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障害者の社会参加を本気で狙うのであればビジネスモデルから真剣に構築していくべきだと思うんだよね。機械で処理すればあっという間に済む作業をわざわざ非効率や低品質な方法で取り組んでそれを”授産事業”と称して福祉扱いしているのは、福祉事業を冒涜しているし障害者の自立に資しているとは思えないし。
できる作業や業務が限られるにしても、それを市場に出すなら競争にさらされるわけで、有意な価値のある産品でなければ市場価値はないし産業とは呼べないよね。消費者のお情けに頼るだけなら、障害者年金だけで食っていけるようにすりゃいい。無意味な”産業”で無駄に労力や時間を費やすよりも、自由闊達にアートや自己表現でもしたほうがよっぽど生産的だと思う。
AIが人の仕事を奪うという論調を見かけるけど、労働者は消費者でもあるんだからそうやって仕事が奪われると消費が減って市場も縮小しちゃうよね。
そんな縮小した市場に見合うだけのコストを自動化に掛けられるかって話になるよ。
どこかで均衡するとは思うけど、その均衡した世界で職に就けるかって事は別に未来に限った話じゃ無く今もそうだよね?
仕事の形態が変化してきてるのについてこれるかどうか、という身も蓋もない所が落とし所じゃ無いのかなあ。
どう変化するのか判らない不安、AIとかいうヒトよりも優れる可能性がある存在に対する不安…結局、ただ不安なだけでなんじゃない?
そうですねぇ。市場にマッチしない人的能力をどうするのかという課題は障害者に限った話じゃないんですし。昔は人力で行っていたが機械化や自動化で人力が不要になって単純労働だけの労働市場は縮小していった。IT技術の進歩で、知的労働と呼ばれていた分野でもそれが進んでいるのが今。今後、人間が担うべき労働がどこの残っていくのかはよくわからんけれど、人間の能力ぐらいなら早晩コンピュータや機械が代替できるだろうことは予測できる。
だから、市場にマッチしない人的能力をどうするのかという課題に対しては根本的なところで解を見出せないと、最終的に人間が担いうるのは生殖機能だけなんじゃないか、って気もする。
人間を単純労働が機械化されたのは人間よりもミスをせずに長時間そして高速に仕事ができるからです。つまりコストが安いんですよねそういうのは自動化すると。
しかし人間の能力を代替できる程のコンピュータや機械、どんだけコストがかかるんでしょうか。そしてそれだけのコストに見合う仕事の成果ってどんなものでしょうか。
技術的に可能なことでも常にコストの制約は受けます。人間のコストよりも安ければ普及するでしょうし、そうでなければいつまでも人間がそれをやりつづけることになります。
…つまりはですね、コストを掛けられるようなリッチな仕事の方から人間の仕事ではなくなり、逆に高価なコンピューターを使わなくても済むような仕事のみ人間の仕事として残っていきます。
単純労働では機械に負け、報酬の高い仕事はコンピュータやそれこそ本当に優秀な一握りの人達で占められてる、さあどっちつかずな我々はいったいなにをすればいいんだ!?って話ですね。
仕事がまったく無くなる事を意味しているわけではないのなら、単純労働でもリッチな仕事でもない範囲の中で選択すれば良い気がします。それでも上手く行かない様なら、収入をどう得るかという部分から今とは違う方向へ変わろうとするのでは。
#さまざまな理由で単純労働といえる範囲のものしか出来ない場合は、仕事の確保の問題はありそうかな。#でも、リッチ側に守備範囲のある人なら何とかなりそう。(どうしてもトップレベルのじゃなきゃ嫌だと言う場合は別)
その「範囲の中で選択できる人」というのがこれから先はどんどん限られていくんだよ…
教育にコストをかけることが出来ない人がどんどん増えていく。教育コストの上昇もそうだが収入も減っているからね。
30年前の国公立大学の入学金・授業料と今を比べて驚いたよ。私立大との格差を縮めるような動きは確かにあったが、私立大のコストを下げる方向じゃなかったんだなw
その定義はおかしいよ。個的にリッチではなくて、総和の経費の多い分野から、でしょ。
単純労働、肉体労働は機械化で縮小した。その代わり、機械を作ったり利用する産業が生まれた。
知的労働でも同じでしょう。ある部分はAIの進歩で淘汰されるが、代わりにAIを作ったり利用する産業が生まれるだけ。
