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こういった「ロボットの進出に伴う労働機会の減少」と言う問題では、もう片方の可能性がまったく語られていないような気がする。それはロボットの活動に拠って生産される製品やサービスの低コスト化だ。もし廉価高性能なロボットが普及して単純労働者の仕事を奪ったとしても、それらの労働力に掛かるコストを下げることによって低価格化が進み、ある一点を突破した段階で「ただ(無料)同然で受け取れる」ようなものになってしまうんじゃなかろうか。
まあそうなると、やがてロボット社会に寄生する人類の構図が成立しそうなんだが…ステキ
ただ同然で生産できるとしても、提供する側にメリットがなければただ同然で手に入ることは無さそうですよね。ロボットに働かせて人間は遊んで暮らす、とはよく言われる夢だけど、遊んで暮らすためのお金を誰が出すのか、って言う。もしその夢が実現できるとしたら、個人事業主になった上で、自分の所有するロボットにその仕事を代替させるケースくらいしかない気がします。
しかし誰もがそれを始めたら、ロボットによる労働の価値は暴落し、スケールメリットの出せる大規模資本以外は生き残れなさそうだし、そうするとロボットの耕す土地から採れる作物を食べて暮らすくらいしか無いかも知れませんね。で、ロボットのメンテナンスや医療をはじめ、食費以外にかかる費用を賄うために人間が現金を稼ぐ必要が出て、そうなるとロボットに代替できない複雑な作業や創造的な仕事ができない人から生活できなくなっていき、結局人間の生活は今と変わらないくらいには殺伐としたものになりそう(現金収入が途絶えてから餓死までの間に猶予があるという所が現在との違いか)。そしてロボットにできる仕事が増えていくに従って、現金収入を得られる人間の割合が減っていくという…。ただ、その頃までにはすべての人間が創造的な仕事ができるタイプの人間に置き換わっているかも知れませんが。そしてロボットが何らかの原因で一気に倒れたとき、一次産業をこなせる人間が減りすぎていて人類に大ダメージ、と言うところまで妄想しました。
人件費を抑えたい雇用者側は、コストや実現性などの条件が揃えば置き換えやすいところからロボットに置き換えていくだろうね。
ロボットの労働の価値が減って生産物の価値が落ちても、それを買う人間は金が無ければならないので労働者階級は仕事をせざるを得ない。仕事をしたくてもロボットが居座っていて職が無い人が増え始める→買い手が減って売れにくくなり、製造コストを下げるためさらにロボット導入で薄利多売 or 高価格化?→ロボットとそれを所有する連中のケツを舐めなければ今日の飯にも事欠く日々追い詰められ蜂起した労働者と支配者階級側の治安維持ロボットとの戦いが始まる……こんなのが頭に浮かんだ。疲れてるんだな。
>ただ、その頃までにはすべての人間が創造的な仕事ができるタイプの人間に置き換わっているかも知れませんが。それはかなり難しい気がする
ロボットもパンデミックに気をつけないとね.
