パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

発明の対価、最高裁のお墨付きに」記事へのコメント

  • by futo (10691) on 2003年04月22日 15時58分 (#303068) 日記
    画期的な判決だとは思いますが、2億円の支払いを求めて、229万円なので、やはり相当な対価を求めるには相当な発明でなければならないと言う事で…

    まあ、日亜対中村さんの裁判の行方にとっては、大きな援護射撃にはなるのでしょう。

    逆に、社内規定で一律に規定していた特許出願の報酬に対しては、儲かる特許じゃないから返せ、あるいは儲かるまでは支払わないなんて事にはならないかな。そこがちょっと心配。

    それと、基本的に、儲かる特許って、必ずしも発明として画期的な特許とは限らないですよね。
    どちらかと言うと、単純だったり、ごく簡単であっても、その製品を構成する上で必要だったり、どの製品にも使われているような標準的な発明が、売り上げに対して貢献した特許になり易かったりします。
    上流の研究者たちの発明なんて、海のものとも山のものともわからないわけで、運にかなり左右されますよね。

    今でも、直接、主力事業の製品開発に関わっている社員じゃないと、特許の実施料報酬とかをもらえるケースは少ない…(ブツブツ)。

    クロスライセンスに使われたりしたら、いくら利益に貢献したのかさえ、わかりにくくなる。
    そう考えると、今後は、発明の評価とか、価値判断の技術が、ますます重要になってくるような気がします。
    • 2億求めて228万だと、弁護士の着手金代にもならないはず。

      話が変わるが、
      製品開発の奴だけ金貰えるとなれば、その分ボーナスとか今後は減らされるんだろうね。
      開発の予算と効果で、「基本給下げ+ボーナス無し」なんて事も今後有り得るのだろう。

      サラリーマンにとって良い事の様に受け止めている人も多いようだが、結局は「歩合給」や「年俸制の賃金」みたくなっていくはず。
      景気の良い時なら良い結果の方に行く事が多いだろうけど、売上増や利益増などの結果を出し難い情況を考えると、リストラと賃金カットの道具として使われる事の方が可能性が高いのでは?

      基本給が多いのとボーナスが多いのどっちが良いの?
      そう言った問題の気がする。

      開発した製品の客観的な評価って無理だし、それを求めると競合他社に使わせて証明しなければならなくなる。
      日本は物作りの国だと俺は思っているが、アメリカと違う利点って短期利益ではなく長期利益を求め長期的な開発が出来る事にあると思っていた。
      でも、特許使用料が開発の社員に歩合で分配されるようになると、短期的な利益を求めるケースが増えそう。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2003年04月22日 18時50分 (#303204)
        > 製品開発の奴だけ金貰えるとなれば、その分ボーナスとか今後は減らされるんだろうね。

        「特許で儲けた分を社員に還元する」ことと、現在の労働対価であるボーナスとは 本来は無関係なんだよねぇ。
        そこを 会社側は 付け込んでくるだろうから、だまされないようにしないとねぇ。

        > でも、特許使用料が開発の社員に歩合で分配されるようになると、短期的な利益を求めるケースが増えそう。

        いや、今でも建前はそうなんですよ。
        その「歩合」率があまりに低くて、「社員がもらっておくべき額」を会社がピンハネしてるわけで、その無根拠なピンハネ分はやめなさいってのが 今回の判決なわけ。

        けっして 会社の取り分がゼロになる判決ではないんだよ。

        だいたい、会社に金持たせても ロクなコトにならないのはバブルで立証されたんだから、社員個々人が分捕る方が正解なんだな。
        親コメント
        • >「特許で儲けた分を社員に還元する」ことと、現在の労働対価であるボーナスとは 本来は無関係なんだよねぇ。

          ボーナスって本当に労働の対価なんだろうか?
          他でも同種の書き込みを見たが、資本主義経済では大きく分けて、資本家、経営者、労働者に分けられ、サラリーマンの給料は労働者としての労働の対価として支払われているのは事実。
          しかし、ボーナスって今まで社会保障費の支払いの対象としては別枠扱いを受けていたり、会社が儲かった時には多く貰え、赤字の時には少ないというのもまた事実。会社によっては無しなんてこともある。
          そもそも、ボーナスって会社から見れば支払う義務は無い。
          そう考えるとね。
          税法上、利益の分配とすると、経費とは認められず法人税がかかる。だから、利益の分配か労働の対価かに分けるとすると、ボーナスは労働の対価扱いをしているだけだと俺は思っています。