AIもタダじゃ無いですからね。その高度なAIを使ってもペイできる仕事はどんどんAIに置き換わっていきますが、それほど利益が上がらない仕事はそのまま人がやるんでしょうなあ。だって人って今は安いですから。
今の経済格差な世界を前提とした安い労働力を求めて世界中を転々として行き着く先、そしてその先はどうなるのかってまだ誰も判らないんですよ。ちなみに東南アジアを生産拠点としている業界は多いですがその先が見つかってない状態です。アフリカも一見労働力が安そうに見えますがあそこは食糧自給できてないのでかえって人件費は高いんですよ。
そうなってくると人のコストも高い機械やAIのコストも高いとなればそこで初めて人の仕事がどんどんなくなっていく段階になるのかなと。
あとそれまで何年ぐらいでしょうか。30年から50年ぐらいかかるんじゃないかな。高度な技術はどんどん開発されていくでしょうが、それらが安くなければ使われていく場面も限られます。
仕事が減った分は一人あたりの労働時間が減っていくというところでしばらくはやっていくんではないですかね。最近は昔と違って働いている女性もみな20代のうちに結婚していて、妊娠すると1年以上産休に入ったり子供を迎えに行くために夕方に退社という感じで労働時間が減っていってます。
職は維持しながらも若くして結婚して子供も作るというのが、上の世代の失敗をよく見ている若い世代の賢い選択ですね。ネットの普及でナマの他人の声が聞けるようになったというのもあるんでしょうね。
結婚平均年齢は近年上昇する一方なんだが、一体どこの日本の話だ?
いや、たぶんそういう雇用調整でなんとなかなる甘いものじゃなくて、きっとかつてのSF作家たちが描いてたディストピアに近づく可能性があるんでしょう。
仮に、強力なAIとオートマトン群によって、数次産業までは人が直接労働しなくてもよいシステムができたとしましょう。そこで必要な労働力というのは、そのシステムを拡張し、維持する人だけです。さらにその先には自己拡張、修復、複製を備えた、その労働力すらいらない世界が予想されます。こうなると人間は一言でいえばお荷物です。その時の憲法次第(あるのか?)では遺棄されても文句が言えないです。
そうなるまでにはいくつかの政治的、技術的シンギュラリティを通過しなくてはいけないですが、そうなるのを不安に思う人は、不安になるというのは至って自然と思います。
自己拡張、修復、複製まで実現できるとなればそりゃ人の出る幕はないでしょう。もう新たな人種?生命体?として扱わなければならない事態じゃないでしょうか。
それが人を使うよりも安く実現できない限り、大多数の人はその「コストの安さ」によって存在が許されるなんて事になるんでしょうが、流石に100年単位ではたしてそこまでなるのかなーと。
技術とコストは切っても切り離せませんよ。高度な技術の存在とそれが普及するという事は天と地ほどの差があります。そこを埋めるのはそう簡単な話じゃないですね。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
福祉作業所の自主生産品 (スコア:5, すばらしい洞察)
障害者の社会参加を本気で狙うのであればビジネスモデルから真剣に構築していくべきだと思うんだよね。
機械で処理すればあっという間に済む作業をわざわざ非効率や低品質な方法で取り組んでそれを”授産事業”と称して福祉扱いしているのは、福祉事業を冒涜しているし障害者の自立に資しているとは思えないし。
できる作業や業務が限られるにしても、それを市場に出すなら競争にさらされるわけで、有意な価値のある産品でなければ市場価値はないし産業とは呼べないよね。
消費者のお情けに頼るだけなら、障害者年金だけで食っていけるようにすりゃいい。
無意味な”産業”で無駄に労力や時間を費やすよりも、自由闊達にアートや自己表現でもしたほうがよっぽど生産的だと思う。
Re: (スコア:0)
障害者 < 普通の人
普通の人 < 人工知能・ロボット
他人事てはなく、普通のひとも考えざるを得ない時がきっと来ます。
ビジネスモデル、人生の目的、。。。。。。
Re:福祉作業所の自主生産品 (スコア:1)
AIが人の仕事を奪うという論調を見かけるけど、労働者は消費者でもあるんだから
そうやって仕事が奪われると消費が減って市場も縮小しちゃうよね。
そんな縮小した市場に見合うだけのコストを自動化に掛けられるかって話になるよ。
どこかで均衡するとは思うけど、その均衡した世界で職に就けるかって事は別に
未来に限った話じゃ無く今もそうだよね?
