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発明の対価、最高裁のお墨付きに」記事へのコメント

  • 微妙 (スコア:2, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2003年04月22日 16時06分 (#303072)
    経営者の立場からみれば、
    雇用している社員の発明に対する対価として給与や規定の特別報酬・ボーナス等を支払っているわけであり、安い!といわれまして困りますな。
    逆に、会社が損失を出したら社員に対して、働きが悪いから利益が減少したのだから、過去に支払ったボーナスを返却してください!とは死んでも言えませんし。

    しかし、会社とは何なのか?といった事を労使共に考え直す切欠にはなる判決ではありました。
    社員が居て会社ですし、会社組織の中には直接会社を支えているわけでもない基礎研究部門もあり、その人々は研究成果が出るまでは他の社員に支えられているわけです、成功したから特別扱いできるのかといった部分には葛藤があります。

    とはいえ、今回のケースだとボーナスとしてなら1000万円程度なら支払うべきだとは思いますけどね、私なら役員に迎えて長く会社と共に歩んでもらうようにしますね。
    • Re:微妙 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2003年04月22日 16時24分 (#303087)
      > 会社が損失を出したら社員に対して、
      > 働きが悪いから利益が減少したのだから、
      > 過去に支払ったボーナスを返却してください!
      > とは死んでも言えませんし。

      そりゃそうだ。
      過去に支払ったボーナスは、過去の働きに対するモノ。
      過去にも働きが悪かったならばボーナスを払った時の評価が間違っていたのだし、
      今現在働きが悪いのならば今度のボーナスで相応の評価をすればよろしい。

      お宅の会社の社員が今現在働きが悪いのだとすれば、
      前回のボーナスが納得出来る金額では無かったのかも知れませんね。(^^;

      そもそも、損失を出したのは誰なんだ、って話で。
      それが明確ならば、その人に責任を取って貰えば良いんですが、
      明確じゃない場合は経営者の責任なので、社員に返せと言われても...。
      親コメント
      • by Anonymous Coward
        > 過去にも働きが悪かったならばボーナスを払った時の評価が間違っていたのだし、

        特許に対する報酬みたいなのは、どうなるかわからんでしょう、その時点で。
      • by Anonymous Coward
        >経営者の責任なので、社員に返せと言われても...。

        となれば、社員として開発した発明は会社のものであり
        報酬が安いからといって意義を争うことはタブーなのでは?

        それまでの給与が安いなら会社を辞めればよいわけですし、
        成功報酬はあくまで会社からの「ボーナス」ですよね。

        今回の場合だと、下手すると成功しなかったのかもしれませんし、
        その場合でも給与は支払われているわけですし難しいですよね。

        > お宅の会社の社員が今現在働きが悪いのだとすれば、

        あ、うちは損失はありません、ボーナスも給与も安いかもしれませんが、社員の方々にはとても頑張って頂いております。
        • Re:微妙 (スコア:1, 興味深い)

          by Anonymous Coward on 2003年04月22日 17時45分 (#303153)
          「会社に貢献した」という自負を満足させる必要があるのです。
          それは金に限ったことではありませんが、精神的に満たされねば金で満たすしかなくなります。

          内部の事情などうかがい知る術もありませんが、原告を軽く扱いすぎたんでしょう。
          親コメント
        • by Fortune (6210) on 2003年04月22日 18時04分 (#303174) 日記
          > となれば、社員として開発した発明は会社のものであり
          > 報酬が安いからといって意義を争うことはタブーなのでは?

          この考えは特許法の趣旨に反してますね。
          特許法35条3項
          従業者等は,職務発明について使用者等に特許を受ける権利等を承継させたときは,相当の対価の支払を受ける権利を有すること
          とあるので、まさに今回の判決で触れられた所かと。

          > 今回の場合だと、下手すると成功しなかったのかもしれませんし、
          > その場合でも給与は支払われているわけですし難しいですよね。
          これは難しくはないかと。給与(含む賞与)は特許報酬とは分けて考えるべきじゃないですか?
          ある特許が利益をもたらさなかったとしても、その特許開発の作業に対する対価(これが給与)は支払われて当然でしょう。

          で、その特許開発で利益が無いどころか損失になった場合は、特許報酬とは逆にその特許を立案した人にしかるべき責任を取ってもらえばいいわけで。
          親コメント
          • by chanbaba (13080) on 2003年04月23日 3時20分 (#303486) ホームページ
            >で、その特許開発で利益が無いどころか損失になった場合は、特許報酬とは逆にその特許を立案した人にしかるべき責任を取ってもらえばいいわけで。

            「その特許を立案した人」って、開発の着手を決めた人?それって開発者じゃなく大抵は経営者だよね。開発部門のトップの場合もあるだろうけど。労働者の場合はほとんど無いのでは?

