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朝鮮日報にさらに詳細が出ているhttp://japanese.joins.com/article/732/215732.html [joins.com]
韓国で市販中のディーゼル車のうち、フォルクスワーゲン・ティグアンに続いて日産キャシュカイ(デュアリス)でも走行中に排ガス低減装置の作動が中断するよう不正操作されていたことが、環境部の調査で明らかになった。低減装置の作動が中断すれば、排ガスは増えるが自動車の燃費は良くなるという。 (略)環境部によると、20車種のうちフォルクスワーゲンと類似の不正が確認されたのはキャシュカイだけだった。キャシュカイは一般走行中によく表れる条件の「エンジン吸気温度摂氏35度以上」状態になると、排ガス再循環装置の作動が中断することが明らかになった。これを受け、キャシュカイは環境部の室外道路走行試験で窒素酸化物の排出量が室内認証基準(0.08キログラム/キロ)の20.8倍にのぼり、調査対象車種のうち最も多かった。排ガス再循環装置は走行中に排ガスの一部を燃焼室に再流入させて燃焼の温度を低めることで窒素酸化物の排出量を減らす装置。
環境部の関係者は「該当車種は外部の温度20度の状態で30分ほど走行すればエンジン吸気温度が35度以上に上昇する。このような条件で排ガス再循環装置の作動が中断するよう設定した制御方式は正常制御方式でなく任意設定規定を違反したものだ」と説明した。環境部の製作自動車認証告示では「一般的な運転や使用条件で排ガス試験モードとは異なり排ガス関連部品の機能が低下するよう部品の機能を停止・遅延・変調する行為」を「任意設定」と定義している。
だそう。ここで疑問。・低燃費のために装置を切った、と言うストーリーだが、燃費検査の時も排ガス試験と同じ室内試験ならば、抑制装置は動作した状態で燃費検査してるのでは?・もし排ガス試験の時は室内温度が高かったら全く逆効果だが、仮に騙そうと考えるとして、そんな曖昧なやり方を取るだろうか?(ワーゲンは速度が出ているのに、ハンドルが操作されないと言う条件で検知してモードが切り替わったが、それに対してあまりに曖昧)・「一般的な運転や使用条件」って基準が明確なのだろうか?
なのでこれだけだと、韓国政府がナショナリズムに煽られて、曖昧だった基準をぶち込んで外国車をつるし上げているだけなのではないか。一方でこんな話がある。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201603/CK2016030402000... [tokyo-np.co.jp]
国土交通省が一般道や高速道で実施したディーゼル車(乗用車と貨物車)の走行調査で、国内三社の四車種が、排ガス基準を二~十倍程度上回る窒素酸化物(NOx)を排出したことが三日、分かった。(中略)国交省は調査結果について、渋滞時や急発進時などにNOxの排出が増えると指摘。特に十倍程度に悪化したことに関して「冬場の外気温が低い場合などは、エンジン保護のため排ガス低減装置の機能が停止する仕組みになっている」と説明している。同省は装置の作動範囲の指針作りも進める。
つまり、日本でも検査して同じような話が出ているが、後出しで「一般的な運転や使用条件」を加えて取り締まるような真似せず、そこからきちんとした基準を設けていこうと言う事になっているみたい。また問題に揺れる欧州の動きはこんな感じでhttp://mainichi.jp/articles/20160424/k00/00m/020/081000c [mainichi.jp]
公道走行させれば実際の排出量を把握できる。検査台の場合より排出が増え、規制値を超えるケースも想定されるため、段階的に規制値内に収めればよいことにする。
と言う事で、韓国みたいにいきなり基準を引っ張り出して、つるし上げるような真似はしないようです。
韓国政府の特殊性が出たか、あるいは韓国車を売るための株式会社韓国広報部の戦略か、そんなところじゃないでしょうか。
> ・もし排ガス試験の時は室内温度が高かったら全く逆効果だが、仮に騙そうと考えるとして、そんな曖昧なやり方を取るだろうか?
