おっしゃる通りだとは思います。私も Word なんかは他人のファイルを開くビューアーとしてしか使っていませんし、自分からパワポでプレゼンテーションを作成することもありません。文章はテキストエディタ(私の場合は Jedit X ですが)で作成していますし、きちんとレイアウトした文章を作る時には最初から InDesign で作ってしまいます。
電車で隣の座席の女性がスマホで LINE か何かでチャットらしきものをやっているのをチラリと目にすることがあるのですが、入力している親指が速すぎて見えないのです (^^;)。しばしば親指が何本もあるように見えてしまいます。画面に流れていく文字列を見ても、キーボードからだと到底あの速度は出ません...。ここら辺にも鍵があるのかも...?
いや、それがこちらにも謎なのですよ (^^;)。また文学部だからと言って、全員が多言語入力するわけではありません。私は学習と訓練のためレポートに登場する固有名詞には必ず原綴を付けよと指示していますが、多くの学生は無視します。また、応用力があれば、どんなややこしい文字列でも Wikipedia 等からコピペすれば済んじゃいますから、それで済ます学生もおります。
すみません。うちは文学部なんで、研究室では、基本 Mac なんです。理工系とは基準が全然違います。多言語を混在して使うには Mac でないと現実には無理なもんで。と言う訳で、Microsoft Office は抱き合わせで付いてきていません。必用な者は別途購入します。パソコンに詳しい学生は無料の LibreOffice なんかを使っています。
チャンスかも? (スコア:0)
さすがにIT系の開発はPCがないと話にならないけど、そうでもない定型作業とか、本当にPCが必要なのか見直してみる良い機会かもね。
最近の若者をdisるのは簡単だけど、社内の常識が外の世界の常識と乖離し始めたサインかもしれないし。
Re: (スコア:1)
私のように「ワード・エクセル・パワーポイントは、メニュー構成がわけわからないので使えない」(けど、使う必要がない訳でもないので、何時間も青息吐息になる)反面、「EmacsとGDBならそこそこ使える」「IDEは却って面倒くさい」と言う「変人」のような人は少なくないと思うんですけどね。
# EmacsはViや秀丸でもいいでしょうね。
だから、この記事に強烈な違和感をおぼえるのは事実なんですよね。
そもそも、この三点のM$ソフトに依存しすぎてると思います、日本の会社の業務は。Excelで仕様書とかフローとか書かせるという会社なんか、明らかに狂ってる訳ですし。
Re:チャンスかも? (スコア:2)
おっしゃる通りだとは思います。私も Word なんかは他人のファイルを開くビューアーとしてしか使っていませんし、自分からパワポでプレゼンテーションを作成することもありません。文章はテキストエディタ(私の場合は Jedit X ですが)で作成していますし、きちんとレイアウトした文章を作る時には最初から InDesign で作ってしまいます。
とは言え、この記事で言っていることは、一応例示されているとは言え、Microsoft の三点セットが使えない若者が増えているということではなく、マジで、パソコンそのものが使えない、触れない若者が増えているということだと思います。で、私もこれは深刻な問題だと思っています。
大学生にパソコンの基礎を教える授業などをすると、今どきの新入生は、パソコンの前でフリーズしています。まず、電源の入れ方がわからない...。次に文字の入力のし方が解らない。だって、スマホのフリック入力しかしたことがないのですから...。
アルファベットと日本語の入力の切替えのし方も解らないし、アルファベットも五十音表のように ABC の順序で並んでないと見付けられないし、日本語入力にしても、「ローマ字入力」ということを理解しておらず、キートップの仮名文字を見て入力しようとします。さらに仮名配列が銀行の ATM のように五十音表のようになってないので、全く文字が見付けられません。
だいたい、「モニター」とか「キーボード」とか「マウス」なんて言葉自体が「?」ですし...。「メニュー」とか「クリック」の意味も通じません。