            それと損失の計算って難しいよ。
            物が売れたり売れなかったりした原因が、営業にあるのか、開発力にあるのか、製造力にあるのか、小売店の力とかが絡み合ってて、金額出しても本当に正しい数字なのかは分からない。
            開発部門が独立採算でやっていたとしても、携わった人や過去の知識の蓄積、先輩などからのアドバイスなど色々あるよね。

            ライバルメーカーより良い製品を安い価格で提供出来る技術を開発しても、糞な営業力が原因で売れなく赤字になったとしたら、営業の連中は「開発費が原因で営業費用の予算が取れなかった。開発部門が原因」とか「ライバルより劣る技術だった」とか言うだろう。
            簡単に原因が解かれば誰も苦労しないよね。
            親コメント
        • by Anonymous Coward
          >となれば、社員として開発した発明は会社のものであり
          >報酬が安いからといって意義を争うことはタブーなのでは?

          儲かった場合のみ還元すれば良いことでしょう
          固定+歩合みたいに思えばよいのであ?
          無論固定の部分が気に入らなければ人はやめていくでしょうしね
          その辺はその人の能力によって、固定部分は人を確保していくための費用ってところでしょう

          >それ以外に会社や顧客との人間関係や仕事の充実感を
          >満喫するだけで幸せになったもの
          • by Anonymous Coward
            何かへンだぞ?

            特許が利益を上げれば報酬が支払われるのは良い(むしろ推奨)として、
            じゃあ無に帰したり役に立たなかったら、
            その場合の賃金は賃下げでOKってことなのかな?
            もしくは、固定部分が最初から異常に低いとか…。

            もし「役に立たなくても不問」ならみんなそればっかするだろうし、
            他の部署、特に労働対価が測りにくい間接部門はやる気を失うだろうね。
            社内で特許の奪い合いによ
            • by Anonymous Coward
              >特許が利益を上げれば報酬が支払われるのは良い(むしろ推奨)として、
              >じゃあ無に帰したり役に立たなかったら、
              >その場合の賃金は賃下げでOKってことなのかな?

              特許を書くことだけが仕事ならそれで良いのではないですか。

              大部分の技術者は、利益を生む(であろう)業
            • by Anonymous Coward
              いい悪いは別にして
              実際問題としてはそうならないでしょう。
              特許以外の開発もやらないといけないし
              特許は時間がかかってやっかいな仕事だというのが
              前の会社(OLで始まってSで終わる名前の会社)では
              一般的な考えでした。
              そうそう特許収入が入るわけではないし、
              時間かけてやってもサービス残業が増えるだけだし。。
    • Re:微妙 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by futo (10691) on 2003年04月22日 17時12分 (#303119) 日記
      >雇用している社員の発明に対する対価として給与や規定の特別報酬・ボーナス等を支払っているわけであり

      給与やボーナスは発明に対する対価じゃなくて、労働に対する対価なのでは?
      で、発明に対しては、特別報酬は定められてるかもしれないけど、相当とは言えない場合があるよ、と言うのが今回の判決なんじゃないかと思います。
      あなたの会社が、特別報酬に、どんな発明にでも数千万円支払っているならともかく、数万円では、数十億円の利益貢献に対しては、不当だよと言う主旨なのでは無いでしょうか。必要十分な報酬を与えているのであれば、それで問題ないのでは?

      >働きが悪いから利益が減少したのだから、過去に支払ったボーナスを返却してください!とは死んでも言えませんし。

      普通、賞与は、当期の会社の業績に対して与えられるものですよね?
      利益が減少したなら、与えなければいいだけの話で、何も過去に遡らなくていいはず。
      特許に関しても、優れた発明のおかげで、業績があがったのなら、それに連動する形で、報酬も与えていけば、別に返せなんて話にならないのでは?

      >その人々は研究成果が出るまでは他の社員に支えられているわけです

      成果を出さなくても、また優れた発明を全然しなくても、出した社員と全く同じように扱う方が、(成果を出した社員に対して)不公平だと思いますけど、そうでは無いですか?
      親コメント
      • Re:微妙 (スコア:2, 興味深い)

        by Magicat (12918) on 2003年04月22日 18時59分 (#303208)

        日本で言う「ボーナス」は、bonus 本来の「成果に応じた御褒美」という意味はほとんどないですね。

        日本的な習慣では「月々の給与の一部をプールしておいて、それを決まった時期にもらう」金額が大部分を占めているわけで、だから「年間のボーナスは4ヶ月分」というようにあらかじめ金額の目安がつけられるわけですよね。
        それは「社員の生活にボーナスとしての収入が既に組み込まれちゃってる」ということで、『利益が減少したなら、与えなければいいだけ』とはちょっと乱暴かな。

