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『ダブルアイリッシュ・ウィズ・ア・ダッチサンドイッチ』という節税法がありましてグーグルとかアップルとかフェイスブック社はこの仕組みを活用しているようですね。
「アイルランドでは外国企業に管理される会社には課税されない」という仕組みを使い、管理会社を英領バミューダ諸島(租税回避地)につくり、アイルランドの会社を管理する。バミューダ法人に管理されてる企業なので課税はナシ。やったね!
ただ、アイルランド法人が直接事業をするとバミューダ法人とは認められないのでアイルランド法人を「統括会社」と「販売会社」に分け(これが『ダブルアイリッシュ』)、販売会社が米国法人から譲渡を受けたライセンスで商売をして金を集める(ことにする)。
その利益を統括会社に渡す際には普通にアイルランド国内の税金がかかってしまうのでここでオランダ法人が必要になります。オランダの税制では海外企業からの送金には課税されないのでアイルランド販売会社→オランダ法人→アイルランド統括会社というカネの流れを作るわけです。(これが『ダッチサンドイッチ』)
どのやりとりもそれぞれの国の法律や租税条約には違反しません。適法です。
まあそんなわけでティム・クックが「Appleは支払うべき税金をすべて支払っている」というのは間違いではありません。ありませんけど、ソレっていいことなんですかね?死ぬほど儲かってる会社は税として社会に貢献するのが正しいことなんじゃないのかなあ。
参考:http://globe.asahi.com/feature/memo/2015111300006.html [asahi.com]https://www.grantthornton.jp/pdf/newsletter/international/internationa... [grantthornton.jp]
最初から共同開発した形にしておくわけですね(2番目のリンクから)。
無形資産のコストシェアリング契約無形資産を海外移転する場合、税務上は、将来の使用収益から生ずる所得に対応する対価で売却したものと扱われる一方で、コストシェアリング契約のもとに、共同開発する場合には、権利を共同で所有し、将来収益を費用負担割合に応じて配分することが可能です。Apple社は、米国で研究開発が行われる一方で、その費用を第1法人が負担することによって、無形資産の米国外の権利の所有権は、第1法人にあるとされるため、当該無形資産の使用から得られる収益は、アイルランドで課税対象になり、米国法人税率の35%ではなく、アイルランドの12.5%が適用されています。
きたないさすがAppleきたない。
死ぬほど儲かってる株式会社は、利益を上げて株主に貢献するのが正しいことです。
それが正しいけど、その結果が今の沈んでいく日本
けどじゃなくて、企業はそういうものとして企業倫理より一つ上のレイヤーで管理すべき
>けどじゃなくて、企業はそういうものとして企業倫理より一つ上のレイヤーで管理すべき社会脳流動性確保ってのは、国家の基本のひとつだよね。そこで失敗した国家は悉く滅んでいる。
まぁそりゃ流動にかかる経済活動がスパっと無くなって節税の最適化なんぞが起れば、国家予算的に採算は落ちる一方だからな。税を払わない企業と資本家と税を払えない民衆ばかりになってしまうと。
>> 利益を上げて株主に貢献する> それが正しいけど、その結果が今の沈んでいく日本
えっ。株主なんてシャンシャンと適当に流して無能経営陣たちが好き勝手にしてたから今の日本になってるんじゃないの?