Word 等でもタイトルは中央揃えを使うという発想はなく、ひたすらスペースを押して、テキトーな所で良とします。
レポートを書かせれば、「調べても見つかりませんでした」という言葉の意味は「ググったけどヒットしませんでした」の意味でしかありません。(しかもググるのはパソコンでではなく、スマホでです (^^;)!)図書館で調べるという選択肢は最初からありません。
基本、Wikipedia からのコピペですが、文体を揃えるとか、フォントの種類やサイズを揃える。リンクの下線は消す。文字の色も黒に統一するとかいった発想は全く無く、まさにフランケンシュタインのような文書になって提出されます。
パソコンのシャットダウンの方法もわからないので、終了するときにはおもむろに電源コードを引っこ抜きます (-_-;)。
とにかく「別に Word や Excel が今、使えなくても...」というレベルじゃないんです、今どきの若者のパソコン・リテラシーは...。大学側としては、「中学や高校で情報処理の基礎は必修で習ってきているはずなんだけどなぁ...」とは思うのですが、全くダメ。
「いつだって、日本人はパソコンは得意じゃなかったよ」という意見もありましたが、上の方で付けたコメントでも書きましたが、20世紀末から21世紀にかけての数年間の学生は非常によくパソコンが使えていました。それ以前の学生も苦手意識はありましたが、何とか頑張って使えていた。ところが、2005年辺りから、パソコンが全く使えないという学生が目立つようになってきているのです。「下手」とか「苦手」というレベルじゃないんです。全く触ったことも見たこともないというレベル。完全にアレルギーです。
学生を説得してノートパソコンを自腹で買わせても(学生には 10~20万円の出費は非常に大きいです)、気を許すといつの間にかスマホしか使わなくなってしまっています。在学中は何とかパソコンを使っていても、留学したり、卒業したりすると、もうほぼ瞬時にスマホオンリーに戻ってしまいます。
大いなる謎は、海外でも若者は誰もがスマホにはまっているのですが、調査でも判明しているように、皆、自宅ではより楽なパソコンを使っていると言うことです。日本の若者だけが、例え自宅で目の前にパソコンがあっても全てをスマホでやってしまうのです。(学生とチャットしているときなどにそれは確認済みです。)
上の方で「別にスマホでもそれで仕事がこなせればそれでいいじゃないか」とのご意見がありました。確かにその通りだと思います。しかし現状のスマホできちんとしたレポート(や報告書、提案書、論文)のようなものを作成できるとは思えません。画面が狭過ぎて、文章の全体が見渡せませんし、コピペや検索、その他様々な編集機能もスマホでは制限があります。文字入力の制限も大きいです。特に異言語や記号類を使うときに問題になります。現状ではやはりパソコンが使えないということは大きな問題だと思っています。
Re:チャンスかも? (スコア:1)
学生がパソコンを使えないという具体例がいくつか書かれていますが、それは特異な例ではないのですか?
文面からは一般的な学生がそのように振る舞っているように読めるのですが、実際にはどれくらいの割合の学生がそのような振る舞いをしているのでしょうか?
Re:チャンスかも? (スコア:3)
それが2010年辺りだと、20人のうち2~3名が全く何もできない。パソコンを立ち上げてあげてもキーボードが使えないという状況でしたね。で、ローマ字入力は全くできず。と言うか、ローマ字がわからない...。カナで入力しようとするのですが、カナも五十音で配置されていないので見付けられない...。ログイン名やパスワードをアルファベットや数字で入力しようにも、やはりアルファベットの配置が全く見当がつかない...。恐らく生まれてこの方キーボードと言う物に触ったことがない...。
4~5名が、一応、入力とかはできるのですが、「ソフト」とか「立ち上げる」とか「クリック」だとか「アイコン」、「メニュー」等の用語が通じない...。
だいたい2名位、いかにもパソコンヲタク的な男子がいます。恐らく自作もしている。5~6名が、まぁ、普通に使いこなしている。残りが何とか付いてこれる...。
そんな分布ですかねぇ?