仕事の形態が変化してきてるのについてこれるかどうか、という身も蓋もない所が
落とし所じゃ無いのかなあ。
どう変化するのか判らない不安、AIとかいうヒトよりも優れる可能性がある存在に
対する不安…結局、ただ不安なだけでなんじゃない?
Re: (スコア:0)
そうですねぇ。
市場にマッチしない人的能力をどうするのかという課題は障害者に限った話じゃないんですし。
昔は人力で行っていたが機械化や自動化で人力が不要になって単純労働だけの労働市場は縮小していった。
IT技術の進歩で、知的労働と呼ばれていた分野でもそれが進んでいるのが今。
今後、人間が担うべき労働がどこの残っていくのかはよくわからんけれど、人間の能力ぐらいなら早晩コンピュータや機械が代替できるだろうことは予測できる。
だから、市場にマッチしない人的能力をどうするのかという課題に対しては根本的なところで解を見出せないと、最終的に人間が担いうるのは生殖機能だけなんじゃないか、って気もする。
Re:福祉作業所の自主生産品 (スコア:2)
人間を単純労働が機械化されたのは人間よりもミスをせずに長時間そして高速に仕事ができるからです。つまりコストが安いんですよねそういうのは自動化すると。
しかし人間の能力を代替できる程のコンピュータや機械、どんだけコストがかかるんでしょうか。そしてそれだけのコストに見合う仕事の成果ってどんなものでしょうか。
技術的に可能なことでも常にコストの制約は受けます。人間のコストよりも安ければ普及するでしょうし、そうでなければいつまでも人間がそれをやりつづけることになります。
…つまりはですね、コストを掛けられるようなリッチな仕事の方から人間の仕事ではなくなり、逆に高価なコンピューターを使わなくても済むような仕事のみ人間の仕事として残っていきます。
単純労働では機械に負け、報酬の高い仕事はコンピュータやそれこそ本当に優秀な一握りの人達で占められてる、さあどっちつかずな我々はいったいなにをすればいいんだ!?って話ですね。
Re: (スコア:0)
仕事がまったく無くなる事を意味しているわけではないのなら、単純労働でもリッチな仕事でもない範囲の中で選択すれば良い気がします。
それでも上手く行かない様なら、収入をどう得るかという部分から今とは違う方向へ変わろうとするのでは。
#さまざまな理由で単純労働といえる範囲のものしか出来ない場合は、仕事の確保の問題はありそうかな。
#でも、リッチ側に守備範囲のある人なら何とかなりそう。(どうしてもトップレベルのじゃなきゃ嫌だと言う場合は別)
Re:福祉作業所の自主生産品 (スコア:1)
その「範囲の中で選択できる人」というのがこれから先はどんどん限られていくんだよ…
教育にコストをかけることが出来ない人がどんどん増えていく。教育コストの上昇もそうだが
収入も減っているからね。
30年前の国公立大学の入学金・授業料と今を比べて驚いたよ。私立大との格差を縮めるような動きは確かにあったが、私立大のコストを下げる方向じゃなかったんだなw
Re: (スコア:0)
その定義はおかしいよ。
個的にリッチではなくて、総和の経費の多い分野から、でしょ。
Re: (スコア:0)
単純労働、肉体労働は機械化で縮小した。
その代わり、機械を作ったり利用する産業が生まれた。
知的労働でも同じでしょう。