試験の時は再現性がある結果をとるために、室内の外気条件などは当然規定されているでしょう。
ハンドル操作で見分けるなんて、ばれたら言い訳できない方法を使ったVWのあほさ加減に対して、ばれてもエンジンを保護するためと言い訳をつけられる温度をトリガーにした日産は、よりずる賢い、という見方もできますね。
>室内の外気条件などは当然規定されているでしょう。
本当?バイクとかならともかく、大型トラックまで適用されるのに、どーやってやるのよ。自動車って常時一般家庭一軒分以上のエネルギーを発し続ける内燃機関で、軽自動車で低格では20KW程度は出ている。効率は最大でも50%だから、同じ量の20KWが熱として放出されている。それを一定温度に保つような巨大な冷却システムがないと測定できないような厳しい規定なの?改造車なども排ガス検査受けるんだが、市井の試験場にそんなもん見たことがないよ。
どっかにその「規定」が出ているところありますか?
ぐぐった限りでは、気温や湿度は記録しておいて、一定の式で後から温度補正をかけるとかは見つかった。
ググる先生に聞いてみたら下記の文書が見つかりました。道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2009.07.30】別添42(軽・中量車排出ガスの測定方法) [mlit.go.jp]によると、
6. 試験室試験室は、次に掲げる状態とすること。(1) 試験室内の温度は298±5K(25±5℃)とし、相対湿度(以下「湿度」という。)は30%から75%までの範囲であること。なお、温度測定位置は送風装置付近とし、別紙6に規定するモード走行の開始前と終了後に測定すること。(2) 試験室内のCO、THC、NMHC、CH4、NOx及びCO2(以下「CO等」という。)の濃度は、安定していること。
とあるので、少なくとも送風装置付近の温度は25±5℃ですね。車検場の簡易的な排ガス検査とは異なり、再現性があるように認証試験はかなり条件がしっかりと定められています。
と言うことは、排ガス試験中と燃費試験中は同じ室温に保たれていると言う事だから、排ガス試験中は燃費を落とす排ガス浄化装置が作動していて、燃費試験中は非作動になるから、燃費が過大に測定されている、という事は起きない?報道では、排ガス浄化装置を停止すると燃費が良くなるからやったのだと言っている様だけど、少なくともカタログスペックにはそれは現れない。実用上で燃費が体感できるほど異なるのだろうか。
また、温度は最大30℃になる。最低でも20℃とのこと。韓国政府は20℃の時、30分運転で35℃になって排ガス浄化装置が動作を停止する、と言っている。
つまり30分で15℃上昇すると言うことで、均等に温度が上がると仮定しても、10分で5℃だ。(通常温度は対数関数的な挙動を示すことが多いので、実際にはさらに温度は高くなるはず)仮に日本と同じ走行モードだとして20分完走で測定すると、ほとんどのケースで途中で35℃を超える状態で排ガス測定が行われることになる。韓国はEU並に厳しい基準を適用している、としているので、適用されているのがEU基準だとすると、測定時間はさらに伸びて30分になる。
当然試験条件に、車体の温度やエンジンの吸気温度を一定に保つ、と言う条件はない。試験逃れでこんなことやるか?
韓国政府の指摘、実走行状態と、試験状態で排ガスに大きな違いがある、と言う事が事実だと仮定しても、それがフォルクスワーゲンの件と同じだなんてとても言えないと思うんだが。韓国政府は日産がどういう動機で故意的にやっていると考えて、刑事訴訟までちらつかせているのだろうか。ますます分からん。
> 適用されているのがEU基準だとすると、測定時間はさらに伸びて30分になる。
EU基準だと30分なんて話は どこにも [wikipedia.org] 書かれていない [dieselnet.com]けど。どこソース?
走行試験での速度遷移表 [jaf.or.jp]を見ればわかるように、試験中はしょっちゅう止まるんだよ。だか
報道では、排ガス浄化装置を停止すると燃費が良くなるからやったのだと言っている様だけど、少なくともカタログスペックにはそれは現れない。実用上で燃費が体感できるほど異なるのだろうか。
そこは韓国環境省の想像上の見解だから。要は判断条件の違いがあるだけで、VWがやったことと実質変わらんのだから、VWの目論見と同じことじゃないの?実走行で排ガスをまき散らす迷惑な車であることには違いない。
何がどう大きく違うの?