利益水増しして赤字隠ししてもペナルティ低いし。
株の持ち合いなんてやってる時点で、株主軽視はなはだしいと思うんだけどなあ。
利益を上げない会社は解散して、労働力と資本を市場に返却してほしいわただでさえ労働力不足が叫ばれているのだから
それには金利を上げないとな
そのとおり。なのに従業員の待遇を悪くすることでゾンビ企業と無能な上層部が延命している。ここが市場の隠れた病巣になっていると思うんですよ。
だからブラック企業に巻きこまれた社員の人は不運だけど、そこでズルズルと付きあうのは自身までもが社会の癌に生まれ変わらされているということに気づいて、すぐにでも抜け出して欲しいわけですよ。
賃金を上げて労働力を引き抜くのだ
傾いたら政府系ファンドが来て助けるような企業からは、賃金が高いぐらいでは人は出てこなく
社会インフラ(道路や橋や交通安全や抑制された犯罪率や教育を受けた労働者)を使って金儲けをしているのにその社会インフラのために金を払わないというのはただ乗りであり泥棒であり正しい事ではありませんね。
なら法人税を納める代わりに、法人参政権も与えて。「代表無くして課税なし」
盗っ人猛々しいとはまさにこのことである
法人には参政権を与えようとしないので、代わりに法人は自分の国籍を代えたでござる。あまりに不遇しすぎるとメンバーが脱北するのは、自然人も、法人も変わんない。
ただ税金はらってないだけでフリーライドしてるんだから脱北すらしてない税金の代わりに参政権があるわけでもない
本当に払ってなかったら税務署という国家権力がやってきて、全て差し押さえていきます。
ただ乗り?社員全員税金を払ってるのに、社会インフラを使うためには更に年貢を納めないと許さないってこと?じゃあ学生やらNEETやらは、社会インフラ使うのを禁止したら良いんじゃない。
法人格捨てて社員個々人が自然人として経済活動するってのならその理屈でいいと思うよ。
外国のLLCはパススルー課税だから、法人格はあるけど法人税は課せられませんけど…
>死ぬほど儲かってる会社は税として社会に貢献するのが正しいことなんじゃないのかなあ。ならばそれが実現されるようにアイルランドとオランダの法律を変えるのが正しいのでは。
外国で儲けた分は「母国」でなく「消費国」に還元しろ、という明確なルールが無いからです。それを作ろうってわけですが、さてどうなることか。
馬鹿言え。死ぬほど儲かってる会社は株主に還元するのが正しいに決まってるだろ。
納税と言う形で社会に還元しないと継続的に儲からないので長期的に見れば納税するほうが正しい。
配当所得は源泉徴収されてます。法人税、配当課税、消費税と、3重課税になってる
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
ダブルアイリッシュウィズアダッチサンドイッチ(美味そう (スコア:5, 参考になる)
『ダブルアイリッシュ・ウィズ・ア・ダッチサンドイッチ』という節税法がありましてグーグルとかアップルとかフェイスブック社はこの仕組みを活用しているようですね。
「アイルランドでは外国企業に管理される会社には課税されない」という仕組みを使い、管理会社を英領バミューダ諸島(租税回避地)につくり、アイルランドの会社を管理する。バミューダ法人に管理されてる企業なので課税はナシ。やったね!
ただ、アイルランド法人が直接事業をするとバミューダ法人とは認められないのでアイルランド法人を「統括会社」と「販売会社」に分け(これが『ダブルアイリッシュ』)、販売会社が米国法人から譲渡を受けたライセンスで商売をして金を集める(ことにする)。
その利益を統括会社に渡す際には普通にアイルランド国内の税金がかかってしまうのでここでオランダ法人が必要になります。オランダの税制では海外企業からの送金には課税されないのでアイルランド販売会社→オランダ法人→アイルランド統括会社というカネの流れを作るわけです。(これが『ダッチサンドイッチ』)
どのやりとりもそれぞれの国の法律や租税条約には違反しません。適法です。
まあそんなわけでティム・クックが「Appleは支払うべき税金をすべて支払っている」というのは間違いではありません。ありませんけど、ソレっていいことなんですかね?死ぬほど儲かってる会社は税として社会に貢献するのが正しいことなんじゃないのかなあ。
参考:
http://globe.asahi.com/feature/memo/2015111300006.html [asahi.com]
https://www.grantthornton.jp/pdf/newsletter/international/internationa... [grantthornton.jp]
「ライセンスの譲渡」が移転価格税制にひっかかるのでは?と思ったが (スコア:0)
最初から共同開発した形にしておくわけですね(2番目のリンクから)。
無形資産のコストシェアリング契約
無形資産を海外移転する場合、税務上は、将来の使用収益から生ずる所得に対応する対価で売却したものと扱われる一方で、コストシェアリング契約のもとに、共同開発する場合には、権利を共同で所有し、将来収益を費用負担割合に応じて配分することが可能です。Apple社は、米国で研究開発が行われる一方で、その費用を第1法人が負担することによって、無形資産の米国外の権利の所有権は、第1法人にあるとされるため、当該無形資産の使用から得られる収益は、アイルランドで課税対象になり、米国法人税率の35%ではなく、アイルランドの12.5%が適用されています。
きたないさすがAppleきたない。
Re: (スコア:0)
死ぬほど儲かってる株式会社は、利益を上げて株主に貢献するのが正しいことです。
Re: (スコア:0)
それが正しいけど、その結果が今の沈んでいく日本
Re:ダブルアイリッシュウィズアダッチサンドイッチ(美味そう (スコア:2)
けどじゃなくて、企業はそういうものとして企業倫理より一つ上のレイヤーで管理すべき
Re: (スコア:0)
>けどじゃなくて、企業はそういうものとして企業倫理より一つ上のレイヤーで管理すべき
社会脳流動性確保ってのは、国家の基本のひとつだよね。
そこで失敗した国家は悉く滅んでいる。
まぁそりゃ流動にかかる経済活動がスパっと無くなって節税の最適化なんぞが起れば、
国家予算的に採算は落ちる一方だからな。
税を払わない企業と資本家と税を払えない民衆ばかりになってしまうと。
Re:ダブルアイリッシュウィズアダッチサンドイッチ(美味そう (スコア:1)
>> 利益を上げて株主に貢献する
> それが正しいけど、その結果が今の沈んでいく日本
えっ。株主なんてシャンシャンと適当に流して無能経営陣たちが好き勝手にしてたから
今の日本になってるんじゃないの?