だから、大半は全く使えないのではなく、使えている者と、何とか使えている者が半々くらい。で、全くダメなのが 1~2割。「何だ、大半じゃないじゃないか?」と思われるかも知れませんが、以前はそんな学生はおりませんでした。
また、「使えている」とは言っても、学生の8割位は強制されないとパソコンは使いません。基本、スマホです。自宅で自分専用のパソコンがあっても、可能であれば、スマホの方で済ませます。
「メーリングリストで添付した Word のテンプレートファイルを使って、レポートを作成し、表は Excel で作成したものを Word にコピペせよ」なんていう開題だと渋々パソコンを使いますが、それ以外だと全てスマホで済ませてしまいます。
上の方の別の方のコメントで「今どきメールでレポートを提出なんて遅れてる。誤送信したらどうするんだ?」とか書かれていましたが、メールを使う訓練としてあえてそのようにしています。さもないとメールも使えないまま大学を卒業していくことになります。
メールクライアントソフトもまず絶対使いません。Web メールで済ませてしまいます。メーラーを使っているのは恐らく全学生の 1~2割だと思います。
とにかく普通に Word 等でレポートが書ける学生でも、可能であればすぐスマホにしてしまいます。私の研究室では珍しく (?) パソコン所有率はほぼ 100 % ですが(私の指示がしつこいこともあります)、それでも女子などは卒業したり、留学したりして手が離れた途端にスマホ一本鎗に戻ってしまいます。
私には謎ですが、今の世代はスマホじゃないと何となく落ち着かない、安心できないようなのですね。欧米でも若者はスマホにハマっていますが、身近にパソコンが使える場合にはほぼ全員、パソコンの方を使います。その方が同じ Facebook 等でも機能も多いし、使い勝手も良いからです。ウェブもパソコンの方が見やすいし、メールもパソコンの方が打ちやすいし、読みやすい。ところが日本人だけが、例えパソコンがあってもスマホしか使わない傾向があるようなのです。学生に訊いても「わかりません。ただ、何となくパソコンは嫌なんです...」という答えしか返ってきません。
Re:チャンスかも? (スコア:1)
なるほど、そんな割合なのですね。全くダメなのが1〜2割ですか。卒業するまでにどこまで改善するかですね。一番の問題はパソコン使えないことじゃなくて、自分の意志で能力を高める努力が出来るかだと思います。しかし、なんとなく授業受けてなんとなく卒業できるような大学教育がそのままだとどうなりますかね…。以前に比べたら就職難もあったから学生は勉強するようになったと言われてたと思うんですけど…。
メーラーに関してはしょうがないでしょうね。アカウント設定はめんどくさいですし、Webメールでも高機能化してますしね。それにWebメールなら自分のPC以外でもアクセスできます。
しかしレポートに関しては逆にスマホで済ませる方が効率も悪いと思うんですけどね…。キーボードに慣れていない場合はフリック入力の方が早いってのはわかります。しかし、コピペは相当使いにくいですよね。他の資料見たい場合もアプリの切り替えとか煩わしいですし。それにただでさえ小さいスマホの画面にフリック入力のキーボード表示させたら、実際に表示できる領域は画面の半分くらいですよ…。
まぁちょっとした連絡やメモ、情報共有などはスマホの方が便利なので、要は適材適所で使い分けして欲しいですね。
メールでレポート提出に関して遅れているんですかね?今の大学なら自分の履修科目とか課題の提出状況なんかはWebでチェックできそうな気もするんですけど、そこまで進んでいないのかしら?
Re:チャンスかも? (スコア:2)
とても問題です。現場は上から2つの矛盾する要求を突き付けられています。「卒業生の品質保証」と「4年生を確実に卒業させること」です。我々は「ここは高校じゃないんだから、高校で基本をもっと教えておけよぉ!」と嘆きますが、恐らく高校の現場では「そんなこと言われても、もはや中学校から引き継ぐ段階で手の施しようがないんで...」と嘆くでしょうし、中学校も「いや、小学校の方の問題で...」となり、小学校では「いや、幼稚園でしょ」となるのだと思います。最近では自虐的に「ゆとり〜」と言う言葉が使われています。いわゆる「ゆとり教育世代」ですね。「円周率は3」だと習い、台形の面積の計算方法も、地球が太陽の回りを公転していることも習わなかった世代です...。
それ以前にスマホでは推敲とかができないでしょう?