そもそも論として、記事を読む限り排ガス循環装置(Exhaust gas recirculation,EGR)を停止させていると言うことなのですが、高々吸気温35℃で止めるか?というのが疑問です。水が凍る低温側だと排ガス中の水分が凍っていろいろ作動しなくさせるからEGR止めるというのはありますが、高温側で高々35℃で止めて耐久性良くなることなんて思い当たりません。EGRの耐急性で問題になるのは数百度の排気ガス関連と汚損です。
燃費が良くなるというのも、ディーゼルではEGR止めた所で燃費の変化なんて、良くて燃焼速度が速くなる分でカタログ燃費の一番下の桁が一つ二つ変わる程度、下手すりゃ比熱比悪化分悪化します。ディーゼルですので吸気温が上がっても充填率が悪化するだけで他の影響は有意差が出るほどありませんし、充填率下がっても最大出力が低下するだけで燃費には、これも有意差出るほど効いてきません。
たまたまそういう不具合が出ている車(=故障車)を見つけてきて試験して公表している可能性もあり得ると思います。
> 高温側で高々35℃で止めて耐久性良くなることなんて思い当たりません。
それはバレたときの言い訳だから。韓国の環境省も「高々35℃で止めて耐久性良くなることなんて思い当たりません」と思っているから問題にしたんじゃないの?
> ディーゼルですので吸気温が上がっても充填率が悪化するだけで他の影響は有意差が出るほどありませんし、> 充填率下がっても最大出力が低下するだけで燃費には、これも有意差出るほど効いてきません。
燃費云々は、環境省が「何で日産はこんなことしたのか」というのを推測した発言で、実際に日産が何を意図していたのかはまた別なんじゃない。VWで(これまた推測で)言われているように、車の動性能が低くなって野暮ったい感じの操作性になるのを嫌ったのかも。
> たまたまそういう不具合が出ている車(=故障車)を見つけてきて試験して公表している可能性もあり得ると思います。
それはいくら心情的に日産を庇いたいといっても、穿ちすぎでしょw
#3013606の方の書き込み通りですが、補足を
・大型トラックの場合は架装前のラダーフレームのまま試験するそうです。完成車メーカーがら出荷の段階では荷台は付いていませんからので。大型トラックが入るシャシーダイナモは存在しますが、日本全国で見てもあまり数はないという話は聞いたことがあります。乗用車用なら大学レベルでも持っている所はあります。
・25℃の恒温装置は、完成車メーカーならそれを複数個持っていて同時に使うのが当たり前ですので、特殊な装置かと言われるとまあ特殊ではありますが、凄いものではありません。外気温が30℃を越えていても-30℃まで冷やしてシャシーダイナモ上で車走らせて-30℃に保つ(時々保てない)部屋が当たり前にあるので、25℃の恒温室に疑問を持つ感覚が判り兼ねます。
・そこらの車検場の話ではなく、認証試験を行う試験場の話です。違って当然です。日本で車両型式認定の認証試験を行っているのはここだけです。
独立行政法人自動車技術総合機構 交通安全環境研究所 自動車試験場埼玉県熊谷市御稜威ヶ原1-1
まあ、日本かばいたくて必死なんだろ。
ルノー日産は現地にもSamsungと共同でルノー・サムスンなんて出してるような国際企業。そういう企業を捕まえて、日本とか韓国とか国単位で物事を指向したり、ましてやレッテル張りをするのやめた方がいいと思いますよ。
お里が知れるってもんです。これだから韓国人は
その返答が馬脚をあらわしているというものだろうw
皮肉だろその清々しいまでの釣られっぷり。本能で生きてるんだな
自己紹介どうもありがとございました
