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北海道と四国は何で単独にしちゃったんでしょうねえとてもやっていけそうに見えない…儲かる数路線以外全部廃止とかやらせてもらえるんだろうか?
そら赤字でやっていけないからこそじゃね。誰だって「よその赤字なのに、なんでオレらが支払わにゃならんの?」ってなるのは当然。
北海道と四国が赤字で経営が維持できないというのなら、失敗の原因は単独で切り離したことではなく、採算われ地域にまで無駄な鉄道をひいてしまったことだ。どうせ「今後、人口も利用者も右肩上がりで増え続ければ黒字は達成できるはずだ」みたいな、取らぬ狸の皮算用だったんじゃね?
もともと国の鉄道だったので、黒字はそもそも目的ではありません。国土の発展に貢献する、ということが国鉄の目的です。だから、当初の北海道では産業も人口もない原野に鉄道を引いています。交通手段をまず造ることで、その周辺を開拓して行こうという国策だったから、採算など問題ではなかったのです。元コメはそこを勘違いしている。
自動車が充分鉄道を代替可能になってからは、そういう国策の意義が失われたから、その認識が浸透して実行に移されるまでのタイムラグはあったけれど、本当に利用の少ないところは切り捨てた上で、残りは民間の収益ベースでやらせる、民営化をすることになった、ということです。
だから、需要の少ない路線を残すことに公共性があると考えるなら、第三セクター鉄道のような公的資金を注ぎ込む形態を導入するし、そうでないならさらに廃止を進める、というのがまっとうな方策です。方針の変化を把握せずに現代の採算割れ鉄道は無駄みたいな発想を持ち出しても、意味がないです。
> 当初の北海道では産業も人口もない原野
原野,具体的にいえば森林資源こそが戦前の日本,最大の富の源泉であり,全国で人のいない森林に鉄道が数多く引かれたのですよ。その後,国防目的が加わった。
旅客が儲かるようになって経営の中心を占めていったのは,満員電車でも文句を言わず,設備投資を最小で利益が最大化できるようになった70年代以降です。
森林は資源であっても、それ単体では産業ではないですね。産業とするためには、まず輸送手段を整備する必要があったわけで、結局「産業も人口もない原野に整備」というのは違いがないです。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
無理 (スコア:0)
北海道と四国は何で単独にしちゃったんでしょうねえ
とてもやっていけそうに見えない…
儲かる数路線以外全部廃止とかやらせてもらえるんだろうか?
Re: (スコア:0)
そら赤字でやっていけないからこそじゃね。
誰だって「よその赤字なのに、なんでオレらが支払わにゃならんの?」ってなるのは当然。
北海道と四国が赤字で経営が維持できないというのなら、失敗の原因は単独で切り離したことではなく、
採算われ地域にまで無駄な鉄道をひいてしまったことだ。どうせ「今後、人口も利用者も右肩上がりで
増え続ければ黒字は達成できるはずだ」みたいな、取らぬ狸の皮算用だったんじゃね?
Re:無理 (スコア:5, 興味深い)
もともと国の鉄道だったので、黒字はそもそも目的ではありません。
国土の発展に貢献する、ということが国鉄の目的です。
だから、当初の北海道では産業も人口もない原野に鉄道を引いています。
交通手段をまず造ることで、その周辺を開拓して行こうという国策だったから、
採算など問題ではなかったのです。
元コメはそこを勘違いしている。
自動車が充分鉄道を代替可能になってからは、そういう国策の意義が失われたから、
その認識が浸透して実行に移されるまでのタイムラグはあったけれど、
本当に利用の少ないところは切り捨てた上で、残りは民間の収益ベースでやらせる、
民営化をすることになった、ということです。
だから、需要の少ない路線を残すことに公共性があると考えるなら、
第三セクター鉄道のような公的資金を注ぎ込む形態を導入するし、
そうでないならさらに廃止を進める、というのがまっとうな方策です。
方針の変化を把握せずに現代の採算割れ鉄道は無駄みたいな発想を持ち出しても、
意味がないです。
Re: (スコア:0)
> 当初の北海道では産業も人口もない原野
原野,具体的にいえば森林資源こそが戦前の日本,最大の富の源泉であり,全国で人のいない森林に鉄道が数多く引かれたのですよ。その後,国防目的が加わった。
旅客が儲かるようになって経営の中心を占めていったのは,満員電車でも文句を言わず,設備投資を最小で利益が最大化できるようになった70年代以降です。
Re:無理 (スコア:1)
森林は資源であっても、それ単体では産業ではないですね。
産業とするためには、まず輸送手段を整備する必要があったわけで、
結局「産業も人口もない原野に整備」というのは違いがないです。