊るしのジオメトリしか買えない。
    3Dプリンタで金型を出力できるようになれば、フルオーダーのカーボンモノコックフレームが現実的な値段にできるのではあるまいか。
    吊るしからのアップチャージが20万円以内なら、相当需要があると思う。

    • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 15時27分 (#2798382)

      カーボンモノコックの型は金属ではなくて、数を打たなきゃケミカルウッドで十分です。

      耐久性を気にするなら金型になります。
      つまり、現状金型が使われるのは、性能上の要求ではなくて一つの型から取れる数を増やして製造コストを下げるためです。

      現状3Dプリンタを利用した金型は、通常通り作った金型よりも製作や材料費が高くなるため金型そのものは高価です。また大型のものは作れません。(現状、A3サイズが作れる大型の金属プリンタがあるが、2月の時点で日本にはまだ入ってないと聞いた)がさらに言えば、結局金型から抜かなきゃならないのは変わらないので、金型から抜ける形状しか作れないことも変わらない。

      ではケミカルウッドのかわりに樹脂の3Dプリンタならどうか、と言う事になるけれど、3Dプリンタで出せる合成樹脂の耐熱温度はせいぜい100℃ちょいが限度。しかも耐熱材は材料その物が非常に高価で、10グラム3000円ぐらいする。そもそも型には使えません。
      一方でケミカルウッドはかなりの高温に耐えるものまであります。実はこれでも型に使うには不十分な場合があり、この場合さらに表面にGFRP層を生成して使うんですが、樹脂3Dプリンタ材料ではこれもできません。

      現状、3Dプリンタ技術を応用するのは難しいし、
      無理矢理やっても結局、現実的な値段にはならないよ。

      ちなみに、従来よりも製作コストが高いのに、なぜ金型で金属3Dプリンタが有望視されているかというと、特に冷却配管とガス抜きが自由にできるという事が大きい。冷却がコントロールしやすいので、従来よりもヒケや収縮、歪みを抑える事ができるし、冷却の速度を早くすることができるので、製造を早くすることができる。また、人工的に金属の中に目に見えないレベルの隙間を作る事ができるので、そこから生成の時に出るガスを逃がすことができる。
      これにより、従来1ショット10秒かかっていたものが、7秒でできると、生産効率が1.5倍になるという計算だね。
      つまり量産するものではメリットがある。一方で、オーダーメードではあまりメリットがない。だからまだ難しいかと。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        3Dプリンタって極小ロット専用だとばかり思ってたけど、金型は逆なのか! 面白い。
        ケミカルウッドを切削して型を作るのなら別に最新技術でもなさそう。それでもフルオーダーのカーボンモノコックの話をまず聞かないのは、マーケティングの問題かな。

        • by Anonymous Coward on 2015年04月16日 15時54分 (#2798400)

          マーケティングの問題というより、ケミカルウッドを削るにしてもサイズが大きいので、それなりのお値段になってしまうからだと思います。

          自転車じゃないけど、大きさ1メートル四方の厚さ30センチぐらいのものをカーボンモノコックと同じ手法で作ったときは、型設計とは別に、型費だけで400万ぐらいかかったよ。形状は単純なカバーのようなものだったので、フレームはさらにお金かかると思う。部品そのものは1個10万ぐらいで、ひとつの型で30個ぐらいとれたので、型費こみこみで1個50万とかな。

          ただし、国内の名の知れたメーカなので台湾とか行けばもっと安いところあるかも。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          単にコストの問題。
          だからコストの問題の無いF1とかヨットのレース艇とかでは普通にやってますよね。

普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家

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