おっしゃる通りです。適材適所です。私もスマホもタブレットもバンバン使っています。問題は、かつ謎は、パソコンじゃないと目茶苦茶効率が悪い所でもスマホでやろうとするのです。しかも、パソコンが使えない学生ではなく、普通にパソコンが使える学生でさえそうなのが謎なのです。
「お前、そんなことスマホでやってて、メッチャ面倒だし、効率悪いだろう? なんでパソコンでやらない?」
「こっちの方が楽なんです。」
「でも、アレとか、コレとか、どうするの? とんでもなくやりづらいだろう?」
「大丈夫です。頑張ります!」
「でも、ほら、パソコンだったら、ほら! 一瞬でできるだろう?」
「いいんです。こっちの方でやります!」
繰り返しますが、これ、パソコン、普通に使いこなしてる、しかも成績もトップクラスの学生なんです。いいとか悪いとかではなく、理解できないんです。なぜなのか、理解したいんです。
いや、実は、授業専用のサイトにファイルをアップロードするとかの方法は完備されているのです。ただ、今どきの学生はメールが使えないし、ファイルの添付とかもできないので、訓練のためあえてメール提出にしているのです。(またイントラネットにアップロードさせると、今度はこっちがいちいちダウンロードする手間が面倒でもあります。)
Re: (スコア:0)
>いいとか悪いとかではなく、理解できないんです。なぜなのか、理解したいんです。
使い慣れた道具を使いたいということではないでしょうか。(効率*も*重視できる人は、道具の方を改良するけれど。)
つまり、新しい道具の学習コスト>慣れた道具で頑張るコスト と思っている。
スマホが普及した結果、右辺は小さくなっているでしょう。左辺が大きくなっているかは知らない ;-)(いつの時代もおじさんは常に、若者が勉強しなくなったと嘆く。)
#道具に愛着を持ちすぎてしまうのは、日本人の性?
Re: (スコア:0)
そもそも新しい道具の学習コストの見積もりは難しいでしょう。
デッドラインまでにレポートを仕上げることを考えるとコストが読める慣れた道具でということになるかもしれない
Re: (スコア:0)
そういうスマホオンリーの学生って、「スマホの延長で画面サイズが大きいタブレットを使う」という発想はあるのでしょうか…?
Re:チャンスかも? (スコア:2)
Re:チャンスかも? (スコア:1)
私には謎ですが、今の世代はスマホじゃないと何となく落ち着かない、安心できないようなのですね。欧米でも若者はスマホにハマっていますが、身近にパソコンが使える場合にはほぼ全員、パソコンの方を使います。その方が同じ Facebook 等でも機能も多いし、使い勝手も良いからです。ウェブもパソコンの方が見やすいし、メールもパソコンの方が打ちやすいし、読みやすい。ところが日本人だけが、例えパソコンがあってもスマホしか使わない傾向があるようなのです。学生に訊いても「わかりません。ただ、何となくパソコンは嫌なんです...」という答えしか返ってきません。
これ、面白い傾向に感じました。米国ですが、日本とは反対に年齢が高い層の方がスマフォやタブレットの依存率が高い印象です。(これは、これまでにPCを使ってこなかった層にも広がっていっているからだと思います。)
現役の高校生などのレベルは分かりませんが、少なくとも自分がNPOで関わっている20代、30代の人でPCを持っていない人(ましてや使えない人)はあまり見かけないです。
Re:チャンスかも? (スコア:2)
私はヨーロッパしか知りませんが、同じ傾向です。
日本だと、パソコンが苦手な人間なら解るんですけど、普通にパソコンを使いこなしている学生が、手元にスマホがあると、そっちの方を使ってしまうんです。(そしてスマホは常に手元にありますから。)
私はタイピング速度も相当速い方だと思っていますが、Wikipedia で調べ物をするときなども、こちらが検索語を入力し終える頃には学生のスマホの画面にはもう記事が表示されています。信じがたい速度です。
電車で隣の座席の女性がスマホで LINE か何かでチャットらしきものをやっているのをチラリと目にすることがあるのですが、入力している親指が速すぎて見えないのです (^^;)。しばしば親指が何本もあるように見えてしまいます。画面に流れていく文字列を見ても、キーボードからだと到底あの速度は出ません...。ここら辺にも鍵があるのかも...?