ある部分はAIの進歩で淘汰されるが、代わりにAIを作ったり利用する産業が生まれるだけ。
Re:福祉作業所の自主生産品 (スコア:1)
AIもタダじゃ無いですからね。その高度なAIを使ってもペイできる仕事は
どんどんAIに置き換わっていきますが、それほど利益が上がらない仕事は
そのまま人がやるんでしょうなあ。だって人って今は安いですから。
今の経済格差な世界を前提とした安い労働力を求めて世界中を転々として行き着く先、
そしてその先はどうなるのかってまだ誰も判らないんですよ。ちなみに東南アジアを
生産拠点としている業界は多いですがその先が見つかってない状態です。
アフリカも一見労働力が安そうに見えますがあそこは食糧自給できてないので
かえって人件費は高いんですよ。
そうなってくると人のコストも高い機械やAIのコストも高いとなれば
そこで初めて人の仕事がどんどんなくなっていく段階になるのかなと。
あとそれまで何年ぐらいでしょうか。30年から50年ぐらいかかるんじゃないかな。
高度な技術はどんどん開発されていくでしょうが、それらが安くなければ
使われていく場面も限られます。
Re: (スコア:0)
仕事が減った分は一人あたりの労働時間が減っていくというところでしばらくはやっていくんではないですかね。
最近は昔と違って働いている女性もみな20代のうちに結婚していて、妊娠すると1年以上産休に入ったり子供を迎えに行くために夕方に退社という感じで労働時間が減っていってます。
職は維持しながらも若くして結婚して子供も作るというのが、上の世代の失敗をよく見ている若い世代の賢い選択ですね。ネットの普及でナマの他人の声が聞けるようになったというのもあるんでしょうね。
Re: (スコア:0)
結婚平均年齢は近年上昇する一方なんだが、一体どこの日本の話だ?
Re: (スコア:0)
いや、たぶんそういう雇用調整でなんとなかなる甘いものじゃなくて、
きっとかつてのSF作家たちが描いてたディストピアに近づく可能性があるんでしょう。
仮に、強力なAIとオートマトン群によって、数次産業までは人が直接労働
しなくてもよいシステムができたとしましょう。
そこで必要な労働力というのは、そのシステムを拡張し、維持する人だけです。
さらにその先には自己拡張、修復、複製を備えた、その労働力すらいらない世界が
予想されます。
こうなると人間は一言でいえばお荷物です。その時の憲法次第(あるのか?)では
遺棄されても文句が言えないです。
そうなるまでにはいくつかの政治的、技術的シンギュラリティを通過しなくてはいけないですが、
そうなるのを不安に思う人は、不安になるというのは至って自然と思います。
Re:福祉作業所の自主生産品 (スコア:1)
自己拡張、修復、複製まで実現できるとなればそりゃ人の出る幕はないでしょう。もう新たな人種?生命体?として扱わなければならない事態じゃないでしょうか。
それが人を使うよりも安く実現できない限り、大多数の人はその「コストの安さ」によって存在が許されるなんて事になるんでしょうが、流石に100年単位ではたしてそこまでなるのかなーと。
技術とコストは切っても切り離せませんよ。高度な技術の存在とそれが普及するという事は天と地ほどの差があります。そこを埋めるのはそう簡単な話じゃないですね。