        『優れた発明のおかげで業績が上がったら、それに連動する形で社員に還元する』システムを備えていない、あるいはそういうシステムを作り上げることがすごく難しいということが、現在の社畜機構の問題なんでしょう。
        自分もごくごく小さな会社の経営に携わっていますが、働いていて楽しいと思ってくれる会社システムを作るのは本当に難しいと思います。
        幸いにも、扱いに困るような大発明には今のところ巡り合っていませんけど。:-)

        --
        -- 環境負荷に配慮して言葉のオブラートを少なめにしています --
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        • by futo (10691) on 2003年04月22日 19時40分 (#303228) 日記
          主旨を理解していただきたいのですが、
          私は、ボーナスがどういう性質のものであるかは議論していません。
          会社によって、いろいろ個別事情があると思いますし。

          言いたかったのは、当期に対して支払われるものに対して、過去に遡って返せと言うことにはならないでしょう、という話です。
          ボーナスだって、当期の利益が少なければ、春闘の結果(?)多少の減少がある場合もあるんじゃないですか?
          絶対4ヶ月分と固定で決まってるわけじゃないんでしょう?
          会社が傾いても、倒産間際になっても、それでも4ヶ月分死守してるわけじゃないでしょう?
          でも、そんなになっても、倒産寸前だから過去のボーナスを返せと言う事にはならないでしょう?

          そういう話です。

          当期、すごく利益が出たなら、ボーナスとして社員に還元してもらいたいし、それが特許に基づくものであれば、そのうちの特許が貢献した分を、発明者に還元する、そういう風に相当の対価を考えたらいかがでしょうか? と言う事を、#303072の方に言ってるだけです。

          もっとも、この最高裁の判決によれば、支払い時期は、会社が自由に決めていいみたいなので、プールしておいて、最後に支払いもありかな、とは思いますが。
          ただ、そうすると、会社が危なくなると、退職積立金みたいに知らないうちに取り崩されてたりするのは、嫌かな。(笑)
          親コメント
          • それを量るシステムを作り上げないといけないですね。
            今回のケースでは、明らかに褒賞金額が低すぎるだろうと私も思いますよ。

            当期、すごく利益が出たなら、ボーナスとして社員に還元してもらいたいし、それが特許に基づくものであれば、そのうちの特許が貢献した分を、発明者に還元する、そういう風に相当の対価を考えたらいかがでしょうか?

            この『対価を考える』ことがすごく難しいんですよ。
            会社にはさまざまな業務の社員がいてみんなで協力しながら利益を生み出しています(足を引っ張るヤツもいるという茶々はおいといて)。
            そういう人たちが「ある大発明に由来する利益に対してそれぞれどのくらい貢献したのか」を判断する材料としては何があるのか、なかなか即答できる問題ではありません。

            それをやろうとする試みには業績評価制度とかいろいろありますが、現状ではまだ荒削りでうまく機能していない印象のほうが強いです。
            このあたり、まだまだ経営側の努力が足りません。

            ボーナスの性質については、おっしゃるとおり一般論で話すことはできませんね。
            ただ、「赤字企業でもボーナスは出ているというのは珍しくない」という事実で、日本的ボーナスの微妙な性質を読み取っていただきたいと思います。
            そのようにして支払われたボーナスの原資は、定期昇給の凍結とか残業代カットなどでまかなわれることも多く、結果的に「ボーナス分の返上」となってしまうように見受けられます。

            --
            -- 環境負荷に配慮して言葉のオブラートを少なめにしています --
            親コメント
          • by Anonymous Coward
            社員は、不満、経営者は、不安。
        • by Anonymous Coward
          > 日本で言う「ボーナス」は、bonus 本来の
          > 「成果に応じた御褒美」という意味はほとんどないですね。

          「無かった」と過去形にしていただけませんか?(^^;
          最近流行の「業績評価制度」と言うものを採用していると、
          成果に応じた報酬以外の何物でもなくなりますので、

          # そして私は、前期の業績が低い=ボーナスを期待出来ない。
          • by Anonymous Coward
            | > 「成果に応じた御褒美」という意味はほとんどないですね。

            ボーナス=「月々の給与の一部をプールしておいて、それを決まった時期にも
            らう」ものということだとすると、無いのは「意味」だけではなくて「成果に
            応じたご褒美」自体ですよね。

            |「無かった」と過去形にしていただけませんか?(^^;

            実体は色々だと思いますけど語感だけで言ったら「業績評価制度」に基づくボー
            ナスってご褒美じゃなくて利益分配の修正部分という感じがします。
    • by Anonymous Coward
      特許をとれ、発明しろ。(そのためには何でも支援する?)
      と指示をだして、お金をだして、いたのに。

      発明ができたとたんに、俺の物だは、あんまりだ。
      あんまりだ。あんまりだ。あんまりだ。

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