日本の場合だと(2016年4月21日発表) 国交省と環境省、輸入ディーゼルモデルの排出ガス路上走行試験結果公表 - Car Watch [impress.co.jp]
両省は先に公表された国産モデルと今回の試験結果を合わせて、路上走行では測定環境や運転方法の違い、エンジン保護制御の作動等により、台上走行と比較して排出ガス量に増加がみられることが検証結果から判明したとし、PEMS(車載式排出ガス測定システム)を用いた路上走行検査を導入するとともに、保護制御の作動範囲の指針を策定することが必要であるとして、同検討会において2017
また韓国は自爆するのか
実際に国土交通省が行った試験 [mlit.go.jp]ではマツダとBMW以外はさんさんたるものでしたが、特にこの「気温による排ガス浄化装置保護制御」はやっぱり問題として取り上げられていておそらく改定時には規定される模様です。同じディーゼルエンジンでも重量車では基準があるのに、ディフィートデバイスと同じく乗用車・小型貨物ではそこが曖昧なために吸気温12度程度で停めてしまう様なのが通ってしまっている訳で。
この設定だと関東でも年間4割、北海道あたりだと7割の季節で動作しないんじゃないのかね?韓国を後出しじゃんけんと逆つるし上げにかけるより、それでも良しとしている日本の方がおかしい気がします。
日本のみならず、EUもアメリカも同じ結論のようです。実走行条件と乖離を生み出す原因の一つだが、問題なのは自動車ではなくて、計測条件の方だと。
従って日本と言うのではなく「韓国以外」と言うべき状況ですね。
つまりこうなります。
韓国を後出しじゃんけんと逆つるし上げにかけるより、それでも良しとしている韓国以外の方がおかしい気がします。
本当でしょうか?
また、近代法では、法の不遡及の原則に従います。こうしなければ後からいくらでも罪人を作れてしまいます。特に刑事ではこれを厳格にまもるのが普通です。それを一度クリアした検査を後からやり直し、違う基準を適応して破ってきた。近代的な法体系では考えられないやり方をしていると言う以外になんと言えばいいのでしょうか。
そして特に貿易相手国なので、一般的なルールに従う事を求めるのは普通の事だと思うのですが。韓国は軍事独裁が長く、そのときのルールが残ったまま、現在でも開発独裁国の一つに数えられることがあります。最近では殺人加湿器消毒薬の件もそうですが、相手が外国資本となると突然、ルールを厳格適用して、苛烈に責任を追及しようとします。このような部分がFTAなどで問題になっているわけですが…。
こうしなければ後からいくらでも罪人を作れてしまいます。特に刑事ではこれを厳格にまもるのが普通です。それを一度クリアした検査を後からやり直し、違う基準を適応して破ってきた。近代的な法体系では考えられないやり方をしていると言う以外になんと言えばいいのでしょうか。
環境部の製作自動車認証告示では「一般的な運転や使用条件で排ガス試験モードとは異なり排ガス関連部品の機能が低下するよう部品の機能を停止・遅延・変調する行為」を「任意設定」と定義している。 [joins.com]
この「製作自動車認証告示」というのが、最近付け加えられたものなら「後出し」と言えるだろうが、実際そうなの?
これは法の不遡及の問題というよりも解釈に属する問題のような気がします。12度という温度設定が通常の使用条件として妥当かどうかというと、実際に重量車では0度以下となっている訳ですし日本の気象条件でからするとやっぱり妥当性に疑問を感じます。
するとあなたの考えだと、文章をわざと曖昧にしておいて、後付けで言えばなんでも取り締まれると?
