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ソースとして紹介されているブログでは、
某カンファレンスでAlphaGoってgoogleのGCE(Google Compute Engine)とかとだいたい同じみたいな話をしていた(うろ覚え)。公式にもGCP(Google Cloud Platform)ベースと書いていた。なので、GCEのお見積り画面で計算したら最低60億円。鼻水が出た。
とある。まあ、60億円は年間の料金でしょうが、売値ですから(原価ではない)。
そのBLOG、見積りの時にEUを指定しているのがちょっと謎 (EUはUSの1.1倍の料金がかかります)インスタンス数もCPU 1202基から出しているようですが、CPUってVirtual CPUのことでしょうか。若しそうなら、n1-highmen-32なら1インスタンスでVirtual CPU32台分なので、インスタンス数は37.5625台になり、大分値段が違ってきます(1次情報の論文が読めないので確認できず。どなたか確認お願いしたく)
Local SSDも一台あたり*8になってますが、コストの大きな部分はここにかかっているので、またこれも微妙。「スペックはてきとう」とありますが…う~ん。
仮にインスタンスを切り上で38台、Local SSD*1、Persistence Diskは学習結果データをおさめるだけとしてOS含め15GのSSD、ロケーションはUSとして見積もると、 一ヶ月:42,267.44 + 2.55 * 38 = $42,364.34 = 4,801,574.3円 (1ドル=113.34円として換算)となり、大体500万円という結果に。年間だと6000万ですね。ということで、1次情報による訂正待ちです。もっとも、このBLOGの方も書いている通り、GPUインスタンスはまだ非公開ですんで、正確な数字は出せませんね。
また60億は元BLOGに書かれている通り、>開発&学習2年なのでということで、1年ではなく2年での値段です。
上記の私の試算を元にすると、約1億2000万円となります。
実際のシステム構成等を見ないとなんとも言えないですが、すこし数値の出し方が気になり…。
>まあ、60億円は年間の料金でしょうが、売値ですから(原価ではない)だよねえと。
DeepMind社の買収金額が「4億ドル」とか「5億ドル以上」といわれてることを考えると、年間経費の10億円くらいは、そんなにビックリするほどの金額でもないのでは。むしろ計算機パワーなんて一番簡単に補充できる部分なんだから、Googleとしてはそこをケチるなんて馬鹿げてる。#日本企業だと、開発マシンのメモリとかHDDとかケチりまくるけどさ……(涙)
画期的な新技術を開発する気なら、そりゃこのくらいの開発費はね。
囲碁の研究に使わずに顧客に提供すれば60億円の売り上げが見込めるわけです。つまりグーグルにとっては年60億円の売り上げとそこから生まれる利益以上の利益がこの研究から得られると判断しているということ。まあグーグルなんで会計上は研究開発費になっていても実態は社員向けの福利厚生費になってたりしそうではある。
GCEは時間単位の課金であり、ピークタイムと明け方では一般顧客のマシンの使用率が全然違うので、ピーク外時間の本来休眠しているマシンを内部で融通できることを考えると、顧客への影響は大して起きていないのでは、と思います。
# まあ、彼ら研究者が生み出している価値は60億円なんていう少額ではないと思いますが
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
使用期間3年で、だいたい、ロケット1発分の費用ですか (スコア:0)
ソースとして紹介されているブログでは、
某カンファレンスでAlphaGoってgoogleのGCE(Google Compute Engine)とかと
だいたい同じみたいな話をしていた(うろ覚え)。
公式にもGCP(Google Cloud Platform)ベースと書いていた。
なので、GCEのお見積り画面で計算したら最低60億円。鼻水が出た。
とある。
まあ、60億円は年間の料金でしょうが、売値ですから(原価ではない)。
Re:使用期間3年で、だいたい、ロケット1発分の費用ですか (スコア:4, 興味深い)
そのBLOG、見積りの時にEUを指定しているのがちょっと謎 (EUはUSの1.1倍の料金がかかります)
インスタンス数もCPU 1202基から出しているようですが、CPUってVirtual CPUのことでしょうか。
若しそうなら、n1-highmen-32なら1インスタンスでVirtual CPU32台分なので、インスタンス数は37.5625台になり、大分値段が違ってきます
(1次情報の論文が読めないので確認できず。どなたか確認お願いしたく)
Local SSDも一台あたり*8になってますが、コストの大きな部分はここにかかっているので、またこれも微妙。「スペックはてきとう」とありますが…う~ん。
仮にインスタンスを切り上で38台、Local SSD*1、Persistence Diskは学習結果データをおさめるだけとしてOS含め15GのSSD、ロケーションはUSとして見積もると、
一ヶ月:42,267.44 + 2.55 * 38 = $42,364.34 = 4,801,574.3円 (1ドル=113.34円として換算)
となり、大体500万円という結果に。
年間だと6000万ですね。
ということで、1次情報による訂正待ちです。
もっとも、このBLOGの方も書いている通り、GPUインスタンスはまだ非公開ですんで、正確な数字は出せませんね。
また60億は元BLOGに書かれている通り、
>開発&学習2年なので
ということで、1年ではなく2年での値段です。
上記の私の試算を元にすると、約1億2000万円となります。
実際のシステム構成等を見ないとなんとも言えないですが、すこし数値の出し方が気になり…。
Re: (スコア:0)
>まあ、60億円は年間の料金でしょうが、売値ですから(原価ではない)
だよねえと。
DeepMind社の買収金額が「4億ドル」とか「5億ドル以上」といわれてることを考えると、
年間経費の10億円くらいは、そんなにビックリするほどの金額でもないのでは。
むしろ計算機パワーなんて一番簡単に補充できる部分なんだから、Googleとしては
そこをケチるなんて馬鹿げてる。
#日本企業だと、開発マシンのメモリとかHDDとかケチりまくるけどさ……(涙)
画期的な新技術を開発する気なら、そりゃこのくらいの開発費はね。
Re: (スコア:0)
囲碁の研究に使わずに顧客に提供すれば60億円の売り上げが見込めるわけです。
つまりグーグルにとっては年60億円の売り上げとそこから生まれる利益以上の利益がこの研究から得られると判断しているということ。
まあグーグルなんで会計上は研究開発費になっていても実態は社員向けの福利厚生費になってたりしそうではある。
Re:使用期間3年で、だいたい、ロケット1発分の費用ですか (スコア:1)
GCEは時間単位の課金であり、ピークタイムと明け方では一般顧客のマシンの使用率が全然違うので、
ピーク外時間の本来休眠しているマシンを内部で融通できることを考えると、
顧客への影響は大して起きていないのでは、と思います。
# まあ、彼ら研究者が生み出している価値は60億円なんていう少額ではないと思いますが