人間の欲望を甘く見すぎだと思う
例えばネットが無かった時代にまとめサイトなんてビジネスはなかったことを思い出して欲しいロボットが既存の生産やサービスを代替しても恐らく人間はちょっとした隙間から新しい産業を生み出すと思う
ロボット様のオサンドンをする、という仕事が残っているかなあ。現状の我々ITだって、クリエイティブなのは一握りで、大多数はコンピュータ様のオサンドンをして飯食ってますし。
しかし、賃金が減る度合いと商品価格の低下がうまく比例してくれるんだろうか。極端な例として労働力にかかるコストが0になった社会を考えてみると、サービス業はともかくとして物を作る業種においては、有限な資源に価値が存在したりする以上生産コストを0には出来ない。でも労働者(だった大衆)が受け取る賃金は0になっちゃってて、何も買えない状態に……
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
ロボット・デフレの可能性…とか (スコア:2)
こういった「ロボットの進出に伴う労働機会の減少」と言う問題では、もう片方の可能性がまったく語られていないような気がする。
それはロボットの活動に拠って生産される製品やサービスの低コスト化だ。
もし廉価高性能なロボットが普及して単純労働者の仕事を奪ったとしても、それらの労働力に掛かるコストを下げることによって低価格化が進み、ある一点を突破した段階で「ただ(無料)同然で受け取れる」ようなものになってしまうんじゃなかろうか。
まあそうなると、やがてロボット社会に寄生する人類の構図が成立しそうなんだが…ステキ
# 爆言のち漏電中… :D
Re:ロボット・デフレの可能性…とか (スコア:2)
ただ同然で生産できるとしても、提供する側にメリットがなければただ同然で手に入ることは無さそうですよね。
ロボットに働かせて人間は遊んで暮らす、とはよく言われる夢だけど、遊んで暮らすためのお金を誰が出すのか、って言う。もしその夢が実現できるとしたら、個人事業主になった上で、自分の所有するロボットにその仕事を代替させるケースくらいしかない気がします。
しかし誰もがそれを始めたら、ロボットによる労働の価値は暴落し、スケールメリットの出せる大規模資本以外は生き残れなさそうだし、そうするとロボットの耕す土地から採れる作物を食べて暮らすくらいしか無いかも知れませんね。で、ロボットのメンテナンスや医療をはじめ、食費以外にかかる費用を賄うために人間が現金を稼ぐ必要が出て、そうなるとロボットに代替できない複雑な作業や創造的な仕事ができない人から生活できなくなっていき、結局人間の生活は今と変わらないくらいには殺伐としたものになりそう(現金収入が途絶えてから餓死までの間に猶予があるという所が現在との違いか)。そしてロボットにできる仕事が増えていくに従って、現金収入を得られる人間の割合が減っていくという…。
ただ、その頃までにはすべての人間が創造的な仕事ができるタイプの人間に置き換わっているかも知れませんが。
そしてロボットが何らかの原因で一気に倒れたとき、一次産業をこなせる人間が減りすぎていて人類に大ダメージ、と言うところまで妄想しました。
Re: (スコア:0)
人件費を抑えたい雇用者側は、コストや実現性などの条件が揃えば置き換えやすいところからロボットに置き換えていくだろうね。
ロボットの労働の価値が減って生産物の価値が落ちても、それを買う人間は金が無ければならないので労働者階級は仕事をせざるを得ない。
仕事をしたくてもロボットが居座っていて職が無い人が増え始める→買い手が減って売れにくくなり、製造コストを下げるためさらにロボット導入で薄利多売 or 高価格化?→ロボットとそれを所有する連中のケツを舐めなければ今日の飯にも事欠く日々
追い詰められ蜂起した労働者と支配者階級側の治安維持ロボットとの戦いが始まる……
こんなのが頭に浮かんだ。疲れてるんだな。
>ただ、その頃までにはすべての人間が創造的な仕事ができるタイプの人間に置き換わっているかも知れませんが。
それはかなり難しい気がする
Re: (スコア:0)
ロボットもパンデミックに気をつけないとね.
Re: (スコア:0)
人間の欲望を甘く見すぎだと思う
例えばネットが無かった時代にまとめサイトなんてビジネスはなかったことを思い出して欲しい
ロボットが既存の生産やサービスを代替しても
恐らく人間はちょっとした隙間から新しい産業を生み出すと思う
Re: (スコア:0)
ロボット様のオサンドンをする、という仕事が残っているかなあ。
現状の我々ITだって、クリエイティブなのは一握りで、大多数はコンピュータ様のオサンドンをして飯食ってますし。
Re: (スコア:0)
しかし、賃金が減る度合いと商品価格の低下がうまく比例してくれるんだろうか。
極端な例として労働力にかかるコストが0になった社会を考えてみると、サービス業はともかくとして物を作る業種においては、有限な資源に価値が存在したりする以上生産コストを0には出来ない。でも労働者(だった大衆)が受け取る賃金は0になっちゃってて、何も買えない状態に……