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JASRACは編曲権・翻案権を管理していないため、既存曲をカバーする際にはJASRACとは別に、編曲の許可を著作者から得ないといけないという。(実際にそうしているかは知らない)
記事では小説の映像化を例にしているが、これは翻案権の範疇だろう。翻案権を管理しないなら、著作者と個別交渉しなければならない問題は結局解決しない。
翻案権を管理するなら、音楽の問題解決が先ではないか。
既存の音楽作品を、編曲したり、替歌にしたり、詞を翻訳するなど、改変して公表する場合には、事前に原作品の著作権者の許諾を得る必要があります(著作権法第27条)。JASRACは、これらの権利については管理委託を受けていないため、音楽出版者などの著作権者から、直接、許諾を得ていただくことになります。一般社団法人日本音楽著作権協会「編曲権・翻案権・翻訳権(著作権法第27条の権利) [jasrac.or.jp]」
ということで、JASRAC管理曲の翻案権に関して法律を厳密に守っているのか、それとも暗黙の了解でやっているのかというのが質問のポイントです。さて、この質問に対する安藤氏の答は私のほぼ予想通りで「昔はしていなかったが、大地讃頌の件があって以来、翻案権の許諾を取ることが多くなった。ただ現在でもすべてのケースでしているわけではない。私が相談を求められてたなら音楽出版者(=著作権者)に許可を取ることをお勧めしている」とのことでした(同一性保持権についても聞いておくべきでしたが聞き忘れてしまいました)。栗原潔「カバー曲のCD制作における編曲権処理について [techvisor.jp]」2012/03/26
ということで、JASRAC管理曲の翻案権に関して法律を厳密に守っているのか、それとも暗黙の了解でやっているのかというのが質問のポイントです。
さて、この質問に対する安藤氏の答は私のほぼ予想通りで「昔はしていなかったが、大地讃頌の件があって以来、翻案権の許諾を取ることが多くなった。ただ現在でもすべてのケースでしているわけではない。私が相談を求められてたなら音楽出版者(=著作権者)に許可を取ることをお勧めしている」とのことでした(同一性保持権についても聞いておくべきでしたが聞き忘れてしまいました)。栗原潔「カバー曲のCD制作における編曲権処理について [techvisor.jp]」2012/03/26
> 「美術も文芸もJASRACで全部(許諾を)取れちゃうとなれば、利用者には一番よい」と意欲を示したという。これの真意は「~に関わる場合は必ずJASRACに金を払えば使用権が得られる」ではなくて「~に関わる場合は必ずJASRACに金を払う必要がある」というルールを作りたいという話。あえて利点をあげるとすれば「とりあえずどこかに金払っとけば安心(実際は自己責任なのでアウト)」という心理に持ち込める事。でも実際には何の意味もない。
権利の侵害が起きていたり手間がかかっている部分も存在するが、JASRACはそれを解決するという主張のもとに市場全体に税金のような利
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
編曲権・翻案権はJASRACは管理していない (スコア:5, 興味深い)
JASRACは編曲権・翻案権を管理していないため、既存曲をカバーする際にはJASRACとは別に、編曲の許可を著作者から得ないといけないという。
(実際にそうしているかは知らない)
記事では小説の映像化を例にしているが、これは翻案権の範疇だろう。
翻案権を管理しないなら、著作者と個別交渉しなければならない問題は結局解決しない。
翻案権を管理するなら、音楽の問題解決が先ではないか。
Re: (スコア:0)
> 「美術も文芸もJASRACで全部(許諾を)取れちゃうとなれば、利用者には一番よい」と意欲を示したという。
これの真意は「~に関わる場合は必ずJASRACに金を払えば使用権が得られる」
ではなくて「~に関わる場合は必ずJASRACに金を払う必要がある」
というルールを作りたいという話。あえて利点をあげるとすれば
「とりあえずどこかに金払っとけば安心(実際は自己責任なのでアウト)」
という心理に持ち込める事。でも実際には何の意味もない。
権利の侵害が起きていたり手間がかかっている部分も存在するが、
JASRACはそれを解決するという主張のもとに市場全体に税金のような利