利益水増しして赤字隠ししてもペナルティ低いし。
株の持ち合いなんてやってる時点で、株主軽視はなはだしいと思うんだけどなあ。
Re: (スコア:0)
利益を上げない会社は解散して、労働力と資本を市場に返却してほしいわ
ただでさえ労働力不足が叫ばれているのだから
Re:ダブルアイリッシュウィズアダッチサンドイッチ(美味そう (スコア:1)
それには金利を上げないとな
Re:ダブルアイリッシュウィズアダッチサンドイッチ(美味そう (スコア:1)
そのとおり。
なのに従業員の待遇を悪くすることでゾンビ企業と無能な上層部が延命している。
ここが市場の隠れた病巣になっていると思うんですよ。
だからブラック企業に巻きこまれた社員の人は不運だけど、そこでズルズルと付きあうのは
自身までもが社会の癌に生まれ変わらされているということに気づいて、
すぐにでも抜け出して欲しいわけですよ。
Re: (スコア:0)
賃金を上げて労働力を引き抜くのだ
Re: (スコア:0)
傾いたら政府系ファンドが来て助けるような企業からは、賃金が高いぐらいでは人は出てこなく
Re: (スコア:0)
死ぬほど儲かってる株式会社は、利益を上げて株主に貢献するのが正しいことです。
社会インフラ(道路や橋や交通安全や抑制された犯罪率や教育を受けた労働者)を使って金儲けをしているのにその社会インフラのために金を払わないというのはただ乗りであり泥棒であり正しい事ではありませんね。
Re: (スコア:0)
なら法人税を納める代わりに、法人参政権も与えて。「代表無くして課税なし」
Re: (スコア:0)
盗っ人猛々しいとはまさにこのことである
Re: (スコア:0)
法人には参政権を与えようとしないので、代わりに法人は自分の国籍を代えたでござる。
あまりに不遇しすぎるとメンバーが脱北するのは、自然人も、法人も変わんない。
Re: (スコア:0)
ただ税金はらってないだけでフリーライドしてるんだから脱北すらしてない
税金の代わりに参政権があるわけでもない
Re: (スコア:0)
本当に払ってなかったら税務署という国家権力がやってきて、全て差し押さえていきます。
Re:ダブルアイリッシュウィズアダッチサンドイッチ(美味そう (スコア:1)
Re: (スコア:0)
ただ乗り?
社員全員税金を払ってるのに、社会インフラを使うためには更に年貢を納めないと許さないってこと?
じゃあ学生やらNEETやらは、社会インフラ使うのを禁止したら良いんじゃない。
Re: (スコア:0)
法人格捨てて社員個々人が自然人として経済活動するってのならその理屈でいいと思うよ。
Re: (スコア:0)
外国のLLCはパススルー課税だから、法人格はあるけど法人税は課せられませんけど…
Re: (スコア:0)
>死ぬほど儲かってる会社は税として社会に貢献するのが正しいことなんじゃないのかなあ。
ならばそれが実現されるようにアイルランドとオランダの法律を変えるのが正しいのでは。
Re:ダブルアイリッシュウィズアダッチサンドイッチ(美味そう (スコア:1)
外国で儲けた分は「母国」でなく「消費国」に還元しろ、という明確なルールが無いからです。
それを作ろうってわけですが、さてどうなることか。
Re: (スコア:0)
馬鹿言え。
死ぬほど儲かってる会社は株主に還元するのが正しいに決まってるだろ。
Re: (スコア:0)
馬鹿言え。
死ぬほど儲かってる会社は株主に還元するのが正しいに決まってるだろ。
納税と言う形で社会に還元しないと継続的に儲からないので長期的に見れば納税するほうが正しい。
Re: (スコア:0)
配当所得は源泉徴収されてます。法人税、配当課税、消費税と、3重課税になってる