Re: (スコア:0)
とりあえず改行入れずにだらーっと文章書き連ねてるのは
携帯うあスマホにありがちだと思っていたので、
この話題でそういう類の改行なし文がレス返し合ってるのは面白いな。
Re:チャンスかも? (スコア:2)
なお、最近のスマホの狭い画面に慣れた者は数行の文章でも「極端な長文」に思えてしまうようです。
香山 リカが嘆いていましたが、以前は雑誌連載で800文字位のコラムが400文字にされたのが、今では200文字にしてくれと言われるとのこと。理由は、今の読者はそれ以上長いともう読んでくれないからとのことでした...。
Re: (スコア:0)
#2904165が指摘している改行は
文の途中に入れる改行のことなので、
1文ごとに入れる改行とは別の話ですね。
自分のコメントが
他の人のコメントよりも目立つようにしたいときには、
効果的な技法ですね。
Re: (スコア:0)
メールなんかでも改行を文中に入れている人や、そうでない人様々。
句点ごとに入れている人が多いような気がする。
書く人の癖が出るんかな。
Re:チャンスかも? (スコア:1)
数は気にしたことはありませんが、後はこちらスタバなんかでもPCの使用している人が多い感じですので、結構一般的に使われている印象です。
ところで、多言語を扱う文学部を担当されているということですが、これらでスマホをわざわざ使うという学生さんはどのような使い方をされているのでしょうか?
個人的には英語・日本語間で翻訳することがありますが、この二ヶ国語でさえ、翻訳メモリや辞書機能、例文参照など必要な機能を考えると、スマホじゃとてもじゃないけどやってられない印象があり、「スマホで」という発想が出てくるのが、素朴な疑問として気になりましたので……。
Re: (スコア:0)
改行と空行のことか。
Re:チャンスかも? (スコア:2)
いや、それがこちらにも謎なのですよ (^^;)。また文学部だからと言って、全員が多言語入力するわけではありません。私は学習と訓練のためレポートに登場する固有名詞には必ず原綴を付けよと指示していますが、多くの学生は無視します。また、応用力があれば、どんなややこしい文字列でも Wikipedia 等からコピペすれば済んじゃいますから、それで済ます学生もおります。
これまで述べてきたことは、あくまでも傾向として、現在の学生はパソコンを使えない、例え使えても、使いたがらない傾向があるということに過ぎません。当然普通に使いこなしている学生もおります。実際に多言語を使いこなしている学生は当然パソコンを活用しています。
なお、スマホを活用している学生達もなぜか辞書はスマホ用の辞書アプリを使わず、電子辞書を使っている者がほとんどです。スマホ用の辞書は、電子辞書には通常含まれていない大辞書が充実しています(『研究社新英和大辞典』とか『研究社新和英大辞典』等はそれぞれ数万円しますし、収録している電子辞書はなかったと思います)。さらにスマホ用の辞書ならば文字サイズの拡大も自由ですし、データのコピペも自由です。電子辞書ではサイズは数段階しか選べませんし、外部へのコピペもデータの更新もありません。なのに、なぜか電子辞書しか使わない...。
とにかく道具を連携して活用するという発想自体無いようですね。(もちろん、そうしている学生も少数ですが、おります。)
Re:チャンスかも? (スコア:1)
なるほど、詳しい解説ありがとうございます。
なお、スマホを活用している学生達もなぜか辞書はスマホ用の辞書アプリを使わず、電子辞書を使っている者がほとんどです。スマホ用の辞書は、電子辞書には通常含まれていない大辞書が充実しています(『研究社新英和大辞典』とか『研究社新和英大辞典』等はそれぞれ数万円しますし、収録している電子辞書はなかったと思います)。さらにスマホ用の辞書ならば文字サイズの拡大も自由ですし、データのコピペも自由です。電子辞書ではサイズは数段階しか選べませんし、外部へのコピペもデータの更新もありません。なのに、なぜか電子辞書しか使わない...。
これはスマホでのマルチタスクに難があるのが原因かなと思いました。辞書に限らず、作業の途中に何か他のツールを使おうとするとやはり大変ですから。スマホ(というよりもモバイルOSの作り自体が)アプリ、ツールの双方向的な連携を想定していないのが大きな問題のような気がします。(そういう使い方をあまり重視していない、というのもあると思います。)
Re: (スコア:0)
私もいちおう大学の理系の学部にいますが、最近ショックだったのは、
あるWeb上のサービスについての講習会を教職員対象にしていたとき、
とある教員から「これのアプリはないんですか?」と聞かれたことです。
もはや学生だけではないのかもしれません。
Re: (スコア:0)
webサービスを利用しやすくするためのアプリなんてのは普通にあるから
文面だけでは何がショックなのかわからん…
まあそういうのがそぐわないタイプのサービスだったのだろうとは思うことはできるが。
Re: (スコア:0)
元ACですが、見るほうだったらまだいいんです。
問題は、件の講習会がWebサービスに乗せる「データを作る方」だったこと。
特定のOfficeソフト必須というものではないのですが、いろいろな情報を集めたり分析したりしてまとめ、公開するためのデータを作り上げるならば、さすがにPCを使う方が効率がよいはずです。
日常的な研究教育活動でPCを使っているはずの教員からこんな携帯端末寄りの発言が出ようとは思いませんでした。
10万円もするもの買わせるからだ (スコア:0)
10万円も出して、思ったように使えなければ
そりゃ、パソコンが悪いと思うでしょ?
