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DoCoMoのEclipse用Pluginにライセンス違反の疑い」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2003年04月21日 11時42分 (#302406)
    タレコミ文のリンク先(MLの記事)にも「多くのWebページでは「CPLは商用利用でもOK.」とかいてありますが」云々と書いてありますが、

    <引用ここから>
    http://www.atmarkit.co.jp/fjava/rensai2/eclipse01/eclipse01.html
    このCPLは、Apache Software Licenseと同様に、BSDライセンスと似た形式を取っており、Eclipseを自社の製品で利用した場合でも、作成したソースを公開する必要は一切ありません。
    <引用ここまで>

    このような説明もあり、ライセンスの内容を本気で誤解していた可能性もありえなくはないような気がします(商売でやっているなら、原文のライセンスをきちんとチェックするくらいは当然なので言い訳にはなりませんが)。

    ライセンスについてきちんとした訳文を作っておくことは、トラブルを防ぐためにもライセンスに対する理解度を高めるためにも必要なように思えます。

    # 実は修正BSDライセンスを翻訳し直したものが手元にあるのですが、
    # これってどこに公開したら喜んでくれる方が多そうでしょうか。
    # とりあえずここ?

    ### ID持ってないのでAC ###
    • by Anonymous Coward on 2003年04月21日 12時15分 (#302426)
      CPL FAQ [ibm.com]より
      If I modify a Program licensed under the CPL and distribute the object code of the modified Program for free, must I make the source code available?
      Yes. By distributing the modified Program, even if it is only a free version of the object code, you are obligated to make the source code to the modified Program available to others.

      とのことなので、ソース公開の必要性についてはatmarkitの解釈のほうが怪しげかもしれません。
      親コメント
    • 法律/契約の専門家が翻訳したとかならともかく、
      修正BSDライセンスぐらい短いと、あんましよろこんでもらえないかもしれません。
      • /. に投稿されるとみんなでつつく事になるわけで、CPL をあまり詳しく知らない私としては手軽に概要がつかめるような気がして嬉しいのですが。

        こういう安易な考えが危険?

        # こういうリソースの設置場所として /. が相応しいかというとまた微妙ですけど。
        # とにかく露出を上げればgoogleが拾ってくれるという話もあり。
      • > 法律/契約の専門家が翻訳したとかならともかく

        とりあえずハックなものでも作って投げれば叩き台になる、という考え方は、ライセンス関連ではダメなのでしょうか。
        • > とりあえずハックなものでも作って投げれば叩き台になる、という考え方は、ライセンス関連ではダメなのでしょうか。

          ってんでなくて、BSD ライセンスだったら既に訳されたもの [freebsd.org]があるので、
          「叩き台」程度であれば作って投げる程の事もない、と思っただけです。
          • 内容としては「たたき台」というよりは「正式版」を目指して訳したものです。とりあえずdoc-jp@jp.FreeBSD.orgにでもメールしてみようかと思います。

            参考になりました。ありがとうございます。

            ### ID持ってないのでAC ###
            • by COCKY (5646) on 2003年04月21日 17時12分 (#302555)
              doc-jp@jp.freebsd.orgはあまりにSPAMが多すぎるため、現在doc-jpプロジェクトのMLアドレスはdoc-jp-work@jp.freebsd.orgに移行してます [freebsd.org]。
              まあ実際、doc-jpに投げてもメールが転送されるだけですが(笑)
              親コメント
              • by Anonymous Coward on 2003年04月22日 17時33分 (#303143)
                ツリーの根っこのACです。ありがとうございます。参考になります。

                # というレスをつけるのは、ここではマナー違反(ネタもないのに
                # 記事を増やすことになる)なのかしら、とちょっと思いつつも、
                # 閾値下げなければ見えないので書いてしまいます。

                お礼だけだとアレなので、いちおうネタとして送信予定の訳文も貼ってしまいます。かなり硬い訳(というかほぼ逐語訳)です。

                http://www.ascii.co.jp/pb/ptex/etc/COPYRIGHT.txt
                http://www.ascii.co.jp/pb/ptex/etc/COPYRIGHT-jis.txt
                http://kawari.sourceforge.net/8.0.0/license.html
                を参考にしました。

                <訳文ここから>
                内容変更の有無に関わらず、このソフトウェアのソース形式ないしバイナリ形式での再配布および利用は、以下の条件を満たす限りこれを許可する。

                1. ソース・コードの再配布においては、上記の著作権表示、この条件項目、および以下の免責事項を、削除あるいは改変してはならない。

                2. バイナリ形式の再配布においては、上記の著作権表示、この条件項目、および以下の免責事項を、説明書などの付属資料に転載して、ソフトウェアと同時に配布しなければならない。

                3. 事前に書面による許諾を得ない限り、このソフトウェアからの派生物の推奨や販売促進のためにこの著作権者名を利用してはならない。

                免責事項:

                このソフトウェアは「利用者の現状への同意を条件に」提供され、この著作者は、明示的にも言外にも、一切の保証(このソフトウェアの商業価値や、何らかの利用目的に適合することへの保証を含み、かつこれに限定しない)をしない。また、いかなる場合においても、このソフトウェアの利用によって生じた、直接的、間接的、副次的、個別的、懲罰的、結果的な損害(代替製品ないし代替サービスの調達、利用権ないしデータないし利益の損失、および業務の中断を含み、かつこれに限定しない)に対して、いかなる責任理論から要求されるものであれ、またその責任理論が契約、無過失責任、不法行為(過失など)を根拠とするものであっても、この著作者は責任を負わない(この著作者が損害の可能性を承知していた場合であっても同様)。
                <訳文ここまで>

                配布者についての免責も明示した方がよさそうな気がします。

                ### ID持ってないのでAC ###
                親コメント

犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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