んなわけねーだろ。何のために制令や細則、告示って制度があると思ってんだよ。法治国家なめんな
ぺろぺろ [wikipedia.org]
法治国家を舐めている人は身近にたくさんいらっしゃいますよ、という話。
× さんさんたるもの○ 惨憺(さんたん)たるもの
英国では不正認定なし、韓国内でも疑問の声が出ているそうです。 [mainichi.jp]
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
後出しで基準を変えて適用してつるし上げ? (スコア:5, 興味深い)
朝鮮日報にさらに詳細が出ている
http://japanese.joins.com/article/732/215732.html [joins.com]
韓国で市販中のディーゼル車のうち、フォルクスワーゲン・ティグアンに続いて日産キャシュカイ(デュアリス)でも走行中に排ガス低減装置の作動が中断するよう不正操作されていたことが、環境部の調査で明らかになった。低減装置の作動が中断すれば、排ガスは増えるが自動車の燃費は良くなるという。 (略)
環境部によると、20車種のうちフォルクスワーゲンと類似の不正が確認されたのはキャシュカイだけだった。キャシュカイは一般走行中によく表れる条件の「エンジン吸気温度摂氏35度以上」状態になると、排ガス再循環装置の作動が中断することが明らかになった。
これを受け、キャシュカイは環境部の室外道路走行試験で窒素酸化物の排出量が室内認証基準(0.08キログラム/キロ)の20.8倍にのぼり、調査対象車種のうち最も多かった。排ガス再循環装置は走行中に排ガスの一部を燃焼室に再流入させて燃焼の温度を低めることで窒素酸化物の排出量を減らす装置。
環境部の関係者は「該当車種は外部の温度20度の状態で30分ほど走行すればエンジン吸気温度が35度以上に上昇する。このような条件で排ガス再循環装置の作動が中断するよう設定した制御方式は正常制御方式でなく任意設定規定を違反したものだ」と説明した。
環境部の製作自動車認証告示では「一般的な運転や使用条件で排ガス試験モードとは異なり排ガス関連部品の機能が低下するよう部品の機能を停止・遅延・変調する行為」を「任意設定」と定義している。
だそう。
ここで疑問。
・低燃費のために装置を切った、と言うストーリーだが、燃費検査の時も排ガス試験と同じ室内試験ならば、抑制装置は動作した状態で燃費検査してるのでは?
・もし排ガス試験の時は室内温度が高かったら全く逆効果だが、仮に騙そうと考えるとして、そんな曖昧なやり方を取るだろうか?
(ワーゲンは速度が出ているのに、ハンドルが操作されないと言う条件で検知してモードが切り替わったが、それに対してあまりに曖昧)
・「一般的な運転や使用条件」って基準が明確なのだろうか?
なのでこれだけだと、韓国政府がナショナリズムに煽られて、曖昧だった基準をぶち込んで外国車をつるし上げているだけなのではないか。
一方でこんな話がある。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201603/CK2016030402000... [tokyo-np.co.jp]
国土交通省が一般道や高速道で実施したディーゼル車(乗用車と貨物車)の走行調査で、国内三社の四車種が、排ガス基準を二~十倍程度上回る窒素酸化物(NOx)を排出したことが三日、分かった。(中略)
国交省は調査結果について、渋滞時や急発進時などにNOxの排出が増えると指摘。特に十倍程度に悪化したことに関して「冬場の外気温が低い場合などは、エンジン保護のため排ガス低減装置の機能が停止する仕組みになっている」と説明している。同省は装置の作動範囲の指針作りも進める。
つまり、日本でも検査して同じような話が出ているが、後出しで「一般的な運転や使用条件」を加えて取り締まるような真似せず、そこからきちんとした基準を設けていこうと言う事になっているみたい。
また問題に揺れる欧州の動きはこんな感じで
http://mainichi.jp/articles/20160424/k00/00m/020/081000c [mainichi.jp]
公道走行させれば実際の排出量を把握できる。検査台の場合より排出が増え、規制値を超えるケースも想定されるため、段階的に規制値内に収めればよいことにする。
と言う事で、韓国みたいにいきなり基準を引っ張り出して、つるし上げるような真似はしないようです。
韓国政府の特殊性が出たか、あるいは韓国車を売るための株式会社韓国広報部の戦略か、そんなところじゃないでしょうか。
Re:後出しで基準を変えて適用してつるし上げ? (スコア:1)
> ・もし排ガス試験の時は室内温度が高かったら全く逆効果だが、仮に騙そうと考えるとして、そんな曖昧なやり方を取るだろうか?
試験の時は再現性がある結果をとるために、室内の外気条件などは当然規定されているでしょう。
ハンドル操作で見分けるなんて、ばれたら言い訳できない方法を使ったVWのあほさ加減に対して、
ばれてもエンジンを保護するためと言い訳をつけられる温度をトリガーにした日産は、よりずる賢い、
という見方もできますね。
Re: (スコア:0)
>室内の外気条件などは当然規定されているでしょう。
本当?