10万円もするものを、私物として手にしたことがある人って
高校生までには、ほとんど無いんじゃないですか?
バイクとか、楽器とか、一眼レフとか、かなり限られると思います。
それで10万円もするものがつかえなくて「自分が悪い」じゃ納得がいかないし
「パソコンが悪い、スマフォならこんなに使いこなせるのに」
という流れになっちゃうんだと思いますよ。
みんなががんばって使っているのが現実で
ばかでも使えるものは売られていないのがパソコン業界なんだと思いますよ。
その要因の一つは、手軽に無料ソフトや安価な
Re:10万円もするもの買わせるからだ (スコア:2)
誤解があるようです。私がパソコンを買わせた学生達は普通にその購入したパソコンを使いこなせています。必要があるときにはきちんと使います。しかし、どうしてもパソコンでないとダメなとき以外は、つまり、パソコンでもスマホでもどちらでもできるような作業の場合は、例え、パソコンの方が効率が良いとわかっていても、なぜかスマホしか使わないと言うことなのです。
すみません。うちは文学部なんで、研究室では、基本 Mac なんです。理工系とは基準が全然違います。多言語を混在して使うには Mac でないと現実には無理なもんで。と言う訳で、Microsoft Office は抱き合わせで付いてきていません。必用な者は別途購入します。パソコンに詳しい学生は無料の LibreOffice なんかを使っています。
と言う訳で、私の話の中では Microsoft Office はあまり重要度が高くありません。
Re: (スコア:0)
文学部なのでMacって、普通はWindowsかと思っていた。ただ、多言語を扱うということに関しては、20年前なら、確かにMacだった。NisusWriterがあったから。でもUnicodeが当たり前になって久しい現在において、Macにどれほどのアドバンテージがあるのだろうか。
自分は欧州在住で、現地の日系企業で仕事をしているけど、職場のPCはWindowsのInternational版。現地語と日本語と英語が混在した書類を作ることもあるけど、困ることはほとんどない。
ただ、使う言語ごとにキーボード配列を使い分けるということが不可能なくらいに多言語を使う人は、Windowsは使いにく
Re:10万円もするもの買わせるからだ (スコア:2)
やはり全然違います。Windows の場合は仕様上多言語が使えるというだけで、本気で多言語入力をしようとすると使い物になりません。
Unicode の普及は大いなる福音でしたが、問題は「入力」。
そういうことなのです。Windows の場合は基本的に言語ごとにキー配列を切り替えなければならず、あらゆる言語のキー配列のバリエーションを記憶すると言うことは不可能に近いです。さらに、実は Windows のキー配列にはもっと致命的な問題があります。Windows でサポートされているキー配列は、基本的にそれぞれの言語の標準規格のキーボードでの配列なのです。Mac のように実際に接続されているキーボードに応じてダイナミックに変更されないのです。だから日本語キーボードで入力しようとすると「あれ⁉ {1} の左隣にキーが無いよ (^"^;)!」とかいった問題が発生してしまいます。つまり、現実の問題として、いちいちその言語専用のキーボードに付け替えないと入力ができない可能性があるのです。接続されているキーボードに応じてダイナミックにキー配列を変えるなんてことはソフト的にはたいした手間ではないのに、なぜか Microsoft はそこら辺には無頓着なんですよねぇ。「とりあえずできるようにしておけばいいや」という感じ?
