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オスが存在する理由はメスを獲得するための競争にあった?」記事へのコメント

  • 「性の進化論」の著者であるクリストファー・ライアンによれば、
    人類はその大部分の期間で即時収穫型狩猟生活をしていた。
    これはグループで狩をして、獲物は公平に構成員に分配する仕組みで、
    こうした関係では上下関係や支配関係は発生しない。
    したがって、オスはメスを独占する必要はなく、乱婚であった。
    男性のあの部分があのような形をしていて、人間だけが長時間ピストン運動に
    励むのは、他者の放出物を掻き出すためだそうだ。
    オスが行為後、すぐに賢者モードに移行するのも、自身の大事なものを掻き出して
    しまわないようにするため。
    メスの絶頂期が長く続き、そのとき声を上げるのは、他のオスを呼ぶための名残だそうです。

    結局、オスの優秀な遺伝子選択の仕組みは、メスの体内の精子競争に依存していた
    というのが彼の説。

    因みにこの本は『ニューヨーク・タイムズ』年間ベストセラーとなったまじめな本です。
    • by annoymouse coward (11178) on 2015年06月16日 12時41分 (#2831633) 日記

      クリストファー・ライアンの本は,
      いろんな分野の研究成果を「大衆向けの面白おかしい読み物」として編集したものです.
      彼自身も,批判を受ける前提で書いた,と言っています.

      ベストセラーだから内容が正しい,とは限りません.
      書かれている内容には,事実だけでなく,単なる仮説,彼の作り話,が混ざっています.
      議論の材料にするのは良いですが,大衆向けの書籍の内容を疑うことなく全部鵜呑みにするのは危険です.

      たとえば昔流行った「利己的な遺伝子」もベストセラーでしたが,その後,かなり批判されています.
      https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E5%B7%B1%E7%9A%84%E9%81%BA%E4%... [wikipedia.org]

      一方,タレコミの研究の方は,仮説を元に,実際に実験をして「10世代の間にすべて絶滅した」という衝撃的事実を明らかにしています.

      ニューヨーク・タイムズのベストセラーに比べると地味な話に思えるかもしれませんが,
      さすが科学誌ネイチャーの論文だなと私は思います.
      (実験データに捏造はないと思いますが)研究者には追試などを期待したいです.

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        著者はセックスの化石はないということも述べています。
        つまり仮説によるしかない。

        また甲虫の研究が生物全般に敷衍できないことも明らかです。
      • by Anonymous Coward
        ネイチャーって理研の例の論文を掲載した雑誌ですよね。
        • by Anonymous Coward

          だからこそ、追試に期待、と言っているんですよ。

      • by Anonymous Coward
        「利己的な遺伝子」に対する批判は、内容そのものに対してではなく、比喩として用いている「利己的」という単語を道徳的な意味で誤読したことによるものではなかったでしょうか。
        • by Anonymous Coward

          内容そのものだよ。竹内久美子がベストセラーになった頃の京大の英語入試のネタがドーキンス全否定だったので面白かった。要するに推論だけでエビデンスがないから、そういう推論を前提にすると現実に矛盾がいくらでも出てくる、ってことに尽きるわけで、今回みたいに検証実験しようとするのはかなり良心的でまともなアプローチだよ。残念ながらドーキンスはそうじゃなかった。

        • by Anonymous Coward
          「利己的な遺伝子」に対する批判は、「性の進化論」の評価を上げるものでも、下げるものでもない。
          まさに無関係。

          互いに関連性がない事例を、さも関連があるが如く持ち出すのは詭弁論法の常道。

犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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