バイクとかならともかく、大型トラックまで適用されるのに、どーやってやるのよ。
自動車って常時一般家庭一軒分以上のエネルギーを発し続ける内燃機関で、軽自動車で低格では20KW程度は出ている。効率は最大でも50%だから、同じ量の20KWが熱として放出されている。それを一定温度に保つような巨大な冷却システムがないと測定できないような厳しい規定なの?
改造車なども排ガス検査受けるんだが、市井の試験場にそんなもん見たことがないよ。
どっかにその「規定」が出ているところありますか?
ぐぐった限りでは、気温や湿度は記録しておいて、一定の式で後から温度補正をかけるとかは見つかった。
日本のJC08モードの試験条件 (スコア:1)
ググる先生に聞いてみたら下記の文書が見つかりました。
道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2009.07.30】別添42(軽・中量車排出ガスの測定方法) [mlit.go.jp]
によると、
6. 試験室
試験室は、次に掲げる状態とすること。
(1) 試験室内の温度は298±5K(25±5℃)とし、相対湿度(以下「湿度」という。)は30%から75%までの範囲で
あること。なお、温度測定位置は送風装置付近とし、別紙6に規定するモード走行の開始前と終了後に測定すること。
(2) 試験室内のCO、THC、NMHC、CH4、NOx及びCO2(以下「CO等」という。)の濃度は、安定していること。
とあるので、少なくとも送風装置付近の温度は25±5℃ですね。
車検場の簡易的な排ガス検査とは異なり、再現性があるように認証試験はかなり条件がしっかりと定められています。
Re:日本のJC08モードの試験条件 (スコア:2, 興味深い)
と言うことは、排ガス試験中と燃費試験中は同じ室温に保たれていると言う事だから、排ガス試験中は燃費を落とす排ガス浄化装置が作動していて、燃費試験中は非作動になるから、燃費が過大に測定されている、という事は起きない?
報道では、排ガス浄化装置を停止すると燃費が良くなるからやったのだと言っている様だけど、少なくともカタログスペックにはそれは現れない。実用上で燃費が体感できるほど異なるのだろうか。
また、温度は最大30℃になる。最低でも20℃とのこと。
韓国政府は20℃の時、30分運転で35℃になって排ガス浄化装置が動作を停止する、と言っている。
つまり30分で15℃上昇すると言うことで、均等に温度が上がると仮定しても、10分で5℃だ。(通常温度は対数関数的な挙動を示すことが多いので、実際にはさらに温度は高くなるはず)
仮に日本と同じ走行モードだとして20分完走で測定すると、ほとんどのケースで途中で35℃を超える状態で排ガス測定が行われることになる。韓国はEU並に厳しい基準を適用している、としているので、適用されているのがEU基準だとすると、測定時間はさらに伸びて30分になる。
当然試験条件に、車体の温度やエンジンの吸気温度を一定に保つ、と言う条件はない。
試験逃れでこんなことやるか?
韓国政府の指摘、実走行状態と、試験状態で排ガスに大きな違いがある、と言う事が事実だと仮定しても、それがフォルクスワーゲンの件と同じだなんてとても言えないと思うんだが。
韓国政府は日産がどういう動機で故意的にやっていると考えて、刑事訴訟までちらつかせているのだろうか。ますます分からん。
Re: (スコア:0)
> 適用されているのがEU基準だとすると、測定時間はさらに伸びて30分になる。
EU基準だと30分なんて話は どこにも [wikipedia.org] 書かれていない [dieselnet.com]けど。
どこソース?
走行試験での速度遷移表 [jaf.or.jp]を見ればわかるように、試験中はしょっちゅう止まるんだよ。
だか
Re: (スコア:0)
報道では、排ガス浄化装置を停止すると燃費が良くなるからやったのだと言っている様だけど、
少なくともカタログスペックにはそれは現れない。実用上で燃費が体感できるほど異なるのだろうか。
そこは韓国環境省の想像上の見解だから。
要は判断条件の違いがあるだけで、VWがやったことと実質変わらんのだから、
VWの目論見と同じことじゃないの?