          まぁ、どちらにせよ。
          経費が増えれば利益が減る。だから何らかの経費を削減する事になる。無尽蔵に金があるわけじゃないから。
          開発部門だけが収入を得る道が増えたら、他の社員とのバランスを取る事のなるのは当然だと思うが....
          親コメント
          • > 税法上、利益の分配とすると、経費とは認められず法人税がかかる。
            > だから、利益の分配か労働の対価かに分けるとすると、
            > ボーナスは労働の対価扱いをしているだけだと俺は思っています。

            ところが労働の対価と言い切ると、「月給制」なのにその一部を留保して半年ごとにまとめて支給するようなやり方は、
            労基法に引っかかります。(大ざっぱな表現であることはご容赦願います。)

            現在のボーナスって
            実はこの辺の微妙な駆け引きで存在しているんです。
            親コメント
        • >現在の労働対価であるボーナスとは 本来は無関係なんだよねぇ。

          ボーナスは現在の労働対価ではありません。労働対価は給与として
          もらってるでしょ。日本のサラリーマンはボーナスを貰って当然と
          思っているようだが、それは違う。特別賞与が本来の姿。
          業績が良くなければ、払わなくても良い。
        • >「特許で儲けた分を社員に還元する」ことと、現在の労働対価であるボーナスとは 本来は無関係なんだよねぇ。

          儲かってない労働は評価に値しないので、ボーナス評価も下がります。
          全然無関係じゃないわな。
      • 2億円請求して200万円余ですか。
        失う人間関係と、この裁判によって得られる人間関係その他諸々のことを考えると安いのか、高いのか、、。
        私は見合わない対価であると考えます。

        また、(原告が)仮に将来昇進し経営に携わるようにな
        • by Anonymous Coward on 2003年04月23日 0時40分 (#303411)
          元社員のACです。 確かこの人は既に退職しているはず
          あとこの特許関係では社内で別の人が有名になってて
          その陰に隠れてたみたいなんですね。
          で別の人の出してた特許は裁判では(最高裁ではない) 「特許性が認められない」とかなっていて原告の人の 特許が実は有効だった(かな?この辺ちょっといい加減)
          親コメント
        • 2億円請求して200万円余ですか。 失う人間関係と、この裁判によって得られる人間関係その他諸々のことを考えると安いのか、高いのか、、。私は見合わない対価であると考えます。

          彼の闘争の結果、今まで無視されてきた特許法と、企業内発明家の権利が守られたわけです。こういう貢献を

          • >>> 2億円請求して200万円余ですか。 失う人間関係と、
            >>> この裁判によって得られる人間関係その他諸々のことを考えると安いのか、高いのか、、。
            >>> 私は見合わない対価であると考えます。

            > 彼の闘争の結果、今まで無視されてきた特許法と、企業内発明家の権利が守られたわけです。
            > こういう貢献を矮小化するのはどうかと思います。

            元記事の方は 彼の成した貢献を矮小化しているのでは ないとおもいます。

            おっしゃる通り、この裁判での意義や波及は 現在係争している人や、企業内での特許を持つ人にとって「大きな貢献」だと思います。
    • 私自身、研究やってる企業技術者ですが、この流れはあまり歓迎していません。

      futoさんのおっしゃるようにやはり価値基準が難しく、予測不可能な面があるためです。技術なんてのは価値判断を"いつ"やるかによって全く評価は違うわけで、成功してから「ほら見たことか」と言うのは後出しじゃんけんですし、とても"科学的"態度とは言えません。成果の出やすい部門とそうでない部門の差も激しいですし、実際、"本当に"発明者が最初に発案したかもかなり怪しいのが実情です。

      こういった騒ぎを打上花火として利用するのはイイと思いますが、最終的には技術者の待遇改善というところに持っていかないと、本当に花火で終わってしまうような気がします。もう少し実のある議論が欲しいなぁと切に願います。
      親コメント

あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

処理中...