まさにおっしゃる通りなんです。なんか、中途半端。しかも使える補助記号が少な過ぎます。Győr とか űr とか Ceaușescu とか Wałęsa とか入力しようと思ったら...。
まさにそれなのです。しかも、ABC Extended キー配列を使えば、ラテン文字に関してはほぼ全ての補助記号との組み合わせが実現可能です。
OS X 10.11 El Capitan からは、「U.S. Extended」は「ABC Extended」に改称されました。ちなみに、その方がより正確な名称だと思います。別に米語の拡張ではありませんからね。で、このキー配列がなぜ Windows に用意されていないのかが謎なのです。私は、スクリプトメニューからは「U.S.」を外し、かつ日本語入力ソフトの「半角英字」を外すことで、{space} バーの左隣の {英数} キーを押すことで自動的に Unicode 入力ができるようにして使っていますし、学生や友人・知人にもそうするように勧めています。全員、感動してくれています。このたった1つのキー配列 (ABC Extended) で、いちいち言語を選択する必要がなく、ほとんどのラテン文字がシームレスに入力できると言うのは感動物です。日本語を入力するときにはポンと {かな} キーを押せば良い、ラテン文字圏の言語や日本語でも半角アルファベットや算用数字を入力したければ {英数} キーをポンと押せば良い。実に快適です。(Windows の {全角/半角} キーのようにトグルしないので、間違う心配もありません。)
ビジネス用途なら、それでも十分な場合がほとんどだと思います。特に多くの日本人のビジネスマンは日本語と英語しか使いませんしね。しかし学術用途だとそれでは使い物になりません。我々はいくつもの言語で入力するだけではなく、IPA(発音記号)とか、色々な特殊文字や記号も多用します。そうなると、正直言って、Mac 以外に実用に足る OS は、“今のところ”存在しないのです。(繰り返しますが、あくまでも「“多”言語」ユーザーにとっての話です。“多”がミソなんですね。)と言うか、別にビジネス用途であっても、ABC Extended にしておけば十分なわけですよね?
Re: (スコア:0)
Linuxは眼中にありませんか。そうですか…。まあ、使うのはまだしも、セットアップするのはPCをいじるのが好きな人じゃないとやってられないですからね。一応、MacのABC Extendedと、Linuxの類似の配列を比較してみたところ、Linuxの方は打てる文字種が少ないようです。でも、標準の機能としてcomposeキーも設定可能になっているので、それを使えばABC Extendedで打てるものはほぼ全て打てるのではないでしょうか。
Linux Compose Key Sequences [tstarling.com]
Re:10万円もするもの買わせるからだ (スコア:2)
申し訳けありませんが、普通の文系学生や一般人に Linux を勧めるのはハードルが高すぎると思います。別に彼らはそこまでコンピュータを極めたいと思っているのではなく、単に文房具として使いたいだけですから。それにそういう用途ですと、Microsoft Office とか、iWork、Adobe CS のような一般的なパッケージソフトが使えないと困るわけです。
そう言うわけで、通常の選択肢には OS X か Windows しか選択肢が無くなると思います。別に Linux を無視しているわけではなく、BeOS にせよ、OS/2 にせよ、通常の選択肢には入って来ないわけで...。
だいたい問題ないと思います。ただ、やはり普通の者にはコンポーズキーの設定とか、色々敷居は高そうですよね。「やればできる」と「普通にできる」のとではやはり違いがありますから。
Re: (スコア:0)
そこまでPCと断絶した世代だと「スタバでMacBookAir」は彼らにどういう風に思われてるんだろ。
30代〜40代の意見では実際にどういう作業してるのかはともかく、かっこつけてると指摘されることが多いんだけど、新卒の年齢にとっては「スタバでiMac」くらいの奇妙な光景に写ってるんだろうか。
Re:チャンスかも? (スコア:2)
たぶん、意外とカッコイイとは思われていると思いますよ。
Re: (スコア:0)
20年前の情報科学科の学生だけど、キーボードの使い方から始めたな。
X端末からのログイン、ログアウトとか
ディレクトリとは何ぞやとか