実走行で排ガスをまき散らす迷惑な車であることには違いない。
Re: (スコア:0)
規制・試験対策なのかで大きく違うでしょうよ。
PCで言えば
普段は静音だけどCPU温度を見て高温になると冷却するために高速でファンを回すのと
静音テストをやると判ってるメディアに貸す機体に絶対に高速で回らないよう細工するのではまったく違う。
Re: (スコア:0)
何がどう大きく違うの?
Re: (スコア:0)
そもそも論として、記事を読む限り排ガス循環装置(Exhaust gas recirculation,EGR)を停止させていると言うことなのですが、
高々吸気温35℃で止めるか?というのが疑問です。
水が凍る低温側だと排ガス中の水分が凍っていろいろ作動しなくさせるからEGR止めるというのはありますが、
高温側で高々35℃で止めて耐久性良くなることなんて思い当たりません。
EGRの耐急性で問題になるのは数百度の排気ガス関連と汚損です。
燃費が良くなるというのも、ディーゼルではEGR止めた所で燃費の変化なんて、良くて燃焼速度が速くなる分でカタログ燃費の一番下の桁が一つ二つ変わる程度、下手すりゃ比熱比悪化分悪化します。
ディーゼルですので吸気温が上がっても充填率が悪化するだけで他の影響は有意差が出るほどありませんし、充填率下がっても最大出力が低下するだけで燃費には、これも有意差出るほど効いてきません。
たまたまそういう不具合が出ている車(=故障車)を見つけてきて試験して公表している可能性もあり得ると思います。
Re: (スコア:0)
> 高温側で高々35℃で止めて耐久性良くなることなんて思い当たりません。
それはバレたときの言い訳だから。韓国の環境省も「高々35℃で止めて耐久性良くなることなんて思い当たりません」と
思っているから問題にしたんじゃないの?
> ディーゼルですので吸気温が上がっても充填率が悪化するだけで他の影響は有意差が出るほどありませんし、
> 充填率下がっても最大出力が低下するだけで燃費には、これも有意差出るほど効いてきません。
燃費云々は、環境省が「何で日産はこんなことしたのか」というのを推測した発言で、実際に日産が何を意図していたのかは
また別なんじゃない。VWで(これまた推測で)言われているように、車の動性能が低くなって野暮ったい感じの操作性になるのを
嫌ったのかも。
> たまたまそういう不具合が出ている車(=故障車)を見つけてきて試験して公表している可能性もあり得ると思います。
それはいくら心情的に日産を庇いたいといっても、穿ちすぎでしょw
Re:後出しで基準を変えて適用してつるし上げ? (スコア:1)
#3013606の方の書き込み通りですが、補足を
・大型トラックの場合は架装前のラダーフレームのまま試験するそうです。
完成車メーカーがら出荷の段階では荷台は付いていませんからので。
大型トラックが入るシャシーダイナモは存在しますが、日本全国で見てもあまり数はないという話は聞いたことがあります。
乗用車用なら大学レベルでも持っている所はあります。
・25℃の恒温装置は、完成車メーカーならそれを複数個持っていて同時に使うのが当たり前ですので、特殊な装置かと言われるとまあ特殊ではありますが、凄いものではありません。
外気温が30℃を越えていても-30℃まで冷やしてシャシーダイナモ上で車走らせて-30℃に保つ(時々保てない)部屋が当たり前にあるので、25℃の恒温室に疑問を持つ感覚が判り兼ねます。
・そこらの車検場の話ではなく、認証試験を行う試験場の話です。
違って当然です。
日本で車両型式認定の認証試験を行っているのはここだけです。
独立行政法人自動車技術総合機構 交通安全環境研究所 自動車試験場
埼玉県熊谷市御稜威ヶ原1-1
Re: (スコア:0)
まあ、日本かばいたくて必死なんだろ。
Re: (スコア:0)
ルノー日産は現地にもSamsungと共同でルノー・サムスンなんて出してるような国際企業。そういう企業を捕まえて、日本とか韓国とか国単位で物事を指向したり、ましてやレッテル張りをするのやめた方がいいと思いますよ。
お里が知れるってもんです。
これだから韓国人は
Re: (スコア:0)
その返答が馬脚をあらわしているというものだろうw
Re: (スコア:0)
皮肉だろ
その清々しいまでの釣られっぷり。本能で生きてるんだな
Re: (スコア:0)
自己紹介どうもありがとございました
Re: (スコア:0)
日本の場合だと(2016年4月21日発表)
国交省と環境省、輸入ディーゼルモデルの排出ガス路上走行試験結果公表 - Car Watch [impress.co.jp]
Re: (スコア:0)
また韓国は自爆するのか
Re: (スコア:0)
実際に国土交通省が行った試験 [mlit.go.jp]ではマツダとBMW以外はさんさんたるものでしたが、特にこの「気温による排ガス浄化装置保護制御」はやっぱり問題として取り上げられていておそらく改定時には規定される模様です。
同じディーゼルエンジンでも重量車では基準があるのに、ディフィートデバイスと同じく乗用車・小型貨物ではそこが曖昧なために吸気温12度程度で停めてしまう様なのが通ってしまっている訳で。
この設定だと関東でも年間4割、北海道あたりだと7割の季節で動作しないんじゃないのかね?
韓国を後出しじゃんけんと逆つるし上げにかけるより、それでも良しとしている日本の方がおかしい気がします。
Re:後出しで基準を変えて適用してつるし上げ? (スコア:1)
日本のみならず、EUもアメリカも同じ結論のようです。実走行条件と乖離を生み出す原因の一つだが、問題なのは自動車ではなくて、計測条件の方だと。
従って日本と言うのではなく「韓国以外」と言うべき状況ですね。
つまりこうなります。
韓国を後出しじゃんけんと逆つるし上げにかけるより、それでも良しとしている韓国以外の方がおかしい気がします。
本当でしょうか?
また、近代法では、法の不遡及の原則に従います。
こうしなければ後からいくらでも罪人を作れてしまいます。特に刑事ではこれを厳格にまもるのが普通です。それを一度クリアした検査を後からやり直し、違う基準を適応して破ってきた。近代的な法体系では考えられないやり方をしていると言う以外になんと言えばいいのでしょうか。
そして特に貿易相手国なので、一般的なルールに従う事を求めるのは普通の事だと思うのですが。韓国は軍事独裁が長く、そのときのルールが残ったまま、現在でも開発独裁国の一つに数えられることがあります。最近では殺人加湿器消毒薬の件もそうですが、相手が外国資本となると突然、ルールを厳格適用して、苛烈に責任を追及しようとします。
このような部分がFTAなどで問題になっているわけですが…。
Re: (スコア:0)
こうしなければ後からいくらでも罪人を作れてしまいます。特に刑事ではこれを厳格にまもるのが普通です。それを一度クリアした検査を後からやり直し、違う基準を適応して破ってきた。近代的な法体系では考えられないやり方をしていると言う以外になんと言えばいいのでしょうか。
環境部の製作自動車認証告示では「一般的な運転や使用条件で排ガス試験モードとは異なり排ガス関連部品の機能が低下するよう部品の機能を停止・遅延・変調する行為」を「任意設定」と定義している。 [joins.com]
この「製作自動車認証告示」というのが、最近付け加えられたものなら「後出し」と言えるだろうが、
実際そうなの?
Re: (スコア:0)
これは法の不遡及の問題というよりも解釈に属する問題のような気がします。
12度という温度設定が通常の使用条件として妥当かどうかというと、
実際に重量車では0度以下となっている訳ですし日本の気象条件でからすると
やっぱり妥当性に疑問を感じます。
Re: (スコア:0)
するとあなたの考えだと、文章をわざと曖昧にしておいて、後付けで言えばなんでも取り締まれると?
んなわけねーだろ。
何のために制令や細則、告示って制度があると思ってんだよ。
法治国家なめんな
Re: (スコア:0)
ぺろぺろ [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
法治国家を舐めている人は身近にたくさんいらっしゃいますよ、という話。
Re: (スコア:0)
あーさひがさんさんおはよーさん (スコア:0)
× さんさんたるもの
○ 惨憺(さんたん)たるもの
Re: (スコア:0)
英国では不正認定なし、韓国内でも疑問の声が出ているそうです。